株式会社IGLOOO(イグルー)、 全世界17億以上のデジタルIDを保有するADARA社の旅行データマーケティングプラットフォームを活用した訪日観光分野におけるデジタルマーケティング支援強化で業務提携

グローバル市場の旅行者データを活用、収集・分析し観光DX化を図る

株式会社IGLOOO

株式会社IGLOOO(所在地:東京都千代田区、代表取締役:小林令、以下イグルー)は、 ADARA Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Layton Han 、以下ADARA)とADARAの保有する全世界17億以上のデジタルIDから構成されるオーディエンスデータを活用した広告配信サービスならびに、デスティネーションマーケティングに特化した効果測定ツール「ADARA ImpactPlus(インパクトプラス)」の販売代理店契約を締結したことをお知らせいたします。


 

 

  • 提携の背景と目的
新型コロナを取り巻く状況として、世界各国で新型コロナウィルスのワクチン接種が進み、世界全体の累計接種回数は2021年5月26日までに17億3930万回を超えたというデータが示されています※1 。観光客に無料でワクチン接種を提供する「ワクチン・ツーリズム」という新しい旅のスタイルも生み出され、次に旅行する国を検討し始めている人々が徐々に増えてきています。こういった世界情勢を鑑み、イグルーは、世界17億以上にも及ぶ旅行潜在客を中心としたグローバルデジタルIDの先駆者であるADARAと提携し、ADARA ImpactPlusを活用した精度の高い旅行者傾向分析サービスや、ADARAの旅行者データ(訪日旅行計画者や富裕層トラベラー会員等)を活用した細かなセグメント分けが可能な広告配信サービスを、全国の地方自治体、官公庁、DMO、観光協会や観光事業者へ提供いたします。
 
  • イグルー独自のADARAを活用したサービスとは(20万円~ご提供可能なソリューション)
ADARA ImpactPlusは、サイト訪問者や広告接触者におけるその後の旅行購買行動分析が可能なツールです。宿泊施設や航空会社、旅行比較サイト、OTA ※2など、ADARAが提携する300以上もの旅行ブランドサイトを利用する旅行消費者の検索動向(空席/空室照会など)や旅行予約状況、マイレージやリワード会員プログラム等の航空会社または宿泊システムパートナーの会員ステータスなどの計測・分析が可能です。ADARA ImpactPlusでは、ページビューやインプレッション※3、クリックという単純な数値指標でのサイト解析や広告効果測定にとどまらず、計測対象ユーザーと紐付いたの旅行購買行動を追跡し、対象デスティネーションへのフライトや宿泊検索数や旅行人数、滞在期間等を把握、マーケティング効果を可視化することにより、PDCAサイクルを意識したより効果的かつ戦略的なマーケティング施策を実現できます。インバウンド回復期に向けて、「実際の訪日につながる」プロモーションの成功パターンを開拓するには、対象市場の海外旅行者の予約や検索行動を注視しながら、迅速なアクションにつながる施策を構築し最適なタイミングで実行に移すことが重要であり、ADARAのソリューションはそれを可能とします。

また、ADARAは上記のように旅行者に関する詳細かつ膨大なデータを保有しており、これを活用した細かなセグメント設定での広告配信が可能です。例えば、直近または1年以内に東京・京都・北海道・沖縄等へのフライトやホテルの予約行動ないし検索行動をしたユーザー(訪日顕在層)に向けてピンポイントで配信したり、訪日検討者だけでなくアジア旅行計画・検討層へもダイレクトに配信もできるため、インバウンド回復期のタイミングを逃さずに、情報発信できることも強みです。

ADARAの当機能を、幅広く多くの方に活用してもらうため、イグルーでは独自プランを開発、ミニマムで20万円~実施の相談が可能です(要事前相談)。弊社の専門分野である欧米豪・中東エリアのトレンドやマーケット動向を把握した上で、日本全国各地域の観光プロモーション・マーケティング支援に携わってきたノウハウを活用し、各クライアント様に寄り添った最適な総合デジタルマーケティング・プロモーションがご提供可能です。

