「サンドバッグになりに行くんです」。データサイエンティストが体感する、現在の “専門性” のあるべき姿とは？異分野の専門家が参画するスタートアップ、Maxwell's HOIKOROが動画を公開

株式会社 Consulente HYAKUNEN

2025年1月11日 00時00分

株式会社Maxwell's HOIKORO(マクスウェルズホイコーロー、代表：前山匡右、本社：大阪府大阪市西区)は、データサイエンス技術を用いた、HR Tech分野のスタートアップ企業です。組織の変革を実現させるための質の高いサーベイツールとして、多くの企業から高い評価を受ける「TSUISEE（ツイシー）」を提供しています。この度、「TSUISEE」の確かな解析技術を支えているデータサイエンティスト、中岡慎治が“専門性”について語る動画を公開いたしました。

低い山に登る人を、登山家とは言わない ― 改めて、“専門性”とは何か？ー

株式会社Maxwell's HOIKOROには、経営学者や統計学者、美術作家、医師といった、様々な専門家が参画しています。データサイエンティストの中岡慎治は、Maxwell's HOIKOROが提供する「TSUISEE」のデータ解析を支えるメンバーの一人です。北海道大学大学院（先端生命科学研究院）の教員でもあり、屈指の実力をもつデータサイエンティストとして活躍しています。

今は生命科学の分野に身を置く研究者ですが、中岡は当初、数学を専攻し研究を進めていました。その時、天才たちが天才の姿を見て驚愕し、挫折する「数学者の墓場」と言われる場に身を置くことになります。優れた登山家が、前人未到の高い山の頂に挑むように、ある分野を極め、頂点を目指すことこそが専門家であると実感したのです。

中岡は“専門性”に対する、こうした実感を得た後、自身の進む道を頂点ではない方向へと変えていきます。そして、生物が関わる分野のなかで、数学を扱うことの価値を発見します。数学、生物学、それぞれの分野を極めようと、頂点を目指す専門家になるのではなく、二つの分野の頂点の谷間にある場所で“専門性”を活かすことになります。中岡は自身について、「生命科学の分野で、数学を扱う専門家」であると自負しています。

「専門家に殴られに行く」ー境界に身を置く、専門家としての成長ー

専門家とは、その専門分野の作法や考え方、カルチャーといったものの守護者であると、中岡は捉えています。

中岡の考え方や発言は時に、ある分野の専門家から大きな違和感をもたれ、苛立ちを感じさせてしまうことがあると言います。その時、中岡は、専門家から「ボッコボコにされる」のです。ただ、中岡は、このように専門家から「ボッコボコにされる」ことが、最も成長につながると実感するに至りました。どういう考えで、どういう目的で、その分野の研究を進めているか、それを一瞬で掴むことができると気付いたのです。

二つの専門分野の境界に身を置く専門家にとって、こうした経験が最も重要であると中岡は語ります。

動画本編では、今日の専門家のあり方について、中岡ならではのユーモアさをもってさらに議論を深めています。

＜動画本編はこちらから＞

https://www.maxwellshoikoro.com

“専門性”に価値は無い？ー Maxwell's HOIKOROに集まる専門家ー

私たちMaxwell's HOIKOROは今、人と組織を変える、私たちの取り組みに加わってくれるメンバーを募集しています。

人と組織の複雑な問題に向き合い、それを変えようとするとき、いかなる“専門性”も通用しないことを私たちは何度も経験してきました。

私たちは、高度な“専門性”よりも、“専門性”を身につけようと力を尽くし、時に挫折を経験してきた、その人固有の力にこそ重要な価値があると確信しています。知らず知らずのうちに堆積してこられた力を、Maxwell's HOIKOROで発揮していただきたいのです。

以下のURLでは、採用に関する詳細な情報を記載し、採用に関するお問い合わせフォームを設けています。ご関心のある方は、ぜひご確認のうえ、ご応募ください。

＜採用に関する情報・お問い合わせはこちらから＞

https://www.maxwellshoikoro.com/recruit

【会社概要】