テーマは”働くドキュメンタリー”。インビジョン株式会社、コーポレートサイト&採用サイトリニューアル

インビジョン株式会社

2025年7月16日 18時00分

「働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす」という志のもと、企業の採用・組織開発を行うインビジョン株式会社。2025年4月1日(火）にコーポレートサイト、5月16日（金）に採用サイトをリニューアルしました。コーポレートサイト、採用サイトに共通するテーマは「働くドキュメンタリー」。

おダシ屋なのに広報は薄味？

2020年、企業コンセプト「企業や地域のおダシ屋」にリブランディングしたインビジョン。企業の採用活動・組織開発における「アク取り」（固定概念を取り除き、効率化する）、「おダシ」(＝らしさを引き出す）を提供価値とし、コーポレートサイトでも打ち出してきた。しかし5年経ち、代表・吉田のメモ帳には「おダシ屋なのに広報は薄味？思わずポン酢をかけたくなる仕上がり」という気づきが。18期に向けて、コーポレートサイト、採用のリニューアルを意思決定。満を持して2024年10月プロジェクトチームを発足。

”甦れ、日本のチーム力”

今回で5回目のコーポレートリニューアル。想いの詰まったものを作る時って、半端な気持ちでは太刀打ちできない。ブランド方針自体をアップデートし、コーポレートサイトに詰め込んでいくものの、10月、11月、12月、1月...サーッと時は流れた。「やばい、ワクワクしていない」脳内アラートが鳴り止まず、2月に入り、ストレートな気持ちを皆に打ち明けた。そこから、アートディレクションの社内最高チェック機関である”鬼門”をプロジェクトに招集。このページって意味あるか？この言葉って一般論なんじゃないか？議論しながら、インビジョンらしくないコンテンツは「アク取り」していった。さらにおダシ＝うちらしいコンテンツを追加。ここで決まったコンセプトが「甦れ、日本のチーム力」。インビジョンが志を実現するために最も向き合うことは何か？改めて言語化したミッションである「100年先まで承継する、粋なチームを育てる」。これを道徳・ビジネス両面の発信に落とし込んだ。道徳面ではど真ん中の価値観を解説する「志・義憤・信念」ページはイラストを交えてアップデート。ビジネス面では当社の提供価値を「アク取り」→「捨てる」「整える」、「おダシ」→「育てる」「届ける」に細分化し、それぞれの価値を提供するプロダクト・サービスの詳細ページを設置。さらに実績紹介ページも新設し、お客様との具体的な取り組みのストーリーを発信。サイト全体のデザインも日本らしさ×わかりやすさのバランスを細かく調整。おまけにギミックとしてドローン、御神輿、だるま...インビジョンらしい遊び心あるアイテムをのっけつつ、ギリギリ間に合ったコーポレートサイト。ぜひ巡ってみてほしいです。

インビジョン株式会社　コーポレートサイト

https://www.invision-inc.jp/

”やってみよう”

2025年、弊社の伸び代第１位は採用広報だ。採用活動を再開したものの、目標未達が続く。旧コンセプト「船に乗るより漕ぐ」では、求職者に「熱い！面白そう！」と薄っぺらい印象を与えていた。どうすれば生々しい温度感が伝わるか。代表・誠吾さんと戦略人事・智菜さんで新サイトの方向性をブレスト。智菜さんは誠吾さんへ三時間にわたる創業秘話を取材。「自分たちがトライ＆エラーしている様子をそのまま伝えよう」と気づいた誠吾さんは、ある言葉をメモ。偶然にも智菜さんから同時に届いたチャットにも書かれていた。「やってみよう。」こうして新たな採用コンセプトが決定。社員の“やってみた”エピソードを、映像クリエイター・植松が動画化。採用サイトのメイン企画だ。サイト全体で表現したかった事は「ラギッド、無骨、荒削り、ストリートサバイバー、アウトロー、アンダーグラウンド」といった世界観。しかし、思うようなラギッド感がなかなかデザインに反映されない。誠吾さんは植松に相談。智菜さんも「スニーカーはハイテクよりローテク、デニムはウォッシュよりバキバキの生デニム」と追加情報をチャット。「洗練より“味”。機能美よりストーリー重視。超分かりやすい！」と植松から即レス。——こいつ、受け取ってんじゃん！興奮冷めやらぬ中、「超見えたかもです！」と共有されたデザイン案には、生々しいインビジョンらしさが宿っていた。幾度かの奇跡的なシンクロを経て仕上がった採用サイト、粋な大人たちに届け！