「HRX of The Year 2022」授賞企業にKDDI株式会社ほか2社決定!
HRエグゼクティブコンソーシアム(代表 楠田 祐)を運営する、ProFuture株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:寺澤 康介)は、実行委員会事務局を務める「HRX(HR Transformation) of The Year 2022」の授賞企業が決定したことをお知らせいたします。
2022年12月2日(金)開催の「HRエグゼクティブコンソーシアム 2022年度 年次総会」におきまして、授賞企業を発表し、表彰式を執り行いました。
2022年12月2日(金)開催の「HRエグゼクティブコンソーシアム 2022年度 年次総会」におきまして、授賞企業を発表し、表彰式を執り行いました。
「HRX of The Year」は、「日本企業における人事変革の推進」を奨励すべく、人事領域における、その年の斬新な取り組みを広く社会に発信し、認知を広めることで、日本企業全体の人事変革に寄与することを目的に、2022年4月に創設されました。
第1回の募集は、日本の主要企業の人事エグゼクティブが集い、企業が対応を迫られている人事課題に関して共に学び合える場を提供する「HRエグゼクティブコンソーシアム」(会員企業120社:2022年12月2日現在)を対象に行われ、厳正な審査の結果、3社の授賞が決定いたしました。
【HRエグゼクティブコンソーシアム】
https://www.hrpro.co.jp/hr-ec/
【審査委員】(敬称略)
- 審査委員長:伊藤 邦雄(一橋大学 CFO教育研究センター長)
- 審査委員:島津 裕紀(経済産業省 経済産業政策局 産業人材課長/未来人材室長)
- 審査委員:楠田 祐(HRエグゼクティブコンソーシアム 代表)
【審査評価基準】
- 革新性(企業に変革をもたらす革新的な取り組みであること)
- 従業員利益(キャリア形成、満足度向上に資するものであること)
- 経営貢献(経営力向上に貢献するものであること)
【授賞企業】
■ 最優秀賞(1社)
<企業名>KDDI株式会社
<取り組み名>
「KDDI版ジョブ型人事制度」の導入をはじめとする
人財ファースト企業への取り組み
<取り組み概要/評価ポイント>
新分野のキャリア採用拡大による価値観の多様化や、市場価値を高める職場環境やキャリア志向重視のWillコースでの新卒採用に魅力を感じる若手の増加を受け、年功的なメンバーシップ雇用から「KDDI版ジョブ型」人事制度へとフルモデルチェンジを実施。同時にエンゲージメント向上の取り組みを推進した。
「等級/評価/報酬/登用」については、KDDI版ジョブディスクリプションを新たに定義し、半期の「成果・挑戦評価」と年度の「能力評価」の掛け合わせによる「人財レビュー」で人財を可視化。成果や専門性の発揮度合いに基づき評価を行う。登用では、従来の管理職を廃止し、マネジメントを行うリーダー職と専門職を経営基幹職とした。
「人財開発/組織開発」では、プロ人財・DX人財の育成により注力領域への要員シフトを推進。「社員エンゲージメントサーベイ」を四半期毎に実施し、データドリブンで課題発掘と施策の検証を実施して組織開発に活用するなど、人事変革を実現する優れた取り組みであると評価された。
■ 優秀賞(2社)
<企業名>旭化成株式会社
<取り組み名>
~人は財産、すべては「人」から~
多様な“個”の終身成長+共創力で未来を切り拓くデジタル人財育成制度
<取り組み概要/評価ポイント>
2020年にデジタル変革ロードマップを策定し、海外も含めた全社員がデジタル活用のマインドセットで働くデジタルノーマル期に入る2024年に向けた育成制度を設計した。
全社員向けに、1から5のレベル別「旭化成DX Open Badge 制度」(以下、OB制度)を複数言語で設計。運用を2021年6月より段階的に開始した。各レベルに到達した社員にオープンバッジを発行し、全員がデジタル技術・データの重要性を理解して活用できる「レベル3」取得を目指して展開している。
また、高度なデジタル化を推進する「デジタルプロフェッショナル人財」の育成を仕組化。研究開発・生産技術領域の人財育成、OB制度の「レベル4・5」等が連携し、2024年度に、上記人財を2021年度末比10倍の2500人にすることを目指して育成している。
さらに、高度専門職制度を見直し、デジタルイノベーション領域の位置付けを全社横断的な重要職能領域とした。より高い専門性を有して事業創出、事業強化と人財育成を牽引する人財として任命、処遇をおこなっており、人事変革を実現する優れた取り組みであると認められた。
<企業名>富士通株式会社
<取り組み名>
DX企業への変革を実現する、富士通人材マネジメントのフルモデルチェンジ
~ジョブ型、DX人材育成、Work Life Shift~
<取り組み概要/評価ポイント>
富士通では、ジョブ型人事制度への変革と社員の自律心や多様性を促進する働き方改革を一気通貫で実施することで、社員エンゲージメントを高めつつ真に機能する人材マネジメントのフルモデルチェンジを実現してきた。
人事制度の変革では、事業戦略の実現のために必要な組織やポジションの設計を実施。最適な人材をアサインし、適切な報酬を実現するジョブ型人事制度を核として、グローバルに統一された評価制度やタレントマネジメントの充実、ポスティング制度の拡大等を短期間でアジャイルに実現した。
また、働き方改革では、スマートワーキング、ボーダレスオフィス、カルチャーチェンジから構成される「ワークライフシフト」というコンセプトを発表。ウェルビーイングの実現を目指している。
現在はそれを進化させ、地方創生に繋がるワーケーションや副業の積極拡大、真のハイブリッドワークの実現に焦点を当て、社員のエクスペリエンス向上を図る変革についても実行中であり、人事変革を実現する優れた取り組みであると評価された。
【運営会社概要】
企業名 : ProFuture株式会社
代表者 : 代表取締役社長CEO 寺澤 康介
所在地 : 〒100-0014東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル5階
設立 : 2007年7月
事業内容:人事ポータルサイト『HRプロ』、CMS・MA一体型ツール『Switch Plus』の運営、人事担当者・経営者向けイベント『HRサミット』の開催などメディア事業、イベント事業、ソリューション事業、人事関連の研究
URL : https://profuture.co.jp/
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