60Ghzレーダーなど電波系センサを使用し人物特定・バイタルセンシングなどを行うPoC提供開始
エッジAIによる電波系センサを用いたセキュアな非接触ソリューション
この「RD Qore」を用いると、従来カメラの導入が難しかったセキュリティやプライバシーの配慮が必要だったシーンや、衛生面から接触センサが敬遠されたシーンでの解析が可能になります。
当社技術は、従来電波系センサで特に課題となっていたマルチパスと呼ばれる現象に起因する問題を解決することができます。マルチパスに起因する問題とは、送信された電波が受信センサーに到達するまで、さまざまな経路を経由することにより、ノイズや干渉により歪められた反射波が遅れて到達することで、ノイズ要因になるというものです。
当社では「Qore Pre-Processor」という独自の技術により、この問題を解決しています。この技術はマルチパスを経由した波形データを弊社独自の前処理とレザバーコンピューティングを活用し、元波形を考慮した補正処理を行うことで、さまざまな環境下で高い分析精度を実現します。
また弊社技術はリアルタイム学習が可能であるため、部屋の形状や個人差などの環境差をその場でキャリブレーションすることで、最適なモデルを維持することが可能です。
当社では「RD Qore」を用いてソシオネクスト社の24Ghzレーダーやインフィニオン社の60Ghzレーダーを利用した物体認識や人物認識、バイタル推定のデモを公開しています。
また、先日発表したマクニカ社・アナログ・デバイセズ社と共同開発した「光学式非接触ユーザインターフェース」のデモも公開中です。
(先日のプレス)カメラを使わないWithコロナにむけた光学式非接触ユーザインターフェースを開発
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000039630.html
こちらに関して共同開発したマクニカ社と「エッジAIと光学式センサーによる非接触タッチパネル開発セミナー」を開催します。オンラインセミナーは無料ですのでぜひご参加下さい。
[オンラインセミナー] エッジAIと光学式センサーによる非接触タッチパネル開発セミナー<無料>
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/events/analog_devices/135782/
当社はレザバーコンピューティングを基にしたRNN(Recurrent Neural Network)を独自技術で開発し、「少量データ」を「エッジ上」で「リアルタイム学習」できる多変量時系列処理ソリューション「Qoreシリーズ」を提供しています。
Qoreシリーズに関しては下記リリースをご覧ください。
(Cortex-Mシリーズ向けエッジAIソリューション「EdgeQore Lite」がアルゴリズム改良によりアナログ・デバイセズ社の超低消費電力マイコンへ対応 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000039630.html )
【QuantumCoreについて】
弊社にはレザバーコンピューティングの研究で著名な、東京大学の池上 高志教授と、はこだて未来大学の香取 勇一准教授がリサーチアドバイザとして参加しております。
また主力製品として、レザバーコンピューティングを基にした、「少量データ」を「エッジ上」で「リアルタイム学習」できる多変量時系列処理ソリューション「Qore」を提供しています。ビックデータによる作りきりのモデルではなく、個人や環境へ柔軟に対応し、人に寄り添う技術の提供を実現させます。
【QuantumCore社製品に関するお問い合わせ】
株式会社QuantumCore
お問合せフォーム: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdnUZw1sd6i9G51so8OLCbIoyLNiECZPXQhfvBvch98Zmx0Eg/viewform
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