JFEテクノリサーチ、新たに11種の技術リーフレットを公開
全固体電池、腐食評価、化学物質規制、先端材料解析まで、研究開発・品質保証を支える評価技術を発信

JFEテクノリサーチ株式会社(本社:東京都千代田区)は、このたび、電池評価、腐食試験、化学物質規制対応、材料評価、先端分析・解析技術分野を中心とした11種の技術リーフレットを新たに公開しました。
https://www.jfe-tec.co.jp/information/news/n20260908.html
近年、電動化の進展やカーボンニュートラルへの対応、製品の高耐久化、グローバルな化学物質規制の強化などにより、研究開発や品質保証の現場では、より高度かつ信頼性の高い評価・分析技術が求められています。
JFEテクノリサーチは、長年培ってきた分析・評価・解析・試験の知見を活かし、お客様の研究開発から製品化、品質改善までを支援しています。今回公開したリーフレットでは、ものづくりの課題解決に貢献する最新の技術サービスをご紹介しています。
公開した技術ソリューション
■ 電池・電動化分野
【全固体電池の高温時圧縮特性およびインピーダンス特性評価】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3D6J-054-00.pdf
露点制御雰囲気下で加熱・加圧状態を維持しながら、インピーダンスと変位を同時に測定いたします。全固体電池の実使用条件に近い環境で、界面の機械応答と電気応答を高精度に評価し、温度による接触状態変化を明確化します。
【Busbar(大型ヒューズ)の特性評価技術】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3D6J-055-00.pdf
Busbarは、大電流を他の機器へ分配する導体であり、自動車に広く使用されています。近年は、コスト削減や軽量化を目的とした材料置換の検討が進められており、それに対応した特性評価が重要となっております。本試験では、溶接機電源を用いて定格運転特性および溶断特性の評価を行い、Busbarの性能を評価します。
■ 腐食・耐久性評価分野
【めっきの腐食量モニタリング】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3D6J-053-00.pdf
種類が異なるめっきの、実環境における耐用年数を算定し、寿命予測およびLCC評価を行います。
【特徴】
・溶融亜鉛・亜鉛合金めっきの腐食量をその場で、連続的に把握
・実環境における腐食の“進み方”を把握
・耐用年数、寿命予測、LCC評価まで一貫して実施
【シャワー方式の複合サイクル腐食試験(CCT) 新JASO対応】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3D6J-056-00.pdf
新JASOに対応したシャワー方式の複合サイクル腐食試験を実施いたします。
・JASO M609-24 B法、C法 のシャワー方式に対応
・オーバーヘッド方式の採用により、Ford 社の規格にも対応
【セラミック成型品の冷熱繰り返し試験】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3D3J-026-00.pdf
高温用機械などの構造材や断熱材として使用されるセラミック成型品は、高温・低温の繰り返しや極端な高温環境などの影響で、表面や内部に亀裂を生じたり、表面が剥離したり変形したりする可能性があります。このような現象が発生した場合、装置トラブルなどにつながりますが、事前に予知することは一般的に困難です。このような材質変化について、実使用条件を模擬した冷熱繰り返し試験を行い、耐久性を評価いたします。材料選定時の比較試験にも適用できます。
■ 材料評価・構造解析分野
【ARGUSシステムによる高精度ひずみ測定】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3D2J-021-00.pdf
プレス成型品など加工品全領域のひずみを表面マークの測定により評価いたします。
表面に専用のマーキングを施し、加工前後のマーキング寸法の変化をフォトグラメトリ(写真測量)で測定することで、加工によって生じた外面ひずみを高精度に取得できます。主に自動車部品などのプレス成形品の実際のプレス評価に使用されており、比較的大型のサンプルにも対応しております。また、穴広げ試験や曲げ試験、引張試験など、多様な材料試験への応用も可能です。
【薄物部材のたるみ傾向解析・可視化技術】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3D6J-052-00.pdf
アルミ箔、樹脂フィルム等の薄物サンプルのたるみ傾向を可視化いたします。
