太陽光パネル搭載型低温物流車の実車走行試験開始
「2050年脱炭素社会の実現」に向けた脱炭素物流の実証試験の実施


次世代太陽電池で世界に挑戦しているスタートアップの株式会社 PXP(神奈川県相模原市、以下「PXP」)と東プレ株式会社(相模原事業所:神奈川県相模原市、以下「東プレ」)は、神奈川県の令和7 年度事業「2050年脱炭素社会の実現」に資する研究開発プロジェクトの一環として、実証試験車両による走行試験を開始いたしました。
本件は、採択事業「低温物流向け次世代太陽電池システムの開発及び実証」に基づくものです。昨年度に実施した基礎開発および要素技術の検証結果を踏まえ、薄型太陽光パネルであるカルコパイライト型太陽光パネルを搭載した低温物流車の試作車を製作しました。太陽光パネルで発電した電気は庫内を冷やす冷凍機のア シスト電源として使用します。本試験では市街地走行を含む物流オペレーションを想定し、走行中および停車時における太陽光発電量、冷凍機への電力供給効果、燃料消費量の削減効果などを総合的に検証します。
本走行試験を通じて、クリーンエネルギーを活用した低温物流車の実用性および導入効果を定量的に評価するとともに、将来的な社会実装に向けた運用モデルの確立を目指します。今後は得られた知見をもとに、さらなる発電効率の向上および低温システムの高効率化を進め、低温物流分野における脱炭素化の加速に貢献してまいります。
今後も東プレとPXP は、神奈川県相模原市内の企業同士の連携を活かしながら、低温物流GX(グリーントランスフォーメーション)技術の開発を積極的に進めていく予定です。
※用語解説
カルコパイライト型太陽光パネル:銅などのありふれた材料を主原料とした無機化合物半導体系の太陽光パネル。従来のシリコン型太陽光パネルと同等の耐候性と発電性能を持ちながら薄く、軽く、曲げられて耐久性が高いという特徴がある。
【株式会社PXPについて】
ソーラーパネルのデバイス研究と量産技術開発の豊富な経験を持つ技術者が集まり、2020年に相模原市に設立したグリーンテック開発のスタートアップです。軽くて曲がる、割れない次世代太陽電池の研究開発と量産化に取り組んでいます。開発するカルコパイライト太陽電池はペロブスカイト太陽電池と同等の軽量性、発電効率、および比較的高い耐久性が期待されています。また、カルコパイライト太陽電池にペロブスカイト太陽電池を重ねる(タンデム型にする)ことで、2つの太陽電池が持つ異なる波長特性を組み合わせた、高効率かつ軽量な太陽電池モジュールを研究開発しています。
株式会社PXP
設立 2020年7月
代表 取締役社長 栗谷川 悟
本社 神奈川県相模原市中央区東淵野辺4-26-9
【東プレ株式会社について】
東プレは1935年の創業以来、コアテクノロジーである塑性(プレス)加工技術と金型設計技術を進化させてきました。今日ではそれらの技術を応用し、自動車関連製品だけでなく、定温物流や空調機器、電子機器の分野においても高品質な製品を提供し、お客様から高い評価をいただいております。企画設計段階から開発に携わる一貫生産体制や、独立系ならではの柔軟な発想と高い技術力、それらに裏打ちされた独創的な提案力が、他社に真似できない東プレの強みです。真のニーズを追求し、独自の発想と技術でモノづくりに取り組んでいます。
東プレ株式会社
設立 1935年4月30日
代表 代表取締役社長執行役員 山本 豊
本社 東京都中央区日本橋 3-12-2(朝日ビル)
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