84.7% が導入したビジネスコーチングに「満足」と回答コーチングを受けた人からは、「リーダー層として求められる視点の獲得や行動変容が促された」などの声

ビジネスコーチング導入企業に関する実態調査

ビジネスコーチ株式会社

ビジネスコーチグループ B-Connect株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:杉本 博史)は、外部のビジネスコーチングを導入したことがある企業(従業員数1,000名以上)の、導入に関与した経営者および人事担当者111名を対象に、ビジネスコーチング導入企業に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

● 01|ビジネスコーチング導入時の課題、「リーダーに、周囲を巻き込む力や先導する力が不足している」が55.9%で最多

● 02|ビジネスコーチングの選定では、約半数が「コーチの継続的なトレーニングや評価制度を実施していること」を重視

● 03|導入したビジネスコーチングの満足度は84.7%、受けた人からの声として、「リーダー層として求められる視点の獲得や行動変容が促された」(57.4%)など

■調査概要

● 調査名称:ビジネスコーチング導入企業に関する実態調査

● 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

● 調査期間:2025年5月23日〜同年5月26日

● 有効回答:外部のビジネスコーチングを導入したことがある企業(従業員数1,000名以上)の、導入に関与した経営者および人事担当者111名

※1|ビジネスコーチングとは、企業や組織の成長・変革を促すために、外部または内部の専門家(コーチ)が、主に「マネジメント層」や「リーダー候補人材」などに対して1対1もしくはグループでセッションを行い、目標設定・振り返り・スキル開発などの支援を行う仕組みやサービスを指します。

※2|合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「ビジネスコーチグループ B-Connect株式会社」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

  URL:https://www.businesscoach.co.jp/

   

■42.4%が、ビジネスコーチングの導入から「1年以上3年未満」経過していると回答

 「Q1.あなたの企業で、ビジネスコーチングを導入し始めたのはいつ頃ですか。」(n=111)と質問したところ、「1年以上3年未満の期間」が42.4%、「3年以上5年未満の期間」が30.6%という回答となりました。

・1年未満の期間:9.9%

・1年以上3年未満の期間:42.4%

・3年以上5年未満の期間:30.6%

・5年以上前:15.3%

・わからない/答えられない:1.8%

■ビジネスコーチング導入時の課題、「リーダーに、周囲を巻き込む力や先導する力が不足している」が55.9%で最多

 「Q2.ビジネスコーチングを導入するにあたり、あなたが感じた課題や、リーダー(コーチングを受けさせたいと感じた対象者)に対して、どのような声や課題意識が挙がっていたかを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「リーダーに、周囲を巻き込む力や先導する力が不足している」が55.9%、「時代変化に合わせた新しい視点や柔軟な対応ができていない」が44.1%、「ハラスメントなど、言動に対する自己認識が足りていない」が43.2%という回答となりました。

・リーダーに、周囲を巻き込む力や先導する力が不足している:55.9%

・時代変化に合わせた新しい視点や柔軟な対応ができていない:44.1%

・ハラスメントなど、言動に対する自己認識が足りていない:43.2%

・部下の主体性発揮や成長支援ができていない:38.7%

・次世代リーダーや次期経営層の育成が進んでいない:37.8%

・研修などの学びを現場で活かせていない:17.1%

・上層部のロールマッチングの早期化を図りたい:12.6%

・その他:0.0%

・特にない:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

■ビジネスコーチング導入時の社内意思決定プロセス、「人事部門が主導」が40.6%、「経営層が主導」が24.3%

 「Q3.ビジネスコーチングの導入を決定した際の、社内意思決定プロセスに最も近いものを教えてください。」(n=111)と質問したところ、「人事部門が主導して導入を決定した」が40.6%、「経営層が主導して導入を決定した(トップダウン)」が24.3%、「現場部門が主導して導入を提案し、承認された(ボトムアップ)」が17.1%という回答となりました。

・人事部門が主導して導入を決定した:40.6%

・経営層が主導して導入を決定した(トップダウン):24.3%

・現場部門が主導して導入を提案し、承認された(ボトムアップ):17.1%

・複数部門が連携し、合意のもとで導入を決定した:9.9%

・社内の課題ヒアリングやアンケートをもとに導入が決定された:4.5%

・外部からの紹介・提案(コンサル・ベンダーなど)をきっかけに導入が決定された:3.6%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

