ダサい・使いどころがない・割高──三重苦だった蓄光製品をゲームチェンジ。現場の“無茶振り”から生まれた新ツール群が製品化決定

デザイン、用途、製品コストが飛躍的に向上 ── 使う側が本当に求めた蓄光ユニットたちが、現場へ。高輝度蓄光は、保安用具からコミュニケーションツールへ進化。

ユーモラス

テクノロジーとエンタテインメントの融合で新たな価値を創出する株式会社humorous(ユーモラス、東京都目黒区、代表取締役:田村勇気)は、高輝度蓄光ユニット「ナイトコンシェルジュ®」における特注オーダー製品のうち、特にニーズの高い5製品の一般販売を開始します。

【照明一択の限界と蓄光への不満】

高齢化が進む社会インフラ、電気工事コストの上昇、景観や自然環境への配慮。

暗闇対策は、照明の設置が唯一の選択肢とされてきましたが、電気代・メンテナンス・電気工事負担などが課題となっており、特に景観や自然環境が重要な場所では設置自体が困難なケースもあります。

特に「明るすぎても困るが真っ暗も不安」という空間ニーズに対して、照明はオーバースペックで“ちょうどいい解”が存在していなかったのが実情です。

また、蓄光製品は最新技術はもちろん、そもそも認知率が低く、ネットなどで購入できる安価な市販品は「発光が弱い」「持久力がない」「ホビーでしか使えない」「結局使わなくなった」。防災や避難誘導などの保安資材は「景観に合わない」「普段使いできない」などの課題を抱えていました。

【忖度なし。現場の“リアルな不満”が出発点】 
「市販蓄光ツールは輝度が弱すぎるし、防災蓄光ツールはとにかくダサい」
「蓄光と反射材、そしてカラーリングを合体できないの?」
「蓄光サインのクリエイティブを差し替えできたらいいのに」
「防災標識レベルの高輝度蓄光でロゴだけ作れないの?シールで貼れたら最高」
──次々に挙がる“無茶ぶり”とも言える声を真っ向から受け止めたのが、今回のプロジェクトです。

蓄光製品に対する“三重苦”(=ダサい・使いどころがない・割高)をすべて覆すべく、これまでの製造・販売の常識をゼロから見直し。 素材開発、構造設計、施工方法に至るまで、現場で本当に求められる用途・機能・美しさ・費用対効果を追求した結果、ついに実用化に成功しました。

【特注品から製品化へ──感動が連鎖した“現場発”の5製品】

今回発表する「ナイトコンシェルジュ」新シリーズ(5種)は、いずれも設計者・施設管理者からの高度な要望に応えるために開発された特注オーダー品。 防災クラスの高輝度や耐久性、長寿命を担保した基本性能とユーザー体験が共感を呼び、「同じものが欲しい」という声が広がったことから、正式に一般製品化が決定しました。 導入実績には、JR東日本、パソナグループ、金刀比羅宮総本宮、移動式リスニングバー「MOBILE SS」など、デザイン性・機能性・環境配慮を重視する先鋭的な顧客が並びます。

【“貼るだけで変わる”5つの空間デザインツール】

「ナイトコンシェルジュ」は東京都のエコリーディングプロジェクトに採択され、公的プロジェクトで実施した100人以上に実施したユーザー調査では「安心を感じた」85%、「採用施設への好感度が上がった」94%という高評価を獲得しています。JR東日本と共同で実施した鉄道橋衝突抑止実験では、期間中の事故報告がゼロになる結果となっています。 単なる保安資材を超えて空間の印象・機能・感情に訴えるツールとして進化しました。 このたびリリースされる「ナイトコンシェルジュ新シリーズ(5種)」は、それぞれ異なるニーズから生まれ、以下のような要素をすべて“貼るだけ”で実現します

◾ Cutting Edge(カッティングエッジ)

階段の段差“きわ”を光らせる専用の小型蓄光ユニット

暗闇の代表的な課題空間を、高輝度蓄光×自由な組み合わせによるデザインで、安全誘導と美観を両立

◾ CRYSTAL(クリスタル)

3D水晶形状のオールインワン空間装置
蓄光+反射+立体構造+滑り止め加工。景観や自然エリアにも調和しながら夜間の視認性を確保

◾ ALTERNA(オルタナ)

着せ替え式の蓄光ボードユニット。印刷層である上部フィルムは簡易に再剥離可能

表示コンテンツを自由に変更・再利用可能で、経済性と継続性を兼ね備える

◾ BLUE LAGOON(ブルーラグーン)

1枚3役の積層構造フィルム。蓄光材+反射材+カラーリング(乳白色)を全面積で実現

屋外屋内を問わず、全天候・全天時に対応する柔軟な演出ツール

◾ GRAPHIC SKIN(グラフィックスキン)

