【腰痛に気づくのが遅すぎる?】約4割が「数日以上かかっていた」と回答。どんな問題があるのか?

日常の動作がきっかけとなる腰痛、自覚のタイミングとその後の対処行動を調査

医療法人蒼優会

野中腰痛クリニック(大阪院:大阪府大阪市東淀川区・東京院:東京都中央区、医療法人蒼優会理事長:野中 康行)は、腰痛になったことがある20~70代の男女を対象に、「腰痛の気づきと対処の実態」に関する調査を実施しました。

腰に違和感を覚えても、「そのうち治る」と見過ごしていませんか?

朝起きたときや長時間座ったあとなど、何気ない日常の動作がきっかけで、腰痛を自覚する方は多いのではないでしょうか。

しかし実際には、最初のサインを見逃し、対処が遅れて悪化するケースも珍しくありません。

そこで今回、野中腰痛クリニックhttps://nonaka-lc.com/)は、腰痛になったことがある20~70代の男女を対象に、「腰痛の気づきと対処の実態」に関する調査を実施しました。

調査概要:「腰痛の気づきと対処の実態」に関する調査

【調査期間】2025年9月9日(火)~2025年9月10日(水)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,006人

【調査対象】調査回答時に腰痛になったことがある20~70代の男女と回答したモニター

【調査元】野中腰痛クリニック(https://nonaka-lc.com/

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

約4割が腰痛と気づくまで数日以上かかったと回答

はじめに、腰痛の実態を把握するにあたり、まずは不調を感じる頻度について尋ねました。

「腰の痛み・不調を感じる頻度」について尋ねたところ、『年に数回(29.5%)』と回答した方が最も多く、『ほぼ毎日(19.2%)』『週に数回(17.0%)』『月に数回(16.9%)』と続きました。

腰痛が慢性的に生じている方が一定数いる一方で、突然痛みが出たり、しばらくするとおさまったりを繰り返す方もいる回答結果になりました。腰の痛みや不調を感じる頻度が低い場合は、日常生活に大きな支障をきたすことは少ないかもしれませんが、それでも気になる場面はあり、対応を迷うこともあるでしょう。

一方で、頻度が高い方にとっては、生活の質に直結する深刻な問題となることが考えられます。

腰の痛みや不調の出方は一様ではなく、個人差が大きく見られると考えられます。その背景には、生活リズムや職業特有の身体的動作といった要因が複雑に絡んでいる可能性があるでしょう。

では、腰に違和感を覚えてから、「これは腰痛だ」と自覚するまでにどのくらいかかったのでしょうか。

「腰に違和感を覚えてから、これは腰痛だと認識するまでにどのくらいかかったか」について尋ねたところ、『すぐ(60.9%)』と回答した方が最も多く、『数日(23.5%)』『1週間程度(6.4%)』『2ヶ月以上(3.9%)』と続きました。

6割以上の方が、腰に違和感を覚えてすぐに「腰痛」と認識しているという結果となりました。一方で、数日から数週間、さらには2ヶ月以上を経てようやく気づいたという方もごく一部ながら存在しており、症状の自覚タイミングには幅があることがわかります。

違和感を覚えた段階でそれをどのように捉えるかは人それぞれであり、その認識のタイミングが、その後の対応や受診の判断にも影響している可能性があるでしょう。

では、腰痛の自覚が遅れた方はどのような理由を挙げたのでしょうか。

前の質問で『すぐ』と回答した方以外に、「腰痛だと気づくのが遅れた理由」について尋ねたところ、『一時的なものだと思っていた(58.3%)』と回答した方が最も多く、『痛みが軽かった(37.2%)』『問題なく生活できていた(18.1%)』と続きました。

「一時的なものだと思っていた」「痛みが軽かった」といった回答が多いことから、腰痛の初期段階では、受診や対処を先延ばしにしてしまう傾向があることが示唆されます。

また、「問題なく生活できていた」という回答も一定数見られました。日常生活に支障がないと、症状を深刻に捉えずにやり過ごしてしまう傾向があることが考えられます。こうした軽視や自己判断が、結果的に腰痛の自覚を遅らせる要因のひとつになっている可能性があります。

では、どのような行動や状況がきっかけで腰痛を自覚したのでしょうか。

「腰痛に気づいたきっかけとなった行動や状況」について尋ねたところ、『長時間座ったあとに立ち上がったとき(43.4%)』が最も多く、『荷物を持ち上げたとき(40.8%)』『朝起きたとき(37.2%)』と続きました。

日常動作のなかでも姿勢の切り替えや腰に負担がかかる動作に関連して気づくことが多いようです。長時間同じ姿勢を続ける生活習慣が背景にあり、デスクワークや家事など多様な生活場面が腰痛の自覚につながっていることが示唆されます。

また、『運動をしたあと』『くしゃみや咳をしたとき』といった突発的な動きによって気づくケースも一定数見られました。これらは一時的な動作に伴う急激な負荷が、潜在的に存在していた違和感を顕在化させた可能性を示しています。

