【コロナ禍“第三期”の理系就活】23卒は安定重視からのスタート!?4分の3が大手志向、「専門性を活かしたい」約6割

23卒理系就活中間振り返り

TECH for Society(※)の実現を目指し、理系学生採用支援を行う株式会社テックオーシャン(本社:東京都千代田区、代表取締役:長井裕樹)は、2021年11月19日~12月3日に理系学生(23卒学部生、大学院生)に対して、HR総研×TECH OFFER共同アンケート調査を実施し、合計564名の調査結果を得ました。
23卒理系就活生の中間振り返りとして、理系特有の就活のあり方や、23卒の理系学生がインターンシップや就活に対してどのように感じているのか、学生の本音をまとめています。

※TECH for Society
学生をはじめ、あらゆる人々が身につけた「TECH(Technology&Technique)」が正しく評価され、「TECH」と「人・企業・社会」、「TECH」と「TECH」が最適な形でつながっている社会のこと。テックオーシャンはそれらをつなぐ「Hub」でありたいと考えています。

 

■アンケートTopics
(1)インターンシップ参加はオンラインが主流
(2)最も参加して良かったインターンシップは「対面型での実務体験」
(3)理系学生には短期のインターンシップが人気
(4)就職活動に不安を感じている学生が過半数を占める
(5)就活が不安な理由1位は「面接への苦手意識」
(6)理系学生の4人中3人が「大手志向」
(7)「専門性を活かしたい」約6割
(8)就職先を決めるうえで重視したい点1位は「安定性」(12月時点)
(9)現時点で大手ナビサイトの登録率は8割以上、複数掛け持ちが多い

(1)インターンシップ参加はオンラインが主流
Q.オンライン/対面別では何社のインターンシップに参加しましたか。(n=564、単一回答)

 

オンラインでは「4社以上」のインターンシップに参加した学生が半数以上、対面でのインターンシップ参加は「0社」と「1社」で8割を超えており、オンラインでのインターンシップ参加率が非常に高かったことがわかる。また、対面では「0社(選考で漏れた・欠席した)」の割合も約2割となり、対面インターンシップは人数制限等により選考が厳しかったことがうかがえる。

(2)最も参加して良かったインターンシップは「対面型での実務体験」

 

 

各プログラムについて「参加した人数」に対する「参加して最も良かったと思う人数」の割合をみると、「対面型での実務体験」が他の実施内容・形態に比べて突出して満足度が高い。また、「ケースワーク・グループワーク」については対面型とオンラインで大きな差はでなかった。
実際に業務で使用している機械や研究に直に触れられる実務体験が、学生にとって特別感が高いと考えられる。一方で、参加人数を増やしやすいオンラインでは「ケースワーク・グループワーク」を中心に行うようにするなど、バランスを取ることが重要となっている。

(3)理系学生には短期のインターンシップが人気
Q.インターンシップは、半日・1日タイプ、2~3日タイプ、1週間程度タイプ、2週間以上のタイプのどれが最も望ましいですか。(n=564、単一回答)

「2~3日タイプ」が最も人気が高く4割以上、「半日・1日タイプ」と合わせると、約8割の学生が短期のインターンシップを望んでいることがわかった。
研究等との兼ね合いで長期インターンシップに参加する時間を捻出することが難しく、短期インターンシップが人気になっていることがうかがえる。

(4)就職活動に不安を感じている学生が過半数を占める
Q.就職活動について、どのように思いますか。(n=564、単一回答)

「とても不安である」 「やや不安である」の回答が56%を占めており、過半数を超えている。それに対して「楽観している」「やや楽観している」と回答した学生は約半数であった。

(5)就活が不安な理由1位は「面接への苦手意識」
Q.前問で「(やや、とても)不安である」とお答えの方は不安の理由をお選びください。 (n=316、複数回答)

「面接が苦手だから」、「志望する企業のレベルが高そうだから」の回答が特に多く、共に約60%であった。
就活の中でも、直接的に、かつ臨機応変な自己アピールを求められる面接に対して苦手意識が強いことや周囲の学生と比較して不安を感じている様子が見受けられた。

(6)理系学生の4人中3人が「大手志向」
Q.希望する企業規模についてお聞きします。就職を希望する企業規模をお選びください。(n=564、単一回答) 
※大手企業=1,000人以上、中堅企業=300~1,000人未満、中小企業=300人未満とします。

「できれば大手企業に行きたい」が半数以上、「絶対大手企業に行きたい」の回答と合わせると4人中3人が大手志向であることがわかった。
それぞれが希望する企業規模を選択した理由に関するフリーコメントを各カテゴリーで紹介する。

<絶対大手企業に行きたい>
・ 私は仕事において福利厚生よりもやりがいを重視しているが、福利厚生が充実していることに越したことはなく、大手企業であればその両立が可能であると考えているため。
・ブランド名で親を安心させたいから 修士まで行ったのである程度のとこには行きたい
・研究職を志望する上で、研究を行うなら大手がいいと考えるため。
・大手の方が公開情報も多く、上場企業であれば法令遵守の姿勢も強いと思うから。
・所属している研究室の卒業生たちがほぼ全員大手企業に内定を決めているから。
転職などで有利になるから.