※1 出典:日本経済新聞(https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/)
※2 OTA:インターネット上だけで取引を行う旅行会社のこと。 Online Travel Agentの頭文字の略。
※3 インプレッション:表示回数  
 
  • デジタルマーケティングサービスプラン例(税抜)

ADARA ImpactPlusによる計測ならびにADARAが保有する旅行者購買データベースを活用したターゲティング広告配信とGoogleディスプレイ広告※4等の外部広告のサービスを組み合わせた運用プランをご提供いたします。また、ADARA ImpactPlusと連携可能なメディアであれば、欧米豪や中東各国のメディアを活用した純広告や記事広告プランもご提案可能です。


※対応言語:英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・アラビア語対応可能。広告のライティングやバナーデザインは全てネイティブスタッフが行います。
※4 Googleディスプレイ広告:Googleの提携サイトやアプリ上の広告枠に表示される広告(配信国指定や、訪日含む旅行関心層などに設定することが可能)
※5 VOYAPON(ヴォやポン):英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語で展開する数少ない訪日インバウンドメディア
※6 Googleアナリティクス:Googleが提供するWebサイトのアクセス解析ツール
 
  • ADARAが保有する旅行者購買データベースを活用したターゲティング広告配信とは
潜在旅行顧客が検索・計画・予約したリアルな旅行購買データを基に、特定旅行に対して積極的な行動を起こした旅行者に絶好のタイミングでリーチが可能です。具体的なオーディエンス設定としては、訪日検討中の旅行者(日本への訪日旅行を検索・予約中の旅行者…アメリカや豪州など出発地指定可)や、富裕層旅行者(ビジネスクラス以上のフライト、ラグジュアリークラス以上の宿泊購買層または、ホテルやマイレージクラブ等、ロイヤリティプログラムの上位ステータス保持者)などが設定可能で、詳細かつ購買タイミングに合わせた効果的な広告配信が実現できます。

  • 「ADARA ImpactPlus」とは
「ADARA ImpactPlus」とは 自治体、DMOや観光事業者様の「オウンド・ウェブサイト訪問者」、「広告メディアキャンペーン接触者」等のインターネット上での行動データをADARAデータパートナー取得データとマッチングさせ、計測中ユーザーの旅行動向を可視化する計測ツールで、ADARAデータパートナーサイト上(世界約300社以上)で発生したフライト、ホテルの検索数、予約数の合計をImpactPlus 管理画面上で確認する事が可能です。つまり、サイトや広告を見たユーザーが、最終的にどこを“旅行先”として決定したのか、出発地と経由地のフライト情報、また、“何人”で“何日間”滞在し、どこの”宿泊エリア”に滞在したかなどの傾向が追跡可能であり、さらにはホテルランクやフライトクラスから富裕層であるかどうかなどの消費者ランク、旅行先の競合地域、旅行目的といったデータを解析し、精度の高い分析を行います。これまで旅行・観光業界では、基本的にサイト訪問者数や広告表示数等でしか広告効果を測ることができませんでしたが、ADARA ImpactPlusは、上記のように客観的な数値データにより広告換算値を測ることが可能な観光DXツールです。

 
  • コロナ禍のADARAによる訪日旅行意識分析データ(北米からの訪日旅行検索数の変化)
北米では、新型コロナウィルスのパンデミック発生後(2020年3月頃から各地でロックダウンが始まった以降)は、発生前と比べ、ウェブサイト上での海外旅行検索※7が60%落ち込む結果となりましたが、一方で、海外旅行検索全体における「訪日旅行」関連の検索シェア率は約2倍に増加しました。当時は日本の感染者数が北米に比べ大幅に少なかったことから、安全な国と認識されたことが要因と言えます。

・海外旅行の目的地ランキングで、日本の順位は2020年11月から4位に急上昇。
・APAC ※8地域の旅行先では、日本が1位という結果が現れました。

※7 データ抽出条件:(ADARA社による調査)
    ・2020年9月28日から2021年1月10日の間に発生した検索および予約活動に行われたフライト/宿泊などの旅行検索データを抽出(IPアドレス:北米)
    ・北米から海外へのアウトバウンド旅行
※8 Asia-Pacific(アジア太平洋地域)の略
       