こうした結果から、腰痛は「特別な行為」よりも「日常生活の延長」において自覚されやすいことがわかります。つまり、誰にでも起こり得る身近な動作こそが、腰痛を意識する契機となっていると考えられるでしょう。

初めて腰痛になったときの対応、最多は市販の湿布や薬を使用することだった

では、痛みを感じ始めたときの痛みの程度はどのようなものが多いのでしょうか。

「直近の腰に痛みを感じ始めたときの痛みの程度」について尋ねたところ、『鈍く重い痛み(45.0%)』が最も多く、『軽い違和感(36.5%)』『チクチクするような軽い痛み(10.7%)』と続きました。

大多数は日常的に感じるような鈍痛や違和感でしたが、一部には動けないほどの急性の痛みも存在します。この差は腰痛の重症度や発症形態の違いを表しており、対応の仕方にも直結していると考えられます。

特に「チクチクするような軽い痛み」や「軽い違和感」は、生活への支障が少ないため放置されやすく、自己流の対処にとどまることが多いでしょう。

一方で「動けないほどの激しい痛み」では、受診や緊急対応が避けられないケースも想定されます。

つまり、腰痛は軽度から重度までさまざまな痛みの程度があり、早い段階で適切な対応をとれるかどうかが、その後の慢性化や再発リスクを左右する可能性があるといえるでしょう。

では、初めて腰痛になったとき、どのように対応した方が多いのでしょうか。

「初めて腰痛になったとき、どのように対応をしたか」について尋ねたところ、『市販の湿布や薬を使用した(42.5%)』が最も多く、『医師の診察を受けた(24.9%)』『整体・整骨院に行った(22.5%)』と続きました。

多くの方がまずは手軽に使用できる市販薬で対応しており、「とりあえず自分で様子を見たい」という行動パターンがうかがえます。

その一方で、早い段階から医師や整体に頼る方もおり、専門的な治療を求める姿勢が見られました。さらに「何もせず放置した」という回答も一定数あり、腰痛への向き合い方には大きな差があることがわかります。

腰痛をどう受け止めるかによって、自己流で対処するか、専門家に相談するかが分かれているようです。

では、腰痛になったことがある方は、日常で無意識に腰をかばうような動作をしているのでしょうか。

「普段、無意識に腰をかばうような動作をしている自覚があるか」について尋ねたところ、半数以上の方が『とてもある(13.8%)』『ややある(40.3%)』と回答しました。

半数以上の方が、程度の差はあれ「知らず知らずのうちに腰をかばっている」と答えています。

例えば、立ち上がるときに腰に手を当てる、椅子に座るときに背もたれに強く寄りかかる、といった動作がこれにあたります。

こうした動作は一見すると腰を守っているように見えますが、姿勢や体の使い方のクセと結びつきやすく、結果的には腰への負担が積み重なる要因になる可能性もあります。

日常の「ちょっとした動作」こそが、慢性的な腰痛につながるかどうかの分かれ目になっているのかもしれません。

腰痛の悪化原因、最も多かったのは長時間同じ姿勢をとる!

では、腰痛を悪化させた原因は一体なんなのでしょうか。

「これが原因で腰痛が悪化していたと思うもの」について尋ねたところ、『長時間同じ姿勢をとる(44.7%)』が最も多く、『重い荷物を持ち上げる(43.5%)』『長時間のデスクワーク(29.1%)』と続きました。

回答結果からは、日常の生活習慣や仕事の環境が腰痛を悪化させる大きな原因になっていることが見て取れます。

特に「長時間同じ姿勢」は、デスクワークや長距離運転、さらにはスマートフォンの操作など、多くの方に心当たりがある動作です。また「重い荷物を持ち上げる」や「家事での前かがみ姿勢」なども、避けにくい日常の行動として挙げられています。

このように、腰痛を悪化させる原因は特別な行動ではなく、誰もが日常的に行っている動作に潜んでいます。だからこそ、意識して姿勢を変える、こまめに立ち上がる、負担を減らす工夫を取り入れるなど、日常の小さな改善が大切になるといえるでしょう。

では、腰痛を経験した方はその後どういった行動をとっているのでしょうか。

「腰痛になってから意識して行うようになったことや変えたこと」について尋ねたところ、『ストレッチや体操(41.3%)』が最も多く、『正しい姿勢を保つ(33.3%)』『適度な運動や筋トレ(27.7%)』と続きました。

腰痛発症を機に生活習慣の改善に取り組む方が多いことがわかります。腰痛をきっかけに健康意識を高める動きが見られる一方、約2割は特に対策をしていないと回答しており、行動の差が大きい点も特徴的です。

最後に、周囲の人々の腰痛の状況について尋ねました。

「周囲に腰痛を抱える人がいるか」について尋ねたところ、約6割の方が『とてもいる(12.6%)』『ある程度いる(53.0%)』と回答しました。

腰痛は自分だけの問題ではなく、身近な人々にも広く共通する課題であることがわかります。家族や同僚、友人の中にも腰痛を抱える方が身近に見られ、日常の会話の中で自然と「腰の調子」の話題が出ることもあるでしょう。職場では長時間の座り仕事や荷物の持ち運び、家庭では家事や育児といった生活習慣が影響している可能性もあります。

