女子高生の放課後から見えた、“自然体消費”のリアル

SNSもお菓子も服も“ゆるい即決”が主流——迷わず選べるものが日常に残る

株式会社with t

ティーン向けエンタテインメント事業を展開する株式会社with t(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:宮城啓太)が運営する「女子高生ラボ」は、Z世代の放課後ライフスタイルに注目し、全国の現役女子高生を対象にした意識調査を実施しました。

今回の調査では、「放課後の過ごし方」「間食としてよく食べるもの」「ストレス解消法」など、リアルな日常に根ざしたテーマを設定。Z世代の生活習慣や価値観が垣間見える、興味深い結果が集まりました。中でも注目されたのは、思っていた以上に“ゆるく、等身大”な過ごし方。勉強や部活、アルバイトに追われる一方で、「自分らしくリセットする時間」を大切にしている姿が浮かび上がっています。

< 調査トピックス >

・学校のストレスをどう解消する?

・放課後、最も多く時間を費やすのは?

・放課後、よく食べるのは?

・放課後よく着る服のスタイルは?

 ・放課後スマホで1番することは?

【学校のストレスをどう解消する?】

女子高生のストレス解消法で最も多かったのは「音楽を聴く」こと。続いて「友達と話す」や「寝る」も上位に入り、無理に気分を盛り上げるよりも心を落ち着ける手段が好まれていることがうかがえます。また、「趣味に没頭する」「お菓子を食べる」「映画やドラマを見る」など、自分なりのリラックスタイムを大切にする傾向が見えます。一方で、スポーツやダンスなど身体を動かして発散するアクティブな方法は意外にも少数派であり、従来イメージされるような元気にストレスを発散するスタイルからの変化がうかがえます。こうした結果から、頑張らない“ゆるいリセット”が今の高校生の気分転換の主流といえそうです。

【放課後、最も多く時間を費やすのは?】

放課後の過ごし方で最も多かったのは「友達とおしゃべり」で、仲の良い友人との会話が1日の終わりの大切な時間となっています。また、「アルバイト」や「ゴロゴロ過ごす」も上位に入り、自立を目指す人とリラックス重視の人の二極化が見られます。習い事や勉強に時間を割く人も一定数いる一方で、「ゲーム」や「アニメ視聴」といった娯楽に時間を使う人は意外に少なく、さらに「遊びに出かける」といった外出行動がランキングに入っていない点も特徴的です。これらの結果から、放課後は外出よりも身近なコミュニケーションや自分の時間を重視する傾向が強いことが明らかになりました。

 

【放課後、よく食べるのは?】

放課後の間食で最も多く選ばれたのは「お菓子」。手軽に楽しめるスナックや甘いものが、気分転換や小腹満たしの定番となっています。続いて、「家にある残り物をつまむ」「フルーツやアサイー」といった身近で手軽な選択肢が上位を占める一方で、「ジュース」「コンビニのおにぎりやサンドイッチ」も支持されています。意外にも「外食」は順位が低く、日常の間食はあくまで手軽さとリラックス感を重視した“軽めの食べもの”が中心であることが浮き彫りになりました。放課後の“ひとり時間”にすっと手が伸びる間食が、Z世代の生活に根付いている様子がうかがえます。

【放課後よく着る服のスタイルは?】

放課後によく選ばれている服装は、「カジュアルスタイル」が最多。学校が終わったら、まずは楽な服に着替えるという人が多いようです。一方で「制服・部活着のまま過ごす」人も多く、着替える派とそのまま派がほぼ二分しているのが特徴的です。さらに、「ガーリー」「韓国風」「ストリート系」「スポーティ」など多様なスタイルが支持されており、放課後のファッションは単なる「快適さ」だけでなく、さりげなく自分らしさを表現する幅広い選択肢が存在していることがうかがえます。

【放課後スマホで1番することは?】

放課後、女子高生がスマホで最も行っているのは「SNSチェック」。InstagramやXで情報を追うことが日常の一部となっています。次いで多いのは「動画視聴」。TikTokやYouTubeなど、短く手軽に楽しめるコンテンツが支持されています。一方で、意外にも4位に入ったのが「勉強アプリ・オンライン授業」。娯楽だけでなく、放課後のスキマ時間を活用して学習に取り組む姿勢も一定数見られました。
Z世代へのアプローチには、自然に視界に入るコンテンツ設計が求められそうです。スマホの使い方も“発信より受信”“深くよりサラッと”が今の高校生の主なスタイルであることがうかがえます。

【女子高生ラボスタッフコメント】

今回の調査からは、Z世代の女子高生の放課後が「無理をしない」「自分らしく過ごす」ことを大切にした時間になっている実態が明らかになりました。ストレス発散の方法やファッション、間食、スマホの使い方に至るまで、一貫して見られたのは“ラクさ”と“等身大の選択”を重視する姿勢です。特に注目すべきは、運動や外出といったアクティブな行動が上位に入らなかった点。かつて定番だった「遊びに出かける」「外食する」といった過ごし方ではなく、家の中や身近な空間で、自分の気分にフィットすることを選び取る傾向が強まっています。放課後は“何かを頑張る時間”から“自分を整える時間”となり、Z世代のリアルなライフスタイルを捉えるには、気負いのない選択や小さな習慣に注目する視点がますます重要になりそうです。

 

調査名:女子高生の放課後に関する調査

調査期間:2025年7月11日〜15日

調査手法:アンケート調査

調査実施企業:株式会社with T『女子高生ラボ』

調査対象:全国の高校1〜3年の女性100名

※引用時のお願い

本調査分析を転載ご利用いただく場合は、出典元として下記のような記載お願いいたします。

(例:「『女子高生ラボ』による調査」「『女子高生ラボ』調べ」など)

 

女子高生ラボについて

「女子高生ラボ」は、SNSメディアの運営、全国規模のコミュニティ運営、そして女子高生のインサイト研究を一体的に展開するシンクタンクです。本ラボでは、女子高生ミスコンのネットワークを活用し、全国各地から流行の最先端を走るメンバーが集まっております。ミスコンのグランプリや各賞の受賞者、ファイナリストのみならず、多くのエントリー者が参加しており、自らが情報発信者として世の中のトレンドを創出する意欲を持つ女子高生を中心に構成されたコミュニティです。「女子高生ラボ」のSNSの発信では、メンバーから寄せられる画像や動画を基に制作することも多く、彼女たちのリアルな声と価値観を反映したコンテンツを提供しています。

女子高生ラボ 公式Instagram:https://www.instagram.com/jk_labo_

また、これらのSNS運営やコミュニティ活動、インサイト研究を通じて蓄積した知見や実績を基盤に、若年層市場へのアプローチを希望する企業様に向けたマーケティング支援を提供しております。独自のネットワークとデータドリブンな分析を駆使し、クライアント企業の課題解決と目標達成に寄与することを目指しています。「女子高生ラボ」は、次世代を担う若年層とのつながりを通じて、新たなマーケティングの可能性を追求し続けてまいります。

 

■会社概要

株式会社with t

所在地:東京都渋谷区渋谷1-22-2 グラフィオ渋谷2F

代表者:代表取締役社長 宮城 啓太

事業内容:オーディション事業、マーケティング支援事業、イベント事業、プロダクションマネジメント事業

公式HP :http://with-t.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ】

広報担当:吉富

yoshitomi@with-t.co.jp

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会社概要

URL
http://with-t.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区渋谷1-22-2 グラフィオ渋谷2F
電話番号
-
代表者名
宮城啓太
上場
未上場
資本金
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設立
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