カカオ生産地の児童労働と日本のつながりを描いたドキュメンタリー映画「バレンタイン一揆」 2月18日までWEBで期間限定公開 〜 全国で自主上映会も実施 〜
映画「バレンタイン一揆」は、日本の普通の女の子3人がアフリカのガーナで児童労働の問題と出会い、悩み、闘った物語。たくさんの子どもたちがカカオ農園で働かされ、学校に通うこともできない「児童労働」という現実に向き合い、バレンタインデーにフェアトレードでつくられた「ほんとうに愛のあるチョコレート」を日本のみんなに選んでほしい、という想いで小さな一歩を踏み出した奮闘記です。
チョコレート需要のピークとなるバレンタインシーズンに合わせ、2024年2月18日までの期間限定で、個人がウェブサイトで視聴できるように映画を限定公開します。
認定NPO法人ACEが2012年にこの映画を製作してから現在に至るまで、全国で自主上映され続けるロングセラー映画で、2024年2月中は、福島(2箇所)・茨城・神奈川・岐阜・岡山・広島・愛媛・福岡の全国9箇所で自主上映も予定されています。(自主上映詳細:https://www.cinemo.info/theater_list.html)
< 個人視聴用 ウェブサイト限定公開について >
・期間 :2024年2月1日(火)~2月18日(日)24:00まで
・視聴方法 :ウェブサイト(https://acemovie2024.peatix.com/)から視聴申込
・料金 :高校生以下 無料 /大学・大学院生 500円/ それ以外は1,000円
※任意でご寄付もお願いしています
※ 本企画は個人での視聴利用に限らせていただきます。
※ 映画上映会等を開催する場合は、市民上映サイト「cinemo(シネモ)」からお申込みいただけます。
(https://www.cinemo.info/jisyu.html?ck=22)
※ 学校で上映する場合は、学校教育用DVDをご活用ください。
(https://acejapan.ocnk.net/product/264)
▲ 映画予告編 https://www.youtube.com/watch?v=fk-L31zI9Uk
< 映画を観た方の感想 >
・児童労働を大人、親たちが考え直して、ちゃんと学校へいけるようになってきてよかったと思いました。チョ
コレ-トの原料がどこでどのように作られているかを知ることで、今度から産地の事など考え思いを変えて行ける気がします。(10代 女性:高校生)
・フェアトレードについて興味はあったけど、生産地の現状は知らないことが多く、現地の労働していた人や、支援している人たちの話が印象的でした(20代 男性:会社員)
・とてもよかったです。アンフェアな現地の様子、それに向き合うACEや女の子たちの姿、短いフィルムの中にたくさん詰めてもらってあって。自分にできることから始めます。まずは伝えること!(30代 会社員)
・当たり前の今の生活を当たり前とは思っていけないことを実感。自分も含め反省。学生さんにも見せてあげたいと思いました!(50代 女性:会社員)
< 児童労働の現状 >
児童労働とは、義務教育を妨げる労働や法律で禁止されている18歳未満の危険・有害な労働のことを指します。日本がカカオの約7割を輸入するガーナでは、カカオの収穫や運搬などの農作業に従事する児童労働者の数は77万人。そのうち農薬散布などの危険有害労働に従事する子どもは71万人(92%)です。(2020年シカゴ大学NORC調査報告書より)
本映画の製作は2012年ですが、カカオ生産地の児童労働は現在も生産地の子どもたちに影響を及ぼす大きな課題です。
※ ACEは、カカオ生産地の子どもを危険な児童労働から保護し、就学を徹底することを目的とした支援活動「スマイル・ガーナ プロジェクト」を2009年から行っています。
▲ガーナのカカオ農園で児童労働に携わる子ども
< 認定NPO法人ACE(エース)について >
ACE(エース)は、子どもの権利保護および、児童労働の撤廃と予防に取り組むNGOです。ガーナのカカオ生産地で危険な労働から子どもたちを守り、日本で児童労働の問題を伝える活動のほか、日本政府、ガーナ政府、日本のチョコレート企業への提言活動を行っています。インド人の人権活動家カイラシュ・サティヤルティ氏(2014年ノーベル平和賞を受賞)の呼びかけにより、1998年に世界103カ国で行われた「児童労働に反対するグローバルマーチ」を日本で実施するため、1997年に学生5人でACEを設立しました。2023年3月、第6回ジャパンSDGsアワードにおいて、国際NGOとして初のSDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞。
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