■ビジネスコーチングの選定では、「コーチの継続的なトレーニングや評価制度の実施」や「多様な業界経験を持つコーチ陣」を重視

 「Q4.ビジネスコーチングを選定する際に重視したポイントを教えてください。(上位3つ)」(n=111)と質問したところ、「コーチの継続的なトレーニングや評価制度を実施していること」が45.9%、「多様な業界経験を持つコーチ陣を揃えていること」が43.2%という回答となりました。

・コーチの継続的なトレーニングや評価制度を実施していること:45.9%

・多様な業界経験を持つコーチ陣を揃えていること:43.2%

・厳格なコーチ選定基準を設けていること:36.0%

・自社の目的や課題に合ったプログラム設計ができること(個別・グループ対応、階層別など):36.0%

・実施方法が柔軟であること(オンライン/対面、スケジュール調整など):27.0%

・導入後のサポート体制やフィードバック・レポートが充実していること:25.2%

・費用対効果が高く、納得感のある価格であること:13.5%

・他社での導入実績や成功事例が豊富で信頼できること:5.4%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

■ビジネスコーチングの主な対象者、「部長クラス」「課長クラス」など

 「Q5.ビジネスコーチングは主にどの階層・役職の方を対象に実施していますか。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「部長クラス」が65.8%、「課長クラス」が57.7%、「次世代リーダー候補(管理職候補)」が45.0%という回答となりました。

・部長クラス:65.8%

・課長クラス:57.7%

・次世代リーダー候補(管理職候補):45.0%

・本部長・事業部長クラス:41.4%

・一般社員:21.6%

・経営層(CEO、COOなど):12.6%

・その他:0.9%

・わからない/答えられない:0.0%

■導入したビジネスコーチングの満足度は84.7%

 「Q6.導入したビジネスコーチングに対して、全体的な満足度を教えてください。」(n=111)と質問したところ、「非常に満足している」が26.1%、「やや満足している」が58.6%という回答となりました。

・非常に満足している:26.1%

・やや満足している:58.6%

・あまり満足していない:11.7%

・全く満足していない:2.7%

・わからない/答えられない:0.9%

■コーチングを受けた人からの声、「リーダー層として求められる視点の獲得や行動変容が促された」が57.4%で最多

 Q6で「非常に満足している」「やや満足している」と回答した方に、「Q7.コーチングを受けた人からは、どのような声やフィードバックが上がってきたか教えてください。(複数回答)」(n=94)と質問したところ、「リーダー層として求められる視点の獲得や行動変容が促された」が57.4%、「コーチからの質問を通して、重要な気づきを得られた」が46.8%、「コーチのビジネス経験や実務理解に基づく具体的な助言があった」が46.8%という回答となりました。

・リーダー層として求められる視点の獲得や行動変容が促された:57.4%

・コーチからの質問を通して、重要な気づきを得られた:46.8%

・コーチのビジネス経験や実務理解に基づく具体的な助言があった:46.8%

・コーチとの信頼関係が築かれ、安心して対話できた:30.9%

・自社や現場の実情に合わせた柔軟なコーチング内容だった:26.6%

・導入後も丁寧なフォローや振り返りの機会があった:22.3%

・その他:0.0%

・特にない:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

■「社内のモチベーションに反映されている」や「実例ベースのワーキングが多く実りある」などの声も

 Q7で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、挙がってきた声やフィードバックがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=94)と質問したところ、「社内のモチベーションに反映されている」や「実例ベースのワーキングが多く実りある」など26の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

●     社内のモチベーションに反映されている。

●     自分もコーチングの資格をとりたい。

●     実例ベースのワーキングが多く実りある。

●     意見交換がほしい。

●     自分の欠点がよく理解できました。

●     浸透までに時間がかかりそう

■ビジネスコーチングに満足していない方が人から受けたフィードバック、「リーダー育成の方向性が自社の期待とずれていた」が上位

 Q6で「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答した方に、「Q9.コーチングを受けた人からは、どのような声やフィードバックが上がってきたか教えてください。(複数回答)」(n=16)と質問したところ、「リーダー育成の方向性が自社の期待とずれていた」が50.0%という回答となりました。