曲面対応の特殊蓄光ステッカー。高輝度・軽量・高耐久・デザイン性・低コストを実現

希望データを入稿すればロゴ・イラスト・サインに。ガラスや車両にも貼り付け可能

【特長と導入メリット】全製品特許出願済

・高輝度・高耐候・長寿命(全製品において津波避難標識規格JISZ9097輝度を達成)

・電源不要。ランニングコストゼロ

・施工は“貼るだけ”。工事不要で省施工。屋内灯でも発光

・景観や建築に調和しやすく、デザイン性が高い

・差し替え、更新が容易で、運用も柔軟

・従来の蓄光製品より導入しやすいコストパフォーマンス

これにより、既存の蓄光製品とは異なる「新ジャンル蓄光ツール群」として展開していきます

本製品ラインナップ紹介動画

【導入事例ご紹介(抜粋)】

CRYSTAL(クリスタル) 金刀比羅宮(香川県琴平町)様
ALTERNA(オルタナ)JR東日本様
GRAPHIC SKIN(グラフィックスキン)カエルム株式会社様 MOBILE SS

【今後の展開】be creative いいぞ、もっとやれ

GRAPHIC SKIN(グラフィックスキン)

本シリーズは、暗闇との共存にご賛同いただけるクリエイティブな施設管理者・設計関係者・建築士・空間デザイナー・工務店・看板サイン事業者などのアーリーアダプターとの共創を通じて、今後さらなる実例と応用を拡大予定です。

照明の代替ではなく、“暗闇そのものを空間資源と捉える”発想転換により、「保安用品」ではなく「空間を変えるツール」として、公共空間・商業施設・オフィス・病院・ホテル・看板サインなどの屋外/屋内の多様な場面での普及を目指します。

また、この5製品を起点に今後も、独自の視点と気づきから生まれるユニークなIP群が増えていくと確信しており、それらは従来の照明や蓄光製品とはまったく異なる、“電力に依存しない環境調和型の発光インフラ”としての新しい選択肢を目指します。

ナイトコンシェルジュ® に関して

GRAPHIC SKIN(グラフィックスキン)

現在の暗闇対策は、暗いまま放置か、照明灯設置の事実上の2択となっています 。後者の場合、無条件に照明設備や電気工事、高騰する電気代や長期にわたる維持管理など、費用的にも運営的にも施設事業者の負担となっており、また、過剰な照明設置は利用者が必ずしも望まない状況もあり、CO2削減の観点からも環境に不要な負荷をかける側面もあります 。

「ナイトコンシェルジュ®」は、防災・避難標識などに使われてきた蓄光素材を創造的に活用するプロジェクトです。従来の蓄光素材のパフォーマンスを大幅に向上させた最新の高輝度蓄光技術を応用し、電気代、メンテナンス、電気工事が全て不要で半永久的に使用できる素材が特徴です。国土交通省のモデル事業として社会実験が実施され、9割の利用者から継続設置を希望する声が上がり、2023年に実用化されました。

日中もサインとして稼働できる暗闇対策のコミュニケーションツールとして、道路空間、公共施設、アウトドア・天文施設、イベント会場、工場内施設、またアミューズメントやメディア活用など、安全、自然、バラエティという主要3カテゴリーでの多様なシーンで展開されており、今後も多くの場面での活躍が期待されています。

※「ナイトコンシェルジュ®」はオリジナルの空間演出法として特許出願済、商標登録済です。

ナイトコンシェルジュサイト

ナイトコンシェルジュ ユーモラスオリジナルIPサイト

公式インスタグラム(これまでのコンテンツを紹介中)

株式会社 humorous(ユーモラス)(東京都目黒区、代表取締役:田村勇気)

広告代理店にて映画やドラマなどの製作に携わってきた代表の田村が、テクノロジーとエンタテインメントの融合で独自の課題解決を目指すコンテンツ開発企業として2022年創業。エンタメの演出を活用し課題空間を変身させるR&D事業など、コンテンツ開発を推進。Plug&Play、東京都エコーリーディングプロジェクト、JR東日本、AwajiWell-beingBusinnesContestなど、全国の主要スタートアッププログラムに選出、受賞。

『あそびゴコロが、世界を救う』をミッションに、既存にない組み合わせやユーモアを有効活用し、心にゆとりある社会の実現を目指します 。

ユーモラスウェブサイト

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社humorous
担当:田村 

メール:info@humorous.co.jp

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会社概要

株式会社humorous

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URL
https://humorous.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都目黒区中根 1−16−19
電話番号
-
代表者名
田村勇気
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年05月