災害発生時のリアルタイム状況把握にXacti LIVEの有効性を確認
災害時は、災害現場の状況を的確かつリアルタイムに把握・共有できるかが被害を最小限に止めるための重要な要素のひとつとなることは自明の理ですが、今回の訓練を通じて、Xacti LIVE による的確でリアルタイムな映像配信が、災害現場においても有効活用できることが確認できました。
デジタル映像ソリューションの提供を通じ、日本の 5G/DX 社会の進歩、および、少子高齢化や人材不足などの社会課題の解決に貢献している株式会社ザクティ(所在地:大阪市北区、代表取締役社⾧:喜久川 政樹、以下「ザクティ」)の小型軽量ウェアラブル映像デバイス&配信サービス「Xacti LIVE」が千葉県で行われた防災訓練に活用されました。
大規模な地震発生に伴う津波避難などの災害対応に備えるとして実施された「令和5年度千葉県・東金市・九十九里町合同防災訓練」。災害対策本部運営訓練や地域住民による避難訓練が実施されたほか、東金市浄化センター駐車場を会場とした防災フェアが開催されました。
Xacti LIVEは本訓練のうち、「九十九里町住民による津波避難訓練」で活用され、Xacti LIVEの映像デバイス(以下、CX-WL100)は避難場所として指定された「東金市浄化センター駐車場」の受付に固定設置されたほか、誘導員のヘルメットに装着され、九十九里町住民の広域避難先となる東金市の災害対策本部へ現場の様子を映像配信いたしました。また、実際にCX-WL100を装着した誘導員の方からは「大変軽く、装着しても(装着していることが)気になることはない」とのコメントをいただきました。
災害対策本部では、Xacti LIVEで配信された「受付」および「誘導員周辺」の2箇所の現場の様子を65インチの電子黒板に同時に表示させ、遠隔確認によるリアルタイムな状況把握・共有に貢献し、現場の情報収集および現場への対応に有効活用していただきました。
訓練に参加された関係者からの「現場情報を災害対策本部にどれだけ集約できるかが肝である」、「職員が能動的に情報を収集することが重要」といったコメントの通り、災害時の情報把握の重要性は高まっています。現在、千葉県では、国立研究開発法人 防災科学技術研究所と共同開発した津波浸水予測システムと地震被害予測システムを導入しており、Xacti LIVEと組み合わせることで、現場の様子をより一層リアルタイム、かつ、正確に把握することが可能になると考えております。
なお、ザクティでは本年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」について、被災地域の復旧支援を目的とした、ウェアラブルカメラの無償提供を受け付けております。詳細は、1月10日に配信しておりますリリースをご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000110529.html
ザクティは、今後もXacti LIVEをはじめとした各種デジタル映像ソリューションの提供を通じて、さまざまな社会課題の解決のみならず、災害現場のリアルタイム、かつ、的確な状況把握・共有、インフラ設備の復旧作業の効率化に貢献していきます。
■会社概要
商号 : 株式会社ザクティ
代表者 : 代表取締役社長 喜久川 政樹
所在地 : (東京本社) 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー14階
(大阪本社) 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 梅田スカイビルタワーイースト30階
設立 : 2013年4月
事業内容: デジタル映像ソリューションの開発・販売、事業支援サービス
資本金 : 1億円
URL : https://xacti-co.com
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