・リーダー育成の方向性が自社の期待とずれていた:50.0%

・コーチの進め方や温度感が自社と合わなかった:43.8%

・現場課題に対する具体的なアドバイスが少なかった:43.8%

・コーチングの頻度や期間が不十分だったと感じた:43.8%

・コーチのビジネス経験が不足していて、現場との会話がかみ合わなかった:31.2%

・対話はできたが、実際の行動変容にはつながらなかった:25.0%

・その他:0.0%

・特にない:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

■「どんなメンバーを選出し、どのように育成していけるのか悩むところ」や「個々の意識の問題」などのフィードバックも

 Q9で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、挙がってきた声やフィードバックがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=16)と質問したところ、「どんなメンバーを選出し、どのように育成していけるのか悩むところ」や「個々の意識の問題」など8の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

●     あまり興味がなさそう。

●     どんなメンバーを選出し、どのように育成していけるのか悩むところ。

●     投げやりな意見がある。

●     個々の意識の問題。(意識の向上が課題)

■まとめ

 今回は、外部のビジネスコーチングを導入したことがある企業(従業員数1,000名以上)の、導入に関与した経営者および人事担当者111名を対象に、ビジネスコーチング導入企業に関する実態調査を実施しました。

 まず、ビジネスコーチング導入時の課題では、「リーダーに、周囲を巻き込む力や先導する力が不足している」が55.9%で最も多く、導入時の社内意思決定プロセスとしては、「人事部門が主導」が40.6%、「経営層が主導」が24.3%となりました。また、ビジネスコーチングの選定では、「コーチの継続的なトレーニングや評価制度を実施していること」(45.9%)や「多様な業界経験を持つコーチ陣を揃えていること」(43.2%)を重視しており、主な対象者に関しては、「部長クラス」(65.8%)や「課長クラス」(57.7%)が挙げられています。さらに、導入したビジネスコーチングの満足度は84.7%で、コーチングを受けた人からの声としては、「リーダー層として求められる視点の獲得や行動変容が促された」が57.4%で最多となりました。

 今回の調査では、企業のリーダー育成において従来の研修だけでは限界があり、一人ひとりの課題に応じて対応できるビジネスコーチングへの注目が高まっていることが明らかになりました。デジタル変革や働き方改革が進む中、管理職には新たなリーダーシップが求められており、とりわけ部下の主体性を引き出して変化に柔軟に対応できる人材の育成が急務となっています。企業の状況に合わせた柔軟なサポート体制を整え、企業成長や成果創出を見据えたコーチングサービスの導入により、持続的な組織成長と競争力強化を実現することが、今後ますます重要になるでしょう。

    

  


■ビジネスコーチグループについて

ビジネスコーチグループは、「あなたに、一人の、ビジネスコーチ」をコーポレートスローガンに、「一人ひとりの多様な魅力、想い、能力の発揮を支援し、働く人が幸せを感じられる社会の持続的発展を可能にする」ことを私たちの存在意義と考えております。ビジネスコーチングを主軸とした人材開発・組織開発の手段を、志ある一業を担う経営者や起業家の方々、そしてそこで働く社員の皆様にご提供し、日本経済のさらなる発展に貢献してまいります。

■会社概要

会社名: B-Connect株式会社(ビジネスコーチグループ)

設立:2025年1月6日

代表者 :代表取締役社長 杉本  博史

所在地:東京都港区西新橋1丁目7番14号 京阪神 虎ノ門ビル 12階

事業内容:コーチングを活用した1対N、1対1のトレーニングの提供など

URL  :https://www.businesscoach.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】

B-Connect株式会社(ビジネスコーチグループ)

 TEL:03-3528-8022 E-mail:marketing@businesscoach.co.jp

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ビジネスコーチ株式会社

8フォロワー

RSS
URL
https://www.businesscoach.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区西新橋1丁目7番14号 京阪神 虎ノ門ビル 12階
電話番号
03-3528-8022
代表者名
細川 馨
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2005年04月