三井不動産「&mog」と立命館大学が「Sustainable Food Night 特別編」でコラボレーション。「持続可能な食づくり」を徹底討論するトークイベントを5月16日開催。【イベントレポート】

約50名が集い、数百兆以上の食領域における市場に挑み、ソーシャルインパクトを生み出す産学連携の可能性を討論

SFA

Sustainable Food Asiaは、三井不動産「&mog by Mitsui Fudosan」、立命館大学との共催にて、「Sustainable Food Night 特別編」を2024年5月16日に開催しました。

食の課題解決のために大学とスタートアップの連携可能性を模索する本イベントには食関連の事業に携わる起業家や食課題に関心の高い立命館大学食マネジメント学部の学生など約50名が集い、「持続可能な食づくり」を徹底討論するトークイベントに加え、様々なフードテック企業の食材10種類以上を用いた食事を楽しむ試食懇親会も実施しました。

(集合写真)約50名の食関連の事業に携わる起業家や食課題に関心の高い立命館大学食マネジメント学部の学生たちが集う

東南アジア企業と協力しサステナブルな⾷材の研究開発に取り組む、Sustainable Food Asia株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役CEO:海野 慧 以下SFA)は、三井不動産「&mog by Mitsui Fudosan」と立命館大学と共催で、「Sustainable Food Night 特別編」を2024年5月16日に東京ミッドタウン八重洲スタジオにて開催し、参加者約50名と共に「立命館大学がなぜ持続可能な食づくりに注力をするのか?大学とスタートアップの連携可能性」を徹底討論することを通じ、食の課題解決のための可能性を模索しました。

学校法人立命館財務部 部長 酒井 克也 氏、立命館大学OBである株式会社ARK 代表取締役 竹之下 航洋 氏、ナオライ株式会社 代表取締役 三宅 紘一郎 氏をゲストに迎えたトークイベントに加え、様々なフードテック企業の食材10種類以上を用いた食事を楽しむ試食懇親会を実施しました。

「Sustainable Food Night」はSFAが、虎ノ門・新虎小屋のサステナブルフードを展開する企業や商品のショーケース「Sustainable Food Museum」にて開催する、フードテック領域の最新情報やテーマを設定した月次イベントです。今回のイベントは、その特別編として開催するもので、三井不動産がハード・ソフトの両面から食のイノベーションを創出するプラットフォーム「&mog by Mitsui Fudosan」を、東京・日本橋で本格始動したことに伴い、食マネジメント学部を擁する立命館大学とコラボレーションすることで実現したものです。

トークセッションでは、現状の数百兆円市場に加えポテンシャルの大きい食業界において、社会課題に対し真にインパクトのある事業をいかにして成功に導くか、登壇者それぞれの立場からの見解と今後の展望について、熱い討論が行われました。

「&mog」パートナーである立命館大学からは、「&mog」との更なる連携の強化や未来の食産業をリードする人材・事業の創出、理想的な産学連携の在り方を模索・推進などをしていきたい旨のコメントがありました。

令和5年度大学発ベンチャー実態等調査で10位である立命館大学では、RIMIXという起業支援プラットフォームづくり、そしてRSIFというインパクト投資の取り組みを進めています。

セッションの中では、出資の際は創業者の課題解決への熱意を重要視しながら、社会課題に対し真にインパクトがある事業を支援の対象としていることが説明され、実際の出資に至るまでの経緯にも触れました。

また、ナオライ社、アーク社が現状どのような共同研究を大学と進めているかの事例に触れつつ、食業界における理想的な産学連携の在り方や可能性についても議論を重ねました。

次回の月次イベント「Sustainable Food Night」は2024年5月23日に「100%食品廃棄物から作る新素材(特許技術)」をコア技術として用いて、廃棄されるものから作る新素材の開発・販売を行なっているfabula株式会社の町⽥ 紘太 氏をゲストに迎えて開催予定*です。

また、SFAは今後も世界の食糧課題を解決できるムーブメントを起こすべく、本イベントのような産学連携を促進する活動にも積極的に取り組んでまいります。

本イベントの詳細なレポートを下記「Sustainable Food Asia公式note」にて公開しております。これまでに開催したイベントレポートも含めてぜひご覧ください。

https://note.com/sfaofficial/n/nf68cf718347e


*次回「Sustainable Food Night」の詳細並びにお申込方法については下記よりご覧ください。

https://peatix.com/event/3917319/view


【イベント概要】

イベント名: Sustainable Food Night 特別編

開催日時: 2024年5月16日(木)

会場: 東京ミッドタウン八重洲スタジオ

https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/conference )

住所: 東京都中央区八重洲二丁目2番1号

参加料金: トークセッション参加チケット/懇親会付き 無料(招待制)

主催: 三井不動産株式会社・立命館大学・Sustainable Food Asia株式会社

URL: https://peatix.com/event/3933109

【プログラム内容】

1)トークセッション

 「立命館大学が持続可能な食づくりに力を入れる理由とは?