  • 今後の展望
これまで、「ウェブサイトあるいは広告を見た訪日関心層が、最終的にどのような消費行動に至っていたか」といった、計測が難しかったデータの収集・解析、費用対効果の測定を本ツールは可能にします。今後、アフターコロナを見据え、諸外国に遅れを取らずに観光経済を再生させるためには、デジタルデータを活用し、いかに効果的なプロモーション・マーケティングを行えるかが鍵と考えます。イグルーは、 ADARAと連携することで、観光・旅行業においてこれまでのアナログかつ効果測定が見えにくかったマーケティング領域で、デジタル化を推進していきます。コロナ禍の今、情報収集・分析を行い、次の訪問先に“日本”の中でもさらに“特定の地域”を選んでもらいたいという地方自治体・DMO・観光協会の方達へ、これまで培ってきたノウハウと、さらに、ADARA を活用した“観光DX”という面からデジタルマーケティングの支援を拡大していきます。

<株式会社IGLOOOについて >
欧米豪・中東市場に特化したインバウンドプロモーション、マーケティングエージェンシーです。海外の文化や慣習に精通し、グローバルネットワークを活用したウェブサイトのデジタルブランディング戦略からサイト構築、ファムトリップ、SNS運用までサポート。2020年からは欧米向けの越境EC、中東アラビア語圏市場向けプロモーションを行っています。” 人の行き来・文化交流から生まれる地球規模での感動づくり “をミッションに掲げ、日本と海外を繋ぐ事業に取り組んでいます。

■社名 :株式会社IGLOOO(イグルー)
■代表 :代表取締役 小林 令
■所在地:
   東京オフィス: 東京都千代田区九段北1-4-1 ブルックスビル4階(2021年6月に移転)
   京都オフィス: 京都市下京区西木屋町通五条下る七条新地平居町 55 番地 1 UNKNOWN KYOTO
   福岡オフィス: 福岡市博多区祇園町8-13 第1プリンスビル1F The Companyキャナルシティ博多前
   鎌倉サテライト:神奈川県鎌倉市長谷2-1-7 2F
   沖縄サテライト:沖縄県那覇市久茂地2-2-2 タイムスビル2階(2021年6月に移転)
■設立 :2015年12月
■事業内容:海外向けインターネットメディア運営事業、海外向けプロモーション事業
■電話 :03-6822-5526(東京オフィス代表)
■Mail :info@igloojapan.com
■URL :https://iglooo.net/

<ADARA Inc.について >
ADARAは、世界300社以上のデータアライアンス・パートナーから提供された17億以上のデジタルIDを活用することで、B2C企業ブランドや業界団体のマーケッターへのビジネス市場シェア拡大の支援を目指しており、特に旅行・観光業界においては、グローバルエアラインやホテルグループ、メタサーチサイト等とのデータ提携により、世界で最も豊富なデータを持つトラベルデータコンソーシアムを構築し、オンライン取引からコンテンツ/サービスのパーソナライズまで、シームレスな顧客体験を提供したり、高度なデータサイエンス、リアルタイムで提供される決定論的データを用いた最適な顧客意思決定プロセスの構築と実現を推進しています。ADARAは、世界的な旅行ブランドと共に業界の発展に寄与しています。

【米国本社】
■社名   :ADARA Inc.(アダラ)
■代表 :Layton Han(レイトン・ハン)
■所在地:2625 Middlefield Road #827, Palo Alto, CA 94306
■設立 :2009年
■事業内容:IDソリューション事業、データマーケティング/プラットフォーム事業
■URL :https://adara.com/
■連絡先:Sales-Japan@ADARA.com (日本)

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会社概要

株式会社IGLOOO

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URL
http://www.iglooo.net/
業種
情報通信
本社所在地
千代田区九段北1-11-5 グリーンオーク九段4階
電話番号
03-6822-5524
代表者名
小林令
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
2015年12月