<できれば大手企業に行きたい>
・転職市場になってきているから、1社目が重要であると考えているため。しかし、本当に 重要なことはその企業での成果であるため、大手でなくても私のやりたいことがかなうなら規模は問わない
研究の規模が大きく自由度が高いため.
・新卒でしか大手企業に入るのが難しく、各業界の一流の仕事を直接見ることができるから
・基本的には大手がいいと思っているが業界によってはむしろベンチャー的な性質を持って いるほうがいいという場合もあると考えているので。

<中堅企業に行きたい>
・安定しており、裁量権を持ちながら働きたい。
地域密着型の取り組みを行なっている企業が多いから。
・転勤が嫌だから
・これから成長する企業にこそ面白さを感じる

<中小企業に行きたい>
・小さいところで自分の存在感を出したい
・やる気を保つため
・早い段階で業務のコアな部分に携わりたいと思っているから

<企業規模は問わない>
・企業の雰囲気の方が重要だから
志望分野・業種とのマッチングを第一に考えているため
・自分の軸やそこで働いてる人、経営理念など全てに置いて総合判断したいから。

(7)「専門性を活かしたい」約6割
Q.どのような専門性を活かして働きたいと思いますか。(n=564、単一回答)

「学部や大学院での専攻で培った知識を活かしたい」学生が約4割、「研究活動で培った知識や経験を概ねそのまま活かしたい」と回答した学生と合わせると、約6割の学生が専門性を活かしたいと考えている。

(8)就職先を決めるうえで重視したい点1位は「安定性」(12月時点)
Q.就職先を決めるうえで重視したい点をお教えください(n=564、複数回答)

就職先を決めるうえで重視したい点については、「安定性」が最も多く約70%の学生が選択、次いで「福利厚生」、「事業内容」が多く、ともに61%の学生に選ばれた。新型コロナウイルスによってもたらされた社会の変動から、大手であることや「安定性」をより強く求めるようになっていると推察される。
特に研究職や技術職を志す学生が多い理系学生にとっては、研究基盤・業務基盤の充実が必要条件ともなるため、自ずと「安定性」の優先順位が高くなったのではないかと考えられる。

(9)12月時点で大手ナビサイトの登録率は8割以上、複数掛け持ちが多い
Q.既に登録した就活関連サイトをお選びください。 (n=558、複数回答)

登録した就活関連サイトでは、「マイナビ」が約93%、「TECH OFFER」が約84%、「リクナビ」が約81%となった。大手ナビサイトは8割以上の学生が登録しており、それ以外にも、それぞれの志向性にマッチした就活関連サイトに複数登録している学生が多いことがわかった。

■テックオーシャン代表取締役 長井の総括


今回、TECH OFFER(https://techoffer.jp/)に登録している23卒の学部生・大学院生に対してHR総研×TECH OFFER共同アンケート調査を実施し、インターンシップや就職活動についての意識調査を行いました。

インターンシップについての調査では、理系学生に適した日数やアフターコロナで定番となりうるオンラインと対面のハイブリッド型のインターンシップにおいて、それぞれに適したコンテンツが見えてきました。
就職先を決める上では、就活初期において約7割の学生が「安定性」、さらに約6割の学生が「福利厚生」や「事業内容」を重要視していることがわかりました。企業規模に関しても、4分の3を超える学生が「大手志向」であることが浮かびあがってきました。一方で、この結果がすなわち「理系学生は保守的である」という結び付けにはならず、例年の傾向からすると就職活動で企業と出会う中でやりがいや会社の雰囲気を重視するように意識が変化していくことが予想されますので、この先、就活を進めていく中で、23卒の学生の気持ちにも変化がみられるのではないでしょうか。

学生一人ひとりが自分にとって最適な企業と出会い、自身の専門性や特徴を認めてもらい、より良い就職活動をしていってくれたらと思います。
また、企業の採用担当者様に置かれましては、企業規模や福利厚生だけではない仕事の奥深さややりがいなどを学生に伝えていっていただければと思います。

■調査概要
・調査対象:TECH OFFER登録理系学生(23卒学部生、大学院生)
・調査方法:アンケート調査
・調査期間:2021年11月19日~2021年12月3日

本調査結果の詳細は下記URLよりダウンロードいただくことが可能です。
https://biz.techoffer.jp/whitepaper/winter_internship/
https://biz.techoffer.jp/whitepaper/23job-hunting_mid-report/

※当調査内容を引用する際は、「テックオーシャン調べ」とクレジット表記していただきますようお願いいたします。
※当調査に関する取材お問合せは下記まで
(当リリースに関して、テックオーシャン代表取締役 長井へのインタビューのご要望も下記までご連絡ください)
Tel:03-6383-0433
E-mail:morikawa-s@techocean.co.jp
(広報担当:森川)

■理系採用ツール TECH OFFER

TECH OFFERの利用企業数は現在250社。TECH OFFERでは、機械、電気電子、情報系、化学系、建築土木系などのサービス利用学生に対して、所属大学や学歴、出身都道府県、希望職種、技術スキル、性格特性等に応じて声掛け型の採用アプローチを自動で行えるほか、事業部ごとや事業所ごとにアカウントを持ち採用活動を展開することが可能となっている。

これを支えるのは日本全国の大学研究室及び大学教員約40,000人とそこに紐づく約100万件の技術キーワードを収集した国内最大規模のデータベース。例えば、工場の自動化などに役立つ”画像処理”、”画像認識”、”IoT”などのキーワードを設定することで、それぞれのキーワードを研究の中で取り扱っている大学研究室に自動アプローチができる仕組みとなっている。

理系学生の採用においては技術スキルや素養を評価してのアプローチが学生から求められる傾向が強く、TECH OFFERの活用により技術切り口などで自社の魅力を伝えて採用につなげることができたという喜びの声が多数発生している。

TECH OFFER(学生向け):https://techoffer.jp/
TECH OFFER(企業向け): https://biz.techoffer.jp/
テックオーシャンHP: https://techocean.co.jp/
※サービス導入事例や理系採用ノウハウ集等は株式会社テックオーシャンのHPをご覧ください。
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