Bioworks、千葉県南房総市にてラム酒を製造するペナシュール房総と地域活性プロジェクトを始動
第一弾として、ラム酒と共通の原料であるサトウキビ由来のカーボンニュートラルな新素材PlaX™のTシャツを販売開始
本プロジェクト開始の背景
Bioworksは、サトウキビ由来の新素材PlaX™の研究開発および製造販売と並行して、素材を通じた循環型社会の実装に挑戦しています。ペナシュール房総は、原料であるサトウキビの栽培からラム酒の製造販売までを一貫して行っております。
サトウキビ原料の製品を製造し販売するという両社の共通点をもとに、このたび循環型社会の実装および南房総の活性化を目指すプロジェクトを共創することとなりました。その第一歩として、PlaX™生地のTシャツを販売いたします。
酒造会社であるペナシュール房総と環境素材会社であるBioworksの新たなコラボレーションを通じて、サトウキビという素材を活用した循環型社会の実装、および南房総市の新たな魅力による地域活性を目指します。
コラボレーションTシャツについて
今回販売されるコラボレーションTシャツには2種類のデザインおよびそれぞれ長袖・半袖の4つのバリエーションをご用意しております。フロント部分にはペナシュール房総が製造するラム酒のボトルデザインにも採用されているロゴを配置し、背面には限定コラボレーションのクレジットをプリントしています。
生地に使用されている素材PlaX™は、植物由来かつ生分解性を有しており、既存の化学合成繊維であるポリエステルに比べ、糸製造時や焼却処分時にCO2排出を削減することができる環境配慮型の新素材です。TシャツはPlaX™100%の生地を採用し、ハリのある質感とゆとりを持ったオーバーサイズのシルエットに仕上げています。
BOSO Rhum x PlaX™ Short Sleeve Tee / Pocket Short Sleeve Tee 7,700円(税込)
BOSO Rhum x PlaX™ Long Sleeve Tee / Pocket Long Sleeve Tee 8,800円(税込)
Tシャツ販売イベントとラム酒試飲会のご案内
Bioworksとペナシュール房総のコラボレーションTシャツは、現在NEWoMan横浜で開催中のポップアップストア「NEXT ESSENTIAL STORE」にて11月23日(木・祝)より販売開始いたします。同日にペナシュール房総が製造するラム酒「BOSO Rhum blanc Fleur -花-」と「BOSO Rhum Fleur -花- Contient de la mélasse」の試飲会も同時開催いたしますので、ぜひお立ち寄りください。
イベント開催日程:2023年11月23日(木・祝)
販売場所:NEWoMan横浜7F「NEXT ESSENTIAL STORE」7F
神奈川県横浜市西区南幸1丁目1−1
営業時間:平日11:00〜20:00|休日10:00〜20:00
試飲会イベント開催時間:15:00〜17:00
・ 提供されるラム酒には数量の上限がございますので、時間帯よって試飲が無くなる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
・ 20歳未満の方、直後にお車を運転される方はご参加いただけません。
・ 食べ物の持ち込みはご遠慮下さい。
・ 泥酔によるトラブルが発生した場合は、利用時間内であってもスタッフの指示によりご退出いただきます。
・ 施設内にて汚損・物損事故を起こしてしまった場合には、その修繕等にかかった費用をご負担いただきます。
ペナシュール房総代表 青木大成氏 コメント
私たちペナシュール房総は、南房総でサトウキビからラム酒までを一貫生産している酒造メーカーです。独自の自然農法である「房総環境活用農法(Boso Environmental Utilization Agriculture)」でサトウキビを生産することで、ラム酒製造の副産物となるバガス(サトウキビの搾りかす)や蒸溜廃液をも資源として活用し、サトウキビのゼロエミッションを目指しています。
このたび、Bioworks様からサトウキビつながりでのコラボレーションの提案をいただき、同じ原材料を使用するクラフトメーカーというだけでなく、サステナブルなコンセプトや微生物を活用した事業内容にも大きなシンパシーを感じて協働を決めました。
第1弾となるロゴ入りTシャツは、両社のモノづくりに対する想いと願いを込めたシンボリックなアイテムとなっています。一度着用してみるとPlaxの質感からいろいろなメッセージが伝わってきます。そしてラム酒が奏でる楽しさやサトウキビ畑に吹くやさしい風を感じることもできます。
「なんて気持ちいいTシャツだろう」
最初に袖を通したとき、そんな言葉が自然に出ました。
Farmer & Distiller 青木大成
ペナシュール房総について
ペナシュール房総は、関東随一のサトウキビ栽培適地である千葉県南房総市で自社農園を保有し、サトウキビの自然栽培からラム酒の製造および熟成までを手掛けています。
サトウキビの生産を通じて、耕作放棄地の再生や援農による交流人口の増加に貢献し、サトウキビを絞ったあとに残る廃棄物「バガス」を牛の飼料とする耕畜連携など、地域とつながりを持つことでサスティナブルな事業を確立しています。
廃棄物となる「バガス」は、ラム酒製造の拠点「房総大井倉蒸溜所」や隣接する宿泊施設「大井倉宿せいざん」の薪ボイラーの熱資源としての活用など、環境配慮への取り組みも進めています。
PlaX™とは
「PlaX™」は、サトウキビなどの植物を原料とするバイオプラスチック「ポリ乳酸(PLA)」に、当社が独自に開発した「植物由来の添加剤」を加えることで、品質と機能をアップデートしたカーボンニュートラルな新しい素材です。
石油由来の合成繊維であるポリエステルなどの代替はもちろん、新たな用途への展開も進む新しい素材として世界的に注目を集めています。
《PlaX™の特長》
・ポリエステルと比較して糸製造時のCO2排出量を41%削減。
・微生物によって水やCO2に分解される「生分解性」を持つ。
・廃棄物から同等の素材を再生産する「ケミカルリサイクル」と相性が良く、資源を循環させるクローズドループの実現に向けた研究開発が進む。
・焼却廃棄時のCO2排出量を大幅削減。ダイオキシンなどの有害物質も発生しない。
Bioworksについて
Bioworksは2015年に設立したスタートアップです。ポリ乳酸新素材「PlaX™」の研究・開発を背景とするプランニング・プロデュースによって地球と人類がともに健やかに生きられる未来を生み出していくマテリアルクリエイションカンパニーとして、持続可能な循環型社会の実現を目指します。
■ Bioworks株式会社
代表取締役CEO :今井行弘
本社 :京都府相楽郡精華町光台1-7けいはんなプラザラボ棟7F
設立 :2015年
資本金 :17億7,285万円(資本準備金含む)/ 2023年9月時点
事業内容 :改質ポリ乳酸コンパウンド(PlaX™)及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
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