ー幸せの相乗効果?音楽とチョコレートがもたらす幸福度に関する調査ーZ世代の8割近くが「幸せを感じる」と回答 音楽を聴くときに、チョコレートを食べながらの方が幸福度向上につながる可能性
応援ソングを聴きながら食べたいチョコNo.1はまろやかで甘い「ミルクチョコレート」!音楽ジャンル・テーマ別で食べたいチョレートの種類に傾向あり
■調査サマリー
音楽を聴くときに、チョコレートを食べながらの方が、ポジティブな気持ちを感じる割合が高い傾向に
8割近くが「幸せを感じる」、「元気な気持ちになれる」など、幸福度に寄与する要素を感じると回答。
「楽しい気持ちになれる」「気持ちが前向きになる」「ストレスが発散できる」と感じると回答した人も7割を超える結果に。聴く音楽のジャンルやテーマによって、食べたいチョコレートの種類の傾向が明らかに
「ポップス」と「応援ソング」では「ミルクチョコレート」を食べたい人が半数超え。
一方、「クラシック」と「邦楽ロック」では「ミルクチョレート」と「ビターチョコレート」が拮抗する結果に。カラオケシーンにおいて、チョコレートが幸福度向上に影響している可能性あり
チョコレートを持ち込むor注文する理由に「気分が上がるから」(39.6%)、「前向きな気持ちになれるから」(26.6%)。
TOPIC1:音楽を聴きながらチョコレートを食べるときの心情
■音楽を聴くときに、チョコレートを食べながらの方が、ポジティブな気持ちを感じる割合が高い傾向に
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野教授が提唱する「幸せの4つの因子」を参考にした「チョコレートの喫食と幸福度に関する調査※1」で、チョコレートが幸福につながる要素を複数持っていることがわかっており、音楽シーンでの影響も調査しました。その結果、音楽を聴くときに、ただ音楽を聴くよりもチョコレートを食べながら聴く方が、幸福につながる要素である「幸せを感じる」、「元気な気持ちになれる」、「楽しい気持ちになれる」、「気持ちが前向きになる」を7割以上の人が「感じる」「時々感じる」と回答し、ポジティブな気持ちを感じる人の割合が高いことが明らかになりました。その他、「もう少しだけ頑張ろうという気持ちになる」「不安や緊張がほぐれる」「不安や嫌なことを考えずにいられる」「ストレスが発散できる」も7割近い人が「感じる」「時々感じる」と回答し、ネガティブな感情が緩和しやすいことがわかりました。
※1 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000110734.html
TOPIC2:音楽を聴きながら食べたいチョコレートの種類
■聴く音楽のジャンルやテーマによって、食べたいチョコレートの種類の傾向が明らかに
「ミルクチョコレート」、「ビターチョコレート」、「ホワイトチョコレート」のうち、音楽のジャンルやテーマ毎に、その音楽を聴きながら食べたいチョコレートの種類を聞いたところ、「ポップス」「応援ソング」では、それぞれ半数以上の人が「ミルクチョコレート」を食べたいと回答しました。一方、「クラシック」「邦楽ロック」では「ミルクチョコレート」、「ビターチョコレート」がそれぞれ4割と、「ミルクチョコレート」派と「ビターチョコレート」派に分かれる結果になりました。また、「恋愛ソング」のみ、4人に1人がミルクのコクが豊かでクリーミーな味わいの「ホワイトチョコレート」を食べたいと回答しました。
また、「チョコレート」、「チョコビスケット・チョコクッキー・チョコスナック」、「チョコレートを使った半生ケーキ」、「チョコレートを使った洋生菓子」のうち、音楽のジャンルやテーマ毎に、その音楽を聴きながら食べたいチョコレートの種類を聞いたところ、どのジャンルやテーマでも「チョコレート」の割合が高い中、「クラシック」では、女性の回答が他に比べて、「チョコレートを使った半生ケーキ」「チョコレートを使った洋生菓子」の割合が高い結果となりました。
その他、最も相性がいいと感じた音楽とチョコレートの種類の組み合わせと、その理由を聞いたところ、音楽の雰囲気やテンポ、その時の心情に合ったチョコレートを選びたいといった声がありました。
TOPIC3:カラオケシーンでチョコレートを食べる理由
