全社員が映画館に集結!年に一度の伝統行事「全体会議」 開催レポート
開催日:9月5日(金)/ 場所:イオンシネマ金沢フォーラス
葬祭商品の企画・課題解決・提供をトータルでサポートする三和物産(本社:石川県金沢市 代表取締役:⻄河誠人)は、9月5日、イオンシネマ金沢フォーラスにて「69期全体会議」を開催しました。“未来への扉”をテーマに開催されたこのイベントには、三和物産の社員80名とゲスト20名の計100名が参加しました。

「全体会議」は、1956年から毎年開催されている三和物産の全社員が参加する伝統行事で、当社を象徴する取り組みの一つです。第69回目を迎える今年は、創業以来初となる映画館での開催となりました。
会のオープニングには「会社や自分の変化」をテーマにしたミニワークが行われました。参加者はこれまでの経験を振り返りながら「会社が変わったと思うポイント」と「自分が変わったと思うポイント」を紙に書き出して整理し、考えを発表し合いました。


ミニワークを通じて会場の雰囲気が温まったところで、現在三和物産が進めている4つのプロジェクトが紹介されました。
はじめに紹介されたのは、「宣伝会議賞プロジェクト」。三和物産は2024年の「宣伝会議賞」において、オリジナル棺「桜風」を広く知ってもらうことを目的にしたアイデアを募集しました。その結果、三和物産宛に寄せられたアイデアの中から、「眞木準賞」と「シルバー賞」が選出される快挙を成し遂げました。


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次に紹介されたのは、これまでにない“飾れる骨壺”を展示・販売するアートフェア「A・LIFE・FROM・DEATH」。かつて日本の家々には仏間があり、日々の暮らしの中で先祖や亡き人を偲ぶ習慣がありました。しかし昨今はそうした空間を持たない住宅も増えるなど、死と向き合う機会が少しずつ失われている現状があります。本展では「死を感じる場を日常へ」というコンセプトのもと、国内外で高い評価を得る9名のアーティストが「骨壺」をテーマにアート作品を制作。17点のアート骨壺が展示・販売され、本展の来場者からは「死という避けられがちなものをアートで解決しようとする試みが興味深い」「これまでに見たことのないユニークな骨壺で大変興味深く、工芸を超えた新しいアートの可能性を感じた」といった声が寄せられました。


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3つ目に紹介されたのは「死んだ母の日展」。母の日に合わせて、亡き母へ宛てた手紙をオンライン上で募集するイベントです。発起人は、14歳のときに母親を乳がんで亡くした経験を持つ、中澤希公さん。2022年の初開催からこれまで2,000通を超える手紙が寄せられています。今年は「死んだ母の日展 ―すって、はいて、たしかに、そこに―」と題して、初めてのリアル展覧会にもチャレンジ。三和物産も、その運営をサポートしました。会場では「母親とのささやかな時間」をテーマに中澤さんが制作した10点の作品が展示され、来場者に家族と過ごす時間の尊さを伝えるきっかけを生み出しました。


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最後は「新卒採用プロジェクト」が紹介されました。三和物産では今年4月、2名の新入社員を迎える「2025年度新卒入社式」を“お葬式はもっと自由でいい”といったコンセプトを掲げるセレモニーホール「muni」で開催しました。この取り組みには、葬儀業界に根強い「悲しい」「暗い」といったイメージを超え、業界が持つ可能性や柔軟性を伝えたいという思いが込められています。さらには新卒採用サイトやInstagramも開設するなど、次世代人材の獲得に向けた情報発信を強化しています。


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これら4つのプロジェクトが紹介された後、「ヤバわんグランプリ」がスタート。このグランプリは「三和のここがおもしろい」、「入社してからの自分史上最大の進化」などをテーマにしたプレゼンテーション大会です。熾烈な社内予選を勝ち抜いた吉田さん、出口さん、村上さんの3名がファイナリストとして登壇しました。グランプリではそれぞれがこれまでの経験や挫折、そしてこれからの展望をオリジナリティあふれる工夫を交えながら発表。観客投票による接戦の末、吉田さんが最優秀賞に輝きました。

全体会議の中では、三和物産のインターン生6名によるコンテンツ「スタンディングオベーション」も開催されました。これは、誰かの発表に対して、どんな発表であってもスタンディングオベーションをするというユニークな取り組みです。大勢の人の前に立ち、勇気を持って自身の考えを伝えた方を全力で讃えるという、まさに三和物産の文化を体現した企画となりました。


会の締めくくりには、三和物産の西河さんが「挑戦と変化を恐れず、仲間とともに未来の扉を開いていこう」とメッセージを送りました。その後はエンドロール映像が上映され、約4時間にわたる第69回全体会議が幕を閉じました。


三和物産について
「つながりが実感できる新たな別れのカタチをつくる」をミッションに掲げる葬祭用品メーカーです。死や別れがタブー視される傾向にある日本の現状に対して「死生観のリデザイン」を掲げ、死から生をポジティブに考えてもいい社会をつくることを目指しています。

社名:三和物産株式会社
事業内容:葬祭用品の製造販売
代表者:西河誠人(代表取締役)
本社所在地:〒920-0031 石川県金沢市広岡3丁目1番1号金沢パークビル9F(金沢本社)
支社:東京支店、大阪支店、福岡支店、名古屋工場、神奈川工場、札幌営業所
創業:1959年4月9日
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