東洋大学で学生考案の「捨てられるはずの野菜」を活用したレシピの試食会と「食品ロス削減」を考える講演会を実施
若者の野菜離れと食品ロス削減の両方を目指すために
東洋大学との食品ロス削減に向けた取り組み
東洋大学の学生「Teamベジタクル」が在学生約100人に調査したところ、「野菜不足と感じている学生」が7割以上いることが明らかになりました。
厚生労働省は「野菜類を1日350g以上食べましょう」と呼びかけています。ですが、同省が実施した2018年の「国民健康・栄養調査」をみると、野菜類平均摂取量は成人男性で約290g、女性で約270g。特に20~30歳代では男性で約260g、女性で約240gと成人平均より約30gも少ない量になっています。
「若者の野菜不足」「規格外野菜が捨てられ、大量の食品ロスが発生している現実」。こうした問題意識を抱いた東洋大学の学生から「学生の野菜不足を解消しながら、学生でもSDGsについての取り組みを一緒に考えたい」との依頼を頂きました。
9月21日(木)より、東洋大学(東京都文京区)のSDGsを研究するゼミから生まれた「Teamベジタクル」の学生たちと商品を企画し、「東洋大学×ロスヘル特別コラボパック」として販売しています。
さらに東洋大学「Teamベジタクル」が考案した、料理に不慣れな学生でも調理できるオリジナル・メニューの作り方も同封しています。たとえば「丸ごと玉ねぎ蒸し」「ナスニンニク焼き」などです。今回のパックは学生が調理しやすいよう、じゃがいも、にんじん、梨などの定番の青果のみとしています。
今回の試食会、そして講演も、こうした東洋大学の学生たちとのコラボレーションの一環として実現しました。
「規格外野菜」の定額制販売サービス「ロスヘル」とは
本来食べられるのに捨てられる食品、いわゆる「食品ロス」の量は年間522万トンとなっています(農林水産省調べ)。日本人の1人当たりに換算すると約41キロ。これは日本人1人当たりが毎日、茶碗1杯分のご飯を捨てていることになります。
当社はこうした「食品ロス問題」を解決するために、「規格外野菜」を定期配送するサービス「ロスヘル」をスタートしました。「規格外野菜」とは味には問題がないのに、サイズが大きすぎる、逆に小さすぎる、あるいは形が不揃いといった理由で一般の流通ルートに乗らず、廃棄されてしまう野菜のことです。ですが肝心の味は「規格品」と比べても、何の遜色もありません。
「ロスヘル」ではそんな「規格外野菜」を全国各地から調達し、一般的な価格より最大35%安い価格で毎月1回、定期便(月1,836円〜4,860円(税込))で提供しています。店に流通せずに廃棄されてしまう規格外野菜を有効活用し、「食品ロス」の削減を目指す試みです。
開催概要
・日程:9/28(木) 11時45分~13時45分
・場所:東洋大学 キャピタルビル2階大会議室(東京都文京区本駒込6-1-9)
「ロスヘル」を始めた背景
代表・平井の祖父は農家を営んでいました。不恰好な形の野菜も多かったのですが、食べてみるとすごく美味しかった記憶があります。一方、自宅周辺の畑をみると、食べるのにまったく問題のなさそうな野菜が「形が不揃い」「少し小さい」といった理由だけで捨てられていました。起業にあたり、何を成し遂げるべきか。そのとき子どもの頃に見た、「あの風景」を思い出したのです。「もったいない野菜」をなんとかしないといけない。これまでの流通網では廃棄されるはずの野菜を安価に販売できれば、農家の収益性も高まり、祖父のように農業を諦めなくても済みます。こうして「規格外野菜」の定額制販売サービス「ロスヘル」が生まれたのです。この事業で2030年までに食品ロスを10万トン削減したい。その目標に向かって、当社は日々、邁進しています。
会社概要
エクネス株式会社
所在地: 〒916-0037 福井県鯖江市上河端町36-4-3 2階
代表取締役CEO:平井康之
URL : https://www.exness.co.jp/
ロスヘルHP:https://losshelp.jp/
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