TAMがAI活用研究チーム「TAM AI Lab」を立ち上げ
専任チームを設置しAI活用の研究開発を推進。30年の知見と合わせ、クライアントのDXを推進するために新たな価値提供を目指す
- 背景
昨年中頃から画像生成AIが注目を浴び、現在大規模言語モデル(以下 LLM:Large Language Models)の登場によってビジネスに大きな変化がもたらされています。Midjourneyによる生成イラストの商用利用、Github Copilotによるコーディング効率化、中でもChatGPTはその高クオリティな返答から多様な界隈から注目を浴びました。
しかし、AIの利用にはセキュリティや運用コストといった課題、未だ解明されていない問題が伴うこともまた事実です。
そこでAI技術を正しく見定めながらそのノウハウ共有を推進すべく、AI活用のR&D専任チーム「TAM AI Lab」を立ち上げました。グループ全体へのAI導入による効率化やクオリティ向上を牽引し、また集約したノウハウを用いたAI時代の新しい価値提供を目指しています。
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TAM AI Labの施策紹介
TAMグループではすでにいくつかの取り組みを行なっています。
●社内ナレッジ共有の促進
AIやプロンプトエンジニアリングの情報共有を目的とした社内slackチャンネルを設けるとともに、ノウハウ集約のため専用のNotionページを作りました。職種を問わず全社員がアクセス可能となっており日々知見を交換しております。
●社内用ChatGPT「TAM Chatbot」の設置
全社員のLLM理解の獲得と業務効率化を狙いとし、社内用ChatGPT「TAM Chatbot」を設置しました。
現在のChatGPTには使用したデータが学習されてしまうなどセキュリティやプライバシーの懸念が存在します。TAMではMicrosoft Azureを使用することによりこれを解決し、保護された環境で社員のAI活用促進とナレッジ収集を狙っています。
●お客様を交えたセミナーや勉強会の開催
お客様と協力しクローズドなセミナーや勉強会の開催を始めました。
LLMは大きな可能性を秘めていますが、まだその活用方法の妥当性が不明であり、正しく扱うには各業種の専門知識(ドメイン知識)が不可欠です。
TAMではお客様とともに二人三脚で課題と解決策を見つけたいと考えています。
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今後の展望
将来的にはTAM AI Labを拡大し、R&D活動によって得られたノウハウからLLMアプリケーションの開発を検討しております。これはChatGPTによる検索プラットフォームへの影響対策も理由の一つです。
しかしながら、最も大切なことが「お客様のパートナーとして伴走し続けること」であることに変わりはありません。
TAMは今年で創業31年目を迎えました。これまでの知見を生かし、これからも変わらず時代に即したサービスを提供し続けます。
どうぞご期待いただければ幸いです。
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株式会社TAM 概要
TAMは、お客さまと共に新しい価値を創る、パートナー型デジタル・エージェンシーです。制作・開発のモノづくりから、マーケティング、現場運用まで伴走し、共創パートナーとして、DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援します。
2020年TAM100%出資のもと主要6チームを法人化しグループ経営を開始、各社はそれぞれの専門性エッジを深めながら、同時に TAM One Brand としてシームレスに連携し活動しています。
■TAMが提供する主なサービス
01 共創/戦略プランニング
02 オンライン広告/設計・運用
03 デザインテクノロジー
04 UX/プロトタイピング
05 EC構築
06 クラウドサービス連携開発
07 コミュニケーションプラニング
08 インバウンド/アウトバウンド
設立:1992年4月25日
代表取締役:爲廣慎二
所在地:大阪市北区末広町3-7
事業内容:パートナー型デジタル・エージェンシー
URL:https://www.tam-tam.co.jp/
- 本件に関するお問い合わせ先
TAMサイトのお問い合わせフォーム、または下記メールアドレスからお問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://www.tam-tam.co.jp/form/
TAM AI Lab 代表 佐川史弥
sagawa.f@tam-tam.co.jp
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