Houzz が「HOUZZ & HOME 住宅リフォーム・リノベーション市場調査」の結果を発表
〜専門家依頼率は約90%、ベビー・ブーマー世代では100%! 省エネとキャッシュレスで住まいづくりは進化する!?〜
2019年9月20日、世界最大級の家づくりとインテリアデザインのプラットフォームを提供するHouzz Japan 株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:加藤愛子、以下 Houzz https://www.houzz.jp)は、「2019年版 HOUZZ & HOME 住宅リフォーム・リノベーション市場調査」の結果を発表しました。この調査は、Houzz に登録している世界中のユーザーのうち2018年中にリフォーム・リノベーションを行った人を対象に実施され、日本では約2,900名の回答を、ミレニアル世代(25〜39歳)、ジェネレーションX世代(40〜54歳)、ベビー・ブーマー世代(55〜74歳)の世代別に集計したものになります。
リノベはジェネレーションX世代とベビー・ブーマー世代が意欲的
一回のプロジェクトでリフォーム・リノベーションをするのは平均で2部屋で、全体の費用の中央値は200万円でした。リフォーム・リノベーションを実施した世代層でもっとも多かったのは、ジェネレーションX世代とベビー・ブーマー世代で、合計すると9割近くにも上ります(86%)。費用の中央値はそれぞれ、120万円(ジェネレーションX世代)と350万円(ベビー・ブーマー世代)でした。また、