三次元計測機に搭載した白色光スキャナにより3D形状データを取得し、薄物部材に生じる微小なしわやたるみを多角的に評価いたします。2D計測では幅方向の変位量をμmオーダーで高精度に抽出し、局所的なしわやたるみを可視化します。一方、3D計測では面全体の高さ分布を取得することで、部材全体の空間的な変形状態を定量的に把握します。これらの線情報(2D)と面情報(3D)を統合的に解析することで、薄物部材特有の微小変形を明確に捉えられるようになり、製品開発における品質向上や製造工程の改善に有効に活用できます。
【鋼材・薄鋼板の低温フォーマスター試験】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3D2J-020-00.pdf
液体窒素を用いて冷却ガスの温度を室温以下まで低下させ、通常のフォーマスター試験では実施できない低温域における対象材の変態挙動を調査できます。
■ 化学物質規制対応分野
【ナノマテリアルを含む化学物質規制対応支援サービス】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3S6J-026-00.pdf
化学物質規制、安全性情報、ナノマテリアルリスク評価をワンストップで支援いたします。
【化学物質規制相談窓口】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3S6J-025-00.pdf
新規材料開発の規制対応における立ち止まりをなくし、「気軽に・すぐに・専門的に」
相談できる環境をご提供いたします。
■ 先端材料分析分野
【電子チャネリング効果を活用したSTEM-EDXによる高精度な元素配置・占有率評価】
https://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf/3D5J-022-00.pdf
STEM-EDX分析により添加元素の原子サイト占有率を定量的に評価いたします。
微量元素を添加することで材料物性をコントロールしようとする試みは、あらゆる材料分野で行われています。個々に設計された結晶性合成材料における添加元素の存在位置は、これまで、X線回折/中性子回折による結晶構造解析や、高分解能STEM-EDX/EELS分析による直接観察などによって評価されてきました。
局所的な原子サイト占有率を評価する手法の一つにAtom-Location by CHanneling-Enhanced MIcroanalysis(ALCHEMI)法があり、近年、ALCHEMI法の発展手法として高角度分解能電子チャネリングX線分光法(High-Angular-Resolution Electron-Channeling X-ray Spectroscopy: HARECXS)による評価が提唱されています。規則的な原子配置を有する特定の結晶においては、特性X線の発生強度が、結晶に対する電子の入射角に依存します。
イオン化チャネリングパターンは、電子線の入射角度を連続的に変化させたときの特性X線の強度の入射角依存性を示しており、パターンが類似する元素は結晶の中で同じような位置を占有していることになります。本手法は、元素種ごとに異なる原子サイトを有する結晶性材料に対して適用可能です。
JFEテクノリサーチでは、材料、環境、エネルギー、インフラ分野を横断する分析・評価・解析・試験サービスを提供しています。単なる測定や分析にとどまらず、
◇なぜ不具合が発生したのか
◇なぜ性能が向上したのか
◇どのように改善できるのか
まで踏み込んだ技術支援を行い、お客様の研究開発から実用化、品質保証までをワンストップでサポートしています。
今後もJFEテクノリサーチは、電池、モビリティ、材料、環境分野を中心に、技術情報の発信を強化するとともに、分析・評価・解析・試験の総合力を活かして、お客様の課題解決と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
【公開情報の詳細はこちら】
https://www.jfe-tec.co.jp/information/news/n20260908.html
<JFEテクノリサーチ株式会社について>
社名:JFEテクノリサーチ株式会社
本社所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル4階
事業内容:試験・測定・分析・評価・コンサルティング・計測装置開発など
HP : https://www.jfe-tec.co.jp/
note: https://note.com/jfe_tec
<本件に関するお問い合わせ先>
JFEテクノリサーチ株式会社 営業総括部 お問合せはこちら
E-mail:jfetecsalesmarketing@jfe-tec.co.jp
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