重度障害・難病ケアのユースタイルラボラトリーが青森初となる「ユースタイルケア 青森 重度訪問介護」を青森市に開設
青森県が注力する"医療的ケア児"への支援ニーズにも対応

「すべての必要な人に、必要なケアを届ける。」をミッションに、重い障害や難病のある方に重度訪問介護事業を中心とした包括的介護福祉サービスを全国に届けるユースタイルラボラトリー株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役:大畑健)は、2025年10月1日、当社として青森県初となる重度訪問介護サービス事業所「ユースタイルケア 青森 重度訪問介護」事業所を開設しました。
サービス提供エリアは事業所のある青森市全域・弘前市・つがる市を予定しており、今後は八戸圏域、下北圏域、上十三圏域にも重度訪問介護を届けていくことを目指します。
東北エリアでは他に岩手県、宮城県、山形県、福島県で同事業を運営しています。
重度訪問介護とは
重い障害や難病のある方が安心して在宅で生活するために利用できる障害福祉サービスです。当社は、24時間365日医療的ケアを含む重度訪問介護サービスを全国最大規模で運営する事業者です。主に短時間の介護を提供する訪問介護や居宅介護と違い、長時間の見守りが可能であることが特徴です。
重度訪問介護は、2014年に施行された「障害者総合支援法」により法制化は進みましたが、医療・福祉業界の中でもまだ認知は高くなく、多くの難病・重度障害者にサービスが届いていません。

青森県内で高まる重度訪問介護ニーズ
第七期(令和6~8年)青森県障害福祉サービス実施計画および青森市障がい福祉計画によると、以下が明らかになっています。
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青森県の障害福祉サービスの種類別の構成比をみると、全国平均に比べ、重度訪問介護を含む訪問系サービスの比率が少ない。
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県内の高齢化と障害者の高齢化に伴い、重度の障害者の増加が予測される。令和8年度の見込量は、訪問系サービス全体で利用人数に換算すると3,237 人となり、令和5年度の2,843 人の約 1.14 倍の伸びを見込む。 重度訪問介護については、例えば青森圏域では令和5~令和8年度で増加率22.1%を見込んでいる。
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障害当事者へのアンケートで、将来どのような暮らしをしたいと思うかについての問いでは、「自宅で家族と一緒に暮らしたい」が 57.2%で最も多く、次いで「自宅で一人暮らしをしたい」が 18.8%と、自宅で暮らすことを望む人が多い。

青森県が注力する「医療的ケア児」への支援
また、青森県障がい福祉課の発表では、県内の医療的ケア児は2025年4月1日時点で170人で多方面からの支援が求められています。
青森市でも「青森圏域医療的ケア児支援体制協議の場」を設け、医療的ケア児家庭への包括的な支援に注力しています。
ユースタイルケア重度訪問介護では、重度訪問介護が利用できない18歳未満のお子さんに対し、各自治体と連携し居宅介護による長時間支援を実現しています。これは全国的に見ても先進的な取り組みであり、多くのご家族から切実なご要望が寄せられています。

当社は、医療的ケア児への支援ノウハウを最大限に活かし、青森県内の医療的ケア児ご家族が安心して日中活動や就労、休息の時間を確保できるようサポートしてまいります。実際に、当社の支援開始によりご家族が復職されたり、精神的・体力的な負担が軽減されたというお声を多数いただいています。

「ユースタイルケア 重度訪問介護」の特長
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国内最大規模の重度訪問介護事業者としてのべ6,000人以上にサービス提供実績あり
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全国のケアスタッフ約5000人がすべて医療的ケアに係る資格取得済
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フランチャイズ事業所も含め全国100カ所以上でサービス提供
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介護保険、医療保険との併用可能
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18歳未満の医療的ケア児の利用事例増加中
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障害者グループホーム、訪問介護・居宅介護・訪問看護などユースタイルラボラトリーが運営する他の介護医療サービスとの連携や、ご提案が可能。
<重度訪問介護サービス>
対象:重度の肢体不自由または重度の知的障害、もしくは精神障害があり常に介護を必要とする方
提供内容:
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介護職員が自宅を訪問し、 入浴、排せつ、食事などの介護、生活等に関する相談や助言など、生活全般にわたる援助や外出時における移動中の介護を総合的に行う
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365日24時間の長時間の見守りサービスと、痰の吸引や胃ろうといった医療的ケアの提供が可能

名称 |
ユースタイルケア 青森 重度訪問介護 住所:青森県 青森市 古川1丁目10−13 AQUA古川一丁目ビル 7c |
運営事業者 |
ユースタイルラボラトリー株式会社 |
ご利用対象 |
重度の肢体不自由・知的障害・精神障害により、行動上著しい困難を有する障害者であって常時介護を要する方 障害支援区分4以上で、次の(1)、(2)のいずれかに該当する方 (1)次のaおよびbの両方に該当する方 a 二肢以上に麻痺などがある b 障害支援区分の認定調査項目のうち、「歩行」「移乗」「排尿」「排便」のいずれも「支援が不要」以外と認定されている (2)障害支援区分の認定調査項目のうち行動関連項目等(12項目)の合計点数が10点以上である 利用例:ALS(筋萎縮性側索硬化症)、筋ジストロフィー、多系統萎縮症などの難病、脳性麻痺、脊髄損傷、重度心身障害、強度行動障害など ※重度訪問介護の法令上の対象者は上記となります。ただし、支給決定について様々な事例・特例もあるため、まずはご相談ください。 ※医療的ケア児の支援も対象となります。 居宅介護サービスの利用も可能です。 |
ご利用料金 |
利用料の1割もしくは、自己負担上限額を支払います。自己負担上限額は、世帯所得に応じて決まり、0円~3万7,200円。なお、生活保護受給世帯と市町村民税非課税世帯は、自己負担なしでサービスを利用可能。 |
サービスサイト |
会社概要
ユースタイルラボラトリー株式会社は、2012年の設立以来、「すべての必要な人に、必要なケアを届ける。」をミッションに、介護・障害福祉サービスや介護業界向け経営支援事業を展開しています。
特に、障害福祉分野においては国内最大規模の障害者向け重度訪問介護事業者として、全国にサービスを広げています。 今後も全国各地に新規事業所・新規事業を展開し、日本の介護に関わるあらゆる課題解決に挑戦してまいります。
近年は、フランチャイズ事業や経営サポートサービスを通じて、医療・福祉業界全体のDX化や収益性向上にも取り組んでいます。現場から生まれるイノベーションを育て、広げることで、介護業界全体の課題解決に取り組んでいます。
名称:ユースタイルラボラトリー株式会社
代表:大畑 健
本社:〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー18階
設立:2012年2月
売上:138億円(2024年度)
事業所:FCを含む重度訪問介護事業所や、障害者グループホーム、事業所併設の資格取得スクール等を含め全国約160事業所運営
事業内容:介護・障害福祉サービス、介護業界向けコンサルティング事業等
コーポレートサイト: https://eustylelab.co.jp/

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