こうした背景を踏まえると、腰痛は個人の健康問題にとどまらず、周囲と知識や対処法を共有しながら取り組む「社会的なテーマ」であるといえるかもしれません。

まとめ:腰痛は身近で多様な体験、生活改善への契機に

今回の調査で、腰痛を経験した人々においては、頻度や痛みの程度、対応方法に大きな個人差があることが明らかになりました。

腰痛に気づいたきっかけとなった行動や状況は、長時間座ったあとに立ち上がったときや、荷物を持ち上げたとき、朝起きたときなど、日常の中でよくある場面が多いことが示されました。

腰痛に気づくまでの時間には個人差があり、違和感を覚えてすぐに「腰痛」と認識する方が多い一方で、数日から数週間を経てようやく自覚した方も一定数見られました。

腰に痛みを感じ始めたときの痛みの程度については、「鈍く重い痛み」が最多で、「軽い違和感」「チクチクするような軽い痛み」が続く結果となりました。

初めて腰痛になったときの対応は市販薬で済ませる傾向が強いものの、受診や整体利用など専門的ケアを選ぶ方も多く、行動の選択は症状の重さや価値観に左右されていると考えられます。

さらに、無意識に腰をかばうような動作をしている自覚が半数以上にありました。

こうした仕草は一見すると腰を守っているようですが、姿勢や身体の使い方のクセと結びつき、負担が積み重なる可能性もあります。

一方で、腰痛をきっかけにストレッチや姿勢改善、運動などに前向きに取り組む方も多く、生活習慣の見直しにつながっている様子がうかがえます。

周囲に腰痛を抱える方が多いという認識も示されたことから、腰痛は個人の課題にとどまらず、家庭や職場で共有される健康テーマとなっています。今後は、早期の気づきと適切な対応、そして予防を目的とした生活改善の両面が重要であり、腰痛と向き合う姿勢が人々の健康維持に直結することがうかがえる結果となりました。

副院長 石田 貴樹

副院長のコメント

腰痛の原因となる行動を避けることや症状を和らげる工夫は大切ですが、消耗品である椎間板は傷つくと元には戻らず、悪化の一途をたどります。

そのため、早期に専門医の受診と、適切な椎間板治療を検討することが重要だと思います。

腰痛の治療なら『野中腰痛クリニック』

今回、「腰痛の気づきと対処の実態」に関する調査を実施した野中腰痛クリニックhttps://nonaka-lc.com/)は、身体への負担が少ない日帰り可能な腰痛治療を提供しています。

野中腰痛クリニックは、新大阪駅前と東京駅前に構える腰痛クリニックです。

ご高齢の方、外科的手術ができないと言われている方に対してもメスを使わず入院なしで治療するため翌日から日常生活を送ることが可能です。

【このようなお悩みの方が対象】

・腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア・すべり症などの腰痛症状や痛みに悩まされている

・ゴルフや野球などのスポーツをしたいが、腰痛が原因で思うようにできない

・長期間の入院ができない、したくない

・手術後に改善しなかったもしくは再発した

・外科的手術のリスクを懸念している

・椎間板が潰れている、狭くなっている

※ご高齢の方(80歳以上の方)も治療が可能です。

■3つの日帰り腰痛治療

従来の外科的手術(椎間板切除、減圧術、固定術等)にはない3つの特徴があります。

✓局所麻酔と穿刺針(せんしばり)のみで治療ができるため身体への負担が少ない

✓治療時間15分~30分程度のため日帰りで帰宅できる

✓脊椎手術の改善がみられない、または症状の再発も治療が可能

※治療はすべて保険適用外の自由診療です。

【クリニック概要】

野中腰痛クリニック 大阪院

医療法人蒼優会

理事長:野中 康行

所在地(本院):〒533-0031

大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目1-35 IMC国際医療センタービル

診療時間:9:00~16:30(完全予約制)

休診日:水・日・祝日

コーポレートサイト:https://nonaka-lc.com/

野中腰痛クリニック 東京院

所在地:〒103-0027

東京都中央区日本橋3丁目3-11 第一中央ビル3階

診察時間:9:30~18:30(完全予約制)

休診日:水・日・祝日

コーポレートサイト:https://tokyo.nonaka-lc.com/

■公式SNS

X(旧Twitter):https://x.com/Nlclinic_0722

YouTube:https://www.youtube.com/@nlclinic0722

Facebook:https://www.facebook.com/nlclinic0722

Instagram:https://www.instagram.com/nlc_jp

LINE(東京院):https://lin.ee/OdG4Aoi

LINE(大阪院):https://lin.ee/QHQonMl

■お問合せ・ご予約はこちら

電話予約・ご相談専用ダイヤル:

大阪院 06-6370-0505 9:00~17:00(月~土)

東京院 03-6665-0205 9:00~17:00(月~土)

メールフォーム:24時間365日受付中

https://nonaka-lc.com/contact-form/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://nonaka-lc.com/
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目1-35 IMC国際医療センタービル
電話番号
06-6370-0505
代表者名
野中 康行
上場
-
資本金
-
設立
2023年02月