 大学とスタートアップが連携することによる課題解決可能性を徹底討論。」

▼トークセッション ゲスト

 学校法人立命館財務部 部長 酒井 克也 氏

 株式会社ARK 代表取締役 竹之下 航洋 氏

 ナオライ株式会社 代表取締役 三宅 紘一郎 氏

▼モデレーター

 Sustainable Food Asia株式会社 代表取締役 海野 慧

2)試食を兼ねた懇親会

▼試食内容(サステナブル食材とメニュー)(※多少の変更可能性あり)

①株式会社ARK ヤイトハタ

・ヤイトハタのカルパッチョ

・ヤイトハタのドンマイン塩焼き

②合同会社シーベジタブル すじあおのり

・すじあおのりのガーリックトースト

・季節野菜のすじあおのりフリット

③UMAMI UNITED JAPAN 株式会社 EGG パウダー・らくぷりんミックス

・UMAMI EGGのフリッタータ

・黒糖ミルクプリン

④テーブルマーク株式会社 おからこんにゃくで作った からあげ

・おからこんにゃくで作った からあげ

⑤株式会社Algalex うま藻・うま藻だし醤油

・鶏もも肉のうま藻焼き

⑥Sustainable Food Asia株式会社 フルーツミート(ジャックフルーツ)

・赤米ジャックフルーツのしぐれ煮おにぎり

⑦株式会社Agriture OYAOYA乾燥野菜・フルーツ

・OYAOYA野菜のスープ

・OYAOYAドライフルーツ

⑧株式会社 Sydecas THE NUTS BAR

・ナッツバー

⑨株式会社TeaRoom アールグレイ煎茶・ジンジャーほうじ茶

・アールグレイ煎茶

・ジンジャーほうじ茶

(10)ナオライ株式会社 浄酎

・浄酎

・琥珀浄酎

・浄酎金紙垂

(11)株式会社サイディン ドンマイン(塩)

・各種メニューに塩の代替として使用



【イベントの様子】

・トークセッションの様子

写真左)出資の際は創業者の課題解決への熱意を最重要視しながら、厳密な審査の上で社会課題に対し真にインパクトがある事業を支援の対象としていることなどが学校法人立命館の酒井氏より説明されました。写真右)約50名が集い熱心に耳を傾けている様子

・試食会の様子

写真左から)・THE NUTS BAR・鶏もも肉のうま藻焼き・おからこんにゃくで作った からあげ・UMAMI EGGのフリッタータ・浄酎・琥珀浄酎・浄酎金紙垂
写真左から)・サステナブル食材に興味津々の参加者・ヤイトハタのカルパッチョ・ヤイトハタのドンマイン塩焼き・イベント終了まで熱気あふれる懇親の場が設けられました

【&mog by Mitsui Fudosan】

「日本橋再生計画」に取り組む三井不動産がライフサイエンス・宇宙に続き、「食」の産業創造へと動き出し、食産業のイノベーション創出を推進するプラットフォーム「&mog」が始動しました。

三井不動産の運営施設等の活用に加え、20以上のパートナーと連携することで、ハード・ソフトを通じて場とコミュニティを提供し、食の事業開発をワンストップで支援。今後R&D支援施設の開設等、支援スキームの拡大を図ります。

「&mog」を通じて日本橋の街の魅力を向上させるとともに、日本の食産業および食文化を世界に発信する基盤となることを目指します。

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2024/0322_01/


【立命館大学食マネジメント学部】

立命館大学食マネジメント学部は、食科学の深い知見を培うとともに、高度なマネジメント能力と実践的な行動力をそなえた、食の人類的な課題解決に寄与できる人材育成を目指し、2018年4月、びわこ・くさつキャンパスに開設。

経済学・経営学を基盤にした、「マネジメント」「カルチャー」「テクノロジー」の3領域の総合的な学びを通じて、食の社会的なあり方や、文化的・歴史的な背景、そして自然科学的な知識を修得します。食科学という新しい学問分野を切り拓くとともに、食に関わる課題を俯瞰的かつ総合的に捉え解決し、高度にマネジメントできる人を育成します。

https://www.ritsumei.ac.jp/gast/


【Sustainable Food Asia株式会社】

「新しい食のスタンダードを創造する」をVisionとし、ビジネスで社会課題解決を目指し新規事業開発・アライアンス支援を行うCarpeDiem株式会社と株式会社リバネスのジョイントベンチャーとして設立。⽇本や東南アジアの企業と協⼒し、サステナブルな⾷材の研究開発・製造・輸入並びにアライアンス支援等を行う。2022年11月には「ジャックフルーツ」から生まれた新⾷材「フルーツミート」を使ったメニューを日本で初めて開発し、販売開始する。サステナブルな食の研究開発やPR支援を行いながら、虎ノ門に位置する新虎小屋にて様々なサステナブルフードを展開する企業や商品をショーケース「Sustainable Food Museum」として発信。また同所にて様々な最先端の「食」を知り、喫食可能な「サステなおむすび」の運営などを行う。

2023年より、アジアからグローバルのサステナブルフードの創造と拡大を議論するSustainable Food Campを開催。2024年2月開催時にはマレーシアにて9ヵ国113社が集まり、サステナブルフードの概念を広げていくためのプラットフォームを構築している。


社名:           Sustainable Food Asia株式会社 (Sustainable Food Asia Co. Ltd.)

所在地:        東京都港区西新橋2-18-7 UR新虎通りまちづくり事務所1F

代表者:        代表取締役CEO 海野 慧(うみの さとし)

設立年月日:  2022年1月17日

主要株主:     CarpeDiem株式会社、株式会社リバネス

URL:           https://www.sustainablefoodasia.com/

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会社概要

Sustainable Food Asia株式会社

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URL
https://www.sustainablefoodasia.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区西新橋2丁目18-7 UR新虎通りまちづくり事務所 1階
電話番号
-
代表者名
海野慧
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2022年01月