■カラオケシーンにおいて、チョコレートが幸福度向上に影響している可能性あり
チョコレートが持つ幸福につながる要素について、カラオケシーンでの影響も調査しました。カラオケにチョコレートを持ち込むor注文したことがある人にその理由を聞いたところ、 39.6%の人が「気分が上がるから」、26.6%の人が「前向きな気持ちになれるから」と回答し、音楽とチョコレートをシェアするカラオケシーンにおいて、幸福度向上につながる要素を感じている人がいることがわかりました。特に男性は、「気分が上がるから」、「前向きな気持ちになれるから」と回答した人の割合が女性よりも大きく、ポジティブな気持ちになりやすいことがわかりました。
また、「甘いのが好きだから」、「シェアしやすいから」と約半数の人が回答しており、カラオケシーンにおいてチョコレートを用いやすいことが明らかになりました。
研究所担当者コメント
今回の調査では、音楽を聴くときに、チョコレートを食べた方が、幸せを感じたり、元気になったり、よりポジティブな気持ちを感じる人の割合が高く、チョコレートの喫食が音楽を聴く際の幸福度を増幅してくれる可能性があることがわかりました。また、音楽のジャンルやテーマに合ったチョコレートを食べて気分を上げたいといった声もありました。Carvalho(2016)では、「同じチョコレートでも聴く音楽によって味が変わる」ことが明らかにされており、音楽とチョコレートには関係性があるのではないかと考えます。
より多くの方の日々のちょっとした心の幸せに寄与できるよう、今回の調査を今後のさらなる調査や研究・情報発信に活かしていければと思います。皆様もぜひ、お気に入りの音楽とチョコレートの組み合わせを試してみてください。
※2 出典
"Smooth operator": Music modulates the perceived creaminess, sweetness, and bitterness of chocolate
Reinoso Carvalho F, Wang QJ, van Ee R, Persoone D, Spence C. "Smooth operator": Music modulates the perceived creaminess, sweetness, and bitterness of chocolate. Appetite. 2017 Jan 1;108:383-390. doi: 10.1016/j.appet.2016.10.026. Epub 2016 Oct 23. PMID: 27784634.
「ちょこっと幸せ研究所」
「ちょこっと幸せ研究所」では、「チョコレートと日々のちょっとした心の幸せ」をテーマに様々な研究や情報発信を担っていきます。自社のR&D、脳科学者、行動心理学の専門家などと連携して実証実験を行い、チョコレートが日々のちょっとした心の幸せに寄与することを示すエビデンスを発表していく予定です。また、新年度や夏休みなどの時節にあわせて意識調査やサンプリングを実施し、多くの方々がチョコレートを生活に取り入れるススメを提唱していきます。チョコレートに期待される幸福度向上との関係性を解明することを通じて、社会や個人のウェルビーイングに貢献していくことを狙いとしています。
「ちょこっと幸せ研究所」サイト・SNSについて
研究所から発表する研究内容や、ニュース、キャンペーン情報などを発信しています。
公式サイト :http://www.lotte.co.jp/corporate/chocotto
公式Xアカウント:https://x.com/lotte_chocotto(@lotte_chocotto)
【「音楽とチョコレートがもたらす幸福度に関する調査」概要】 日時 :2023年12月26日〜2024年1月5日 調査対象:16~27歳の男女(直近1年間で音楽を聴きながらチョコレート(チョコレートを使ったクッキーやケーキなどを含む)を食べたことがある方) 調査人数:400人(性年代均等割り付け) 調査手法:インターネット調査 調査会社:ネオマーケティング ※引用、転載の際は出典元として『ロッテちょこっと幸せ研究所調べ』の明記をお願いします。 |
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