新品志向65%、それでもリユースPCに広がる潜在需要―― 安心・保証があれば選びたい人40% ――
リユースPCのリングロー、リユースPC白書2025発表
リングロー株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:碇敏之)は、経済産業省を含む8省庁が普及啓発を行う「3R(スリーアール)推進月間」(10月)に合わせて、リユースPC市場の実態を明らかにする「リユースPC白書2025」第1回調査を発表しました。
3Rとは、 Reduce(発生抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再生利用)の総称であり、循環型社会の構築を目指す取り組みの一環として、この月間には廃棄物の発生抑制と資源の有効利用を呼びかける普及啓発活動が全国的に行われています。
本調査では、パソコン購入に関する意識や利用実態を通じて、現状(新品志向と使用年数)・課題(不安や抵抗感)・可能性(休眠PC*の存在と将来意向)を浮き彫りにしました。
*休眠PCとは:未活用で自宅に眠る状態にあるPCのこと。

1. 市場の現状
【新品志向は強いが、約3割はリユース容認層】
新品志向:「新品を選びたい」65.5%に対し、「リユースでも問題ない」「こだわらない」計29%。
【コストメリットと不安が共存】
リユースPCのイメージ:「安い/コスパが良い」61%、「壊れやすそう」34%、「性能に不安」35%、「環境にやさしい」11%。
【PCは長期利用が一般的】
平均使用年数:7割が「5年以上」使用。
2. 市場の課題【価格と保証・信頼性が拡大の決め手 普及のカギは安心感の担保】
購入経験:29%がリユースPCを購入経験あり。
未購入理由:壊れそう/データ消去の不安/サポート不足など。
重視する要素:「価格」54%、「保証」40%、「スペック」42%。
不安要素:「故障・寿命」67%、「データ消去」12%、「サポートの有無」10%。
3. 社会的背景
【全国規模で数千万台の休眠PC?!】
休眠PCの存在:「自宅に眠るPCがある」と回答した人は53%。
内訳は「1台」26%、「2台以上」27%で、平均すると1.5台程度。
日本の世帯数(※約5,000万世帯)に当てはめると、全国で約4,000万台の休眠PCが未活用と推計されます。
※令和2年国勢調査より
4. 将来意向と可能性
【壊れやすさは「誤解」?ポジティブな声が多数】
リユースPCについて「壊れやすそう」と回答した人は 174人(34.5%) にのぼり、一定数が耐久性への不安を抱えていることがわかる。一方で、「壊れやすそう」を選ばなかった人は 331人(65.5%)。その多くは「性能は十分そう」「価格が安い/コスパが良い」「環境にやさしい」「保証がある」「特になし」といったポジティブ/中立イメージを持っており、必ずしも「壊れやすい」という印象が多数派ではないことが明らかになった。
【保証・サポートが整えば市場は拡大余地大】
保証があれば利用意向:「選びたい(とても+まあまあ)」39.6%。
今回の調査は、3R推進月間に合わせて実施したものであり、リユースPC市場における“現状の壁”と“将来の可能性”を改めて示す結果となりました。当社は『無期限保証』・『無期限の対人サポート』など 安心の仕組みを整え、休眠PCの再活用を推進することで、循環型社会の実現に貢献してまいります。
<調査概要>
【調査日】2025年9月10日
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】505人
【調査対象】普段PCを使用する15歳以上の男女
【モニター提供元】Freeasy(アイブリッジ株式会社)
参考資料について
本リリースでは調査結果の一部を抜粋しています。
全設問(10問)の詳細集計結果は、参考資料としてまとめ、当社コーポレートサイト内にて公開しております。
「【調査レポート】リユースPC白書2025」:https://www.ringrow.co.jp/blog/2025/09/30/8467

リングロー株式会社
2001年に有限会社リペアシステムサービスとして設立。2021年に創立20周年を迎える。主力事業は中古パソコンの販売・修理・買取。2018年4月に販売を開始した「R∞PC(アールピーシー)」をはじめ、廃校活用の「おかえり集学校プロジェクト(*)」を立ち上げるなど、斬新な取り組みで業界をけん引している。
(*)「おかえり集学校プロジェクト」は2023年4月1日より分社化し、一般社団法人として法人化。
【会社概要】
・名称 :リングロー株式会社
・代表取締役:碇敏之
・本社所在地:〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-8-8 THE CORNER池袋4階
・事業内容 :中古パソコンの販売・修理・買取
・URL :https://www.ringrow.co.jp/(リングロー公式HP)
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