消費者が今、気になるエイジングサインは? コロナ禍前と比べて確認 「エイジングケア化粧品」に関する調査を実施

丸善製薬株式会社

化粧品や健康食品の原料となる天然由来成分を製造する丸善製薬株式会社(広島県尾道市、代表取締役社長:日暮 泰広)は、消費者の「エイジングケア化粧品」に対する意識を確認するため、インターネットアンケート調査を実施しました。
20代から60代以上の女性約5000名を対象(一次調査)に、「実感している肌や髪のエイジング現象」について確認したところ、20代から30代の消費者では「毛穴」、40代から60代以上の消費者では「白髪」や「シミ」への意識が高いことが示されました。また、コロナ禍を経た消費者意識の変化について把握するため、2019年に実施した調査内容との比較を行いました。その結果、「目じりのシワ」や「眉間のシワ」、「髪のうねり」など様々な項目で消費者の意識・関心がコロナ禍を経て増加したことが示唆されました。その他にも「シワ改善」を標榜した化粧品の認知度、シワを気にする消費者の「なりたい肌」を表す具体的表現、「首」の肌状態への意識などを確認しています。
丸善製薬では、今回の調査によって確認された消費者ニーズや課題に対応する化粧品原料の研究開発と提案を推進してまいります。
【調査条件の概要】
  • 実施時期:2022年11月(比較対象とした調査は2019年9月に実施)
  • 調査方法:インターネットアンケート調査(調査機関:マイボイスコム株式会社)
  • 一次調査対象者:20代(25歳以上)から60代以上の女性 5,031名
  • 本調査対象者:「シワを気にする」30代から50代女性 110名

【調査結果の概要、考察】
▶ 一次調査対象者に「実感している肌や髪のエイジング(老化)現象」を確認したところ、20代から30代では「毛穴」が最多の回答となり、40代以降では「白髪」「シミ」「ほうれい線」が上位の回答となりました。
この結果より、20代から30代を対象としたプレエイジングケア化粧品においては毛穴対策が重要なテーマとなりうると推察されました。また、40代以降の消費者を対象としたスキンケア化粧品においてはシワ対策機能と美白機能のクロスオーバーの必要性が考えられました。(一次調査(1)年代別集計参照)
 

一次調査(1)年代別集計一次調査(1)年代別集計


▶ 更に、この結果を2019年実施の調査結果(以下、前回調査)と比較したところ、肌や髪のエイジング(老化)現象として提示した15項目中、「目じりのシワ」や「眉間のシワ」「髪のうねり」をはじめとする13項目において選択率が前回調査を上回る結果となりました。コロナ禍を通して「自分の肌や髪と向き合う機会」が増加したと言われる中、肌や髪への具体的なケア意識が全体的に高まっていることが示唆される結果となりました。(一次調査(1)調査時期による比較参照、調査対象者の人数が年代により異なるため、各年代ごとに回答者割合を集計し累積しています。)
 

一次調査(1)調査時期による比較一次調査(1)調査時期による比較


▶ 「シワを気にする」30代から50代女性を対象として「シワを改善する」スキンケア化粧品の認知度について確認したところ「具体的な商品を知っており、購入したことがある」と回答した消費者は前回調査と比較して増加している傾向が示されました。一方、「具体的な商品を知っているが、購入したことは無い」と回答した消費者は減少傾向となりました。具体的商品を認知している消費者の合計は大きく変わらない結果となりました。(本調査(3)参照)
 

本調査(3)本調査(3)


▶ 同様に、「シワを気にする」30代から50代女性に、自身の「なりたい肌」のイメージとしてあてはまる、肌全体の健康状態やトーン、表面状態に関する表現について尋ねたところ、全年代で「透明感のある肌」が最も多い回答となりました。「シワを気にする」消費者に対しても「透明感」の訴求性が高い可能性が示唆されました。(本調査(7)参照)
 

本調査(7)本調査(7)


▶「首」へのスキンケア化粧品の塗布について、「毎日塗布する」と回答した消費者が前回調査と比較して大きく増加し、「たまに塗布する」と回答した消費者が大きく減少した結果となりました。首へのスキンケア化粧品の塗布を毎日の習慣としている消費者が増加している傾向が示唆されました。(本調査(8)参照)
 

本調査(8)本調査(8)



※当社顧客向け会員制HP「総合プロダクトガイド」にて、本リリースに掲載されていない調査結果を含む、より詳細なレポート資料をご確認いただけます。詳しくは当社HPをご覧ください。
総合プロダクトガイド:https://www.maruzenpcy.co.jp/productguide/


※引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「化粧品原料等を製造する丸善製薬株式会社が実施した調査結果によると……」


【会社概要】
商号  : 丸善製薬株式会社
代表者 : 代表取締役社長 日暮 泰広
所在地 : 広島県尾道市向東町14703-10
設立  : 昭和24年7月13日
事業内容: 医薬品、医薬品用素材抽出物、医薬部外品用素材抽出物、
化粧品用素材抽出物、食品添加物、食品、食品用素材抽出物、
健康食品、健康食品用素材抽出物の製造販売
資本金 : 9,800万円
URL  : https://www.maruzenpcy.co.jp

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会社概要

丸善製薬株式会社

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URL
https://www.maruzenpcy.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
広島県尾道市向東町14703-10
電話番号
0848-44-2200
代表者名
日暮 泰広
上場
未上場
資本金
9800万円
設立
1949年07月