AIが「諦め」を防ぐ!ソニー・グローバルエデュケーションの小学生向け思考力アプリ「LOGIQ LABO」が学習アルゴリズムを強化

〜保護者の「自立学習」への要望に応え、子どもが"自分から"進める仕組みを導入〜

株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(代表取締役社長:加藤直樹)が開発・提供する、小学生向け学習アプリ「LOGIQ LABO®(ロジックラボ)」は、この度、子どもたちの自立的な学習姿勢をサポートするため、機能改善と新機能の追加を実施しました。

ロジックラボは、AI時代に求められる考える力を育むことを目的としており、第21回 日本e-Learning大賞「経済産業大臣賞」を受賞するなど、その教育効果が高く評価されています。今回の機能強化により、お子さま一人ひとりが的確な難易度で、楽しく自立的に学べる仕組みをさらに強化します。

機能強化の背景:データと要望に応える「自立学習」への進化

  • 開発の原点と「考える力」の重要性

    ロジックラボは、開発者自身の「子どもが複雑な問題にすぐに諦めてしまう」「学習へのやる気自体が見られない」といった父親としてのリアルな悩みを出発点に開発されました。

    テクノロジーが急速に進化する現代において、特定の知識やスキルの価値は移ろいやすいため、どんな時代でも変わらず価値を持つ“本質的な力”である「考える力」を育むことが重要です。この力は、お子さまが自らの力で未来を切り拓いていくための大きな自信につながる、まさに“生きる力”の土台となります。

  • データ分析とユーザーの要望に基づく機能強化

    ロジックラボでは、利用者の学習履歴の分析から、「レベルアップのスピードが速いと問題のスキップ率が上昇する(途中で諦めてしまう子がいる)」という課題を把握しました。

    また、ユーザーインタビューやアンケート、日々の問い合わせでは、「自立的に学習できる習慣をつけたい」といった声が保護者から寄せられていました。

今回の機能強化は、こうした学習履歴の分析結果や、ユーザーの要望に基づき実施されました。

子どもの「自立力アップ」を促す機能改善(11月27日までに順次追加)

ロジックラボの利用風景

今回のアップデートでは、「コンテンツ」と「仕組み」の両面から、お子さまのモチベーション維持と、自ら問題に取り組む力を養うための機能が強化されました。

1. 学習体験の最適化

  • 学習アルゴリズムの調整

ロジックラボでは、AIがお子さま一人ひとりの正答率や解答時間をリアルタイムで分析し、常に「少し難しいけど、頑張れば解ける」という難易度の問題を出題し続ける仕組みを採用しています。この学習アルゴリズムの調整をさらに強化しました。

  • チュートリアル/ヒント/解説の強化

動画を使ったヒント機能

問題解決までの流れを段階的に示し、子どもが自分の力で正解にたどり着けるようサポートを強化しました。

無学年式の教材でもスムーズにステップアップできるよう、段階的に解き方を説明するチュートリアルや、動画を使ったヒントなどを充実させています。

  • 問題のスモールステップ化

難しい問題を細分化することで、子どもが途中で諦めることなく、試行錯誤を通じて徐々にレベルアップできるよう設計を見直しました。

2. 保護者との連携強化

  • 学習開始を促す通知機能(保護者アプリ)

あらかじめ設定した時間になっても学習が開始されていない場合に、保護者アプリにお知らせが届く機能が追加されました。

  • 学習の継続を見える化

学習アプリ上で、学習を継続している週数や総学習日数を確認できる機能を追加しました。さらに保護者アプリには、お子さまの達成状況として、これまでに解いた理数問題数や連続学習週数などを通知する機能を新たに搭載しています。

  • 保護者からの応援メッセージ

保護者の方からお子さまへ直接メッセージを送る機能を追加することで、お子さまの「できた!」をたくさん見つけて、応援できる環境をサポートします。

学習継続の可視化

学習アプリ

学習継続の可視化

保護者アプリ

応援メッセージ

学習アプリ

応援メッセージ

保護者アプリ

ロジックラボの提供価値と今後の展望

ロジックラボは、計算や読解などの基礎的な力だけでなく、論理的思考力を鍛える理数問題や、正解のない探究学習を通じて、自ら考え表現する力を育みます。

開発者であるソニー・グローバルエデュケーションの池長慶彦氏は、ロジックラボの開発を通じて、AI技術を駆使した良質な問題の効率的な生成や、安全なAIとの対話技術が評価され、ソニーグループより「Sony Outstanding Engineer Award 2024」を受賞しています。

開発者は今後、AIをさらに活用し、「まるで優秀な家庭教師が常に隣にいてくれるかのような、一人ひとりに完全に最適化された学習体験を実現したい」と述べており、目標達成のための最適なカリキュラムの自動生成や、つまずいた瞬間にAIが対話で解決に導く世界観を目指しています。

ロジックラボは、今回の機能強化を通じて、すべてのお子さまが自ら進んで学び、「覚える」から「考える」へと新しい学びの扉を開き、未来を切り拓く力を身につける一助となることを目指します。

LOGIQ LABO®(ロジックラボ)概要

サービス名

LOGIQ LABO®(ロジックラボ)

開発・提供

株式会社ソニー・グローバルエデュケーション

対象学年

小学1〜6年生(無学年式)

特徴

考える力を育む学習アプリ。
50,000問以上の理数パズルと、生成AIを活用した探究教材を提供。
AIがお子さまのレベルに合わせて問題を調整し、オーダーメイドのカリキュラムを作成。

受賞歴

第21回 日本e-Learning大賞「経済産業大臣賞」受賞

本件お問い合わせ先

株式会社ソニー・グローバルエデュケーション

〒141-0031 東京都品川区西五反田2-11-13 HI五反田ビル3階

メールアドレス:logiq-support@sonyged.com

お問い合わせフォーム: https://www.sonyged.com/ja/contact/

株式会社ソニー・グローバルエデュケーション 会社情報

ソニーの研究所のエンジニアが中心となって、2015年4月に設立したソニーグループの教育事業会社。「来たるべき社会の教育インフラを創造する。」をミッションとし、人々に多様な価値観と創造的な学びを提供するプロダクトやサービスを展開しています。考える力を育成する学習アプリ「LOGIQ LABO®」、ロボット・プログラミング学習キット「KOOV®」や「5つの思考回路™」で思考力を鍛えられる「5分で論理的思考力ドリル」などを企画・開発・運営しています。

ソニー・グローバルエデュケーション公式サイト https://www.sonyged.com/

・LOGIQ LABO®は株式会社ソニー・グローバルエデュケーションの登録商標です。

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会社概要

URL
https://www.sonyged.com/ja/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都品川区西五反田2-11-17 HI五反田ビル3階
電話番号
-
代表者名
加藤直樹
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2015年04月