参加した子どもたちの75%以上が“将来を考えるきっかけになった”と回答した次世代型夏期講習「まなび場プログラム」、6つの北海道自治体とこの夏も共同開催
〜“自分の世界を広げる”学習・進路支援やワークショップなどを開催〜
まなび場プログラムについて
まなび場プログラムとは、3〜10日間で「学習支援」「大学生/社会人との対話」「ワークショップ」を通して、子どもたちの世界を広げる次世代型夏期講習プログラムです。子どもたちは毎日地域の会場へ通学し、個別指導型で宿題や日々の勉強の支援を受けるだけでなく、多彩な人生を歩んできた大学生や社会人との対話や、プログラミング・デザイン・アート思考のワークショップなど、多種多様なコンテンツを受けることができます。
今回はワークショップにてインクルーシブデザイン、AI×未来の仕事、大学生のレシピ、レゴワークショップなどのコンテンツを予定しています。
「まなび場プログラム」の沿革
本プログラムは、2021年7月に北海道上士幌町から始まりました。株式会社あしたの寺子屋と株式会社ヒナタヤの2社が共同で複数拠点でのプログラム運営を実施していく中で、大学生/社会人による学習支援と共に、ワークショップの実施を通して進路や人生に関する学びの機会を両軸で提供するモデルを確立してきました。本事業をこれまで以上のスピード・品質で拡大していくために、今後は2社による分業体制を敷き、本プログラムを展開していきます。現場運営はこれまで通り2社共同で実施。自治体の方からの課題ヒアリングやご契約に関する窓口はあしたの寺子屋が行い、事業企画(大学生マネジメントやツール作成)やコンテンツ設計は株式会社ヒナタヤが担う体制へと移行いたします。
2023年度 夏期「まなび場プログラム」開催概要
今回は北海道上士幌町、比布町、美幌町、南幌町、標津町、八雲町の6カ所での開催となり、各町の子どもたちが無料で参加することが可能です。2020年から夏期・冬期を含めて開催しており、延べ300人が参加しました。
<北海道上士幌町>
-タイトル:まなびの広場
-日時:2023年7月25日~7月28日、7月31日~8月4日の計9日間
-場所:上士幌町生涯学習センター「わっか」
-対象:上士幌中学校および近隣中学校の生徒・上士幌高校の生徒
-ワークショップ:ワークショップ「医療」について考える、大学生レシピ、ワークショップ「世界」について考える、光の手紙ワークショップ、ふり返りワークショップ
<北海道比布町>
-タイトル:あしてらぴっぷ
-日時:2023年8月2日~8月5日の4日間
-場所:比布町農村環境改善センター
-対象:前期課程(小学生)、後期課程(中学生)・高校生
-運営:まなび場コンソーシアム
-ワークショップ:つながる装置づくり、大学生レシピ、AIツールを使ってみよう、ふり返りワークショップ
<北海道美幌町>
-タイトル:まなび場 びほろ
-日時:2023年8月6日~8月9日の4日間
-場所:美幌町民会館
-対象:美幌町内の中学生、美幌町内外の高校生
-ワークショップ:AIツールを使ってみよう、大学生レシピ、ふり返りワークショップ
<北海道南幌町>
-タイトル:まなび場ぽろろ〜なんぽろで学ぶ「5日間」〜
-日時:2023年8月7日~8月11日の5日間
-場所:生涯学習センター「ぽろろ」
-対象:南幌中学校、南幌高校と町内在住の中高生
-ワークショップ:AIツールを使ってみよう、しゃべる場、大学生レシピ、ふり返りワークショップ
<北海道標津町>
-タイトル:しべつまなビバ!
-日時:2023年8月8日~8月12日の5日間
-場所:標津町 生涯学習センター「あすぱる」
-対象:標津町内の小学5年生〜高校3年生
-ワークショップ:つながる装置づくり、大学生レシピ、ふり返りワークショップ
<北海道八雲町>
-タイトル:まなび場やくも
-日時:2023年8月17日~8月20日の4日間
-場所:はぴあ八雲 コミュニティーセンター
-対象:八雲町内の中学1年生〜高校3年生
-ワークショップ:AIツールを使ってみよう!、大学生レシピ、ふり返りワークショップ
運営スタッフは日本国内外からの39名の大学生
3年目となる本事業には、例年100名を超える全国各地の大学生の応募があります。今年は最多の160名からの応募があり、日本国内に留まらず、アメリカや台湾の大学に通う39名の熱意ある大学生たちの参加が決まりました。
応募動機としては、「地方出身の自分を重ね、大学進学で得た経験や中高時代に知りたかったことを伝えられる場だから」「教育学部生でなくても、教育に関わることができるから」「中高生と対話をすることが、結果的に自分自身を見つめるきっかけになるから」などそれぞれの強い想いがあります。
【2023年参加者の所属大学】
宇都宮大学、関西外国語大学、慶應義塾大学、公立はこだて未来大学大学院、国際基督教大学、国立苫小牧工業高等専門学校、秋田大学、小樽商科大学、新潟大学、専修大学、早稲田大学、台湾静宜大学、大阪大学、大東文化大学、筑波大学、長野県立大学、東京学芸大学、東女子医科大学、東京大学、南山大学、兵庫教育大学大学院、兵庫県立大学大学院、北海道医療大学、北海道教育大学札幌校、北海道教育大学函館校、北海道大学、北海道大学大学院、立教大学、City University of New York、バブソン大学
開催背景:地域における教育課題
人口3万人未満で塾や大学など、親や先生以外の大人や先輩との交流がない地域の各自治体から以下のような相談をいただきます。私たちは、地域ならではの様々な教育への課題や不安の声に応えるべく、長期休暇期間に「まなび場プログラム」を開催しています。※今季は秋期の休暇期間以外にも実施予定
<自治体の方からの声> ※一部抜粋
"町内に塾が無いので、長期休暇期間中だけでも勉強のサポートをして欲しい。"
"地域の大人と連携した探究学習のプログラムを地域の子どもたちに体験してほしい。"
"GIGAスクールで購入したタブレットを、子どもたちが使って慣れる機会を作ってほしい。"
"大学生などの少し先輩と出会う機会が無い。ナナメの関係をつくれる先輩に、子どもたちの話を聞いてもらったり、世界の広さを伝えてほしい。"
主催者コメント:
株式会社ヒナタヤ 代表取締役 阿曽沼 陽登
信頼できるパートナーである嶋本氏が率いる株式会社あしたの寺子屋と引き続き、共に本事業を運営していけることを嬉しく思います。コンソーシアムという新たな体制のもと、これまで以上に参加する生徒、地域のみなさま、そして大学生のスタッフの方々、みなにとって「よいまなびの場」を創りあげていきます。ますますパワーアップしていく私たちと本事業に、どうぞご期待ください。
株式会社あしたの寺子屋 代表取締役 嶋本 勇介
これまでともに事業運営をしてきた株式会社ヒナタヤと、さらにパワーアップした体制で「まなび場」事業を運営できることを嬉しく思います。それぞれの強みや高い専門性を生かし合う本パートナーシップを結べたことで、「世界を拡げる一歩目を、どこからでも」という当社のビジョンの実現へ更に一歩近づきました。この夏のプログラムはもちろん、様々な地域に「まなび場」という機会を届けられるよう、新たな体制でより一層頑張って参ります。
2022年度 開催レポート
・上士幌町 まなびの広場2022夏~なんでも「まなぶ」10日間!~ https://onl.sc/NkLN8xS
・比布町 あしてらぴっぷ~学ぶ、遊ぶ、体験する!~ https://onl.sc/D6YpyLr
・南幌町 まなび場ぽろろ~南幌で学ぶ「3日間」~ https://onl.sc/WrcmZyC
・上川町 ミライ・キャンバス~自分色で描く、上川の未来~ https://onl.sc/tKfwLvz
会社概要:ヒナタヤ
【会社名】 株式会社ヒナタヤ
【代表者】 代表取締役 阿曽沼 陽登
【設立】 2023年3月
【本社】 神奈川県藤沢市辻堂2丁目3-9
【公式サイト】準備中 (7月22日 公開予定)
会社概要:あしたの寺子屋
【会社名】 株式会社あしたの寺子屋
【代表者】 代表取締役 嶋本勇介
【設立】 2020年11月
【本社】 北海道札幌市中央区大通西3-6 北海道新聞本社ビル2F SAPPRO Incubation Hub DRIVE
【公式サイト】開校者向け https://ashita-terakoya.com/ 保護者/生徒向け https://corp.ashita-terakoya.jp/
【事業内容】
・オンライン教材とコーチングを活用した個別最適化した学びの基盤の提供
・各寺子屋での学習者と運営者への全国横断コミュニティ機能の提供
・ふるさと納税などを活用した公設民営モデルの研究と自治体への提唱
・地域おこし協力隊、UIターン等希望者定着のための開業準備講座の提供
・ゲストハウスやカフェと寺子屋などの兼業寺子屋モデルの研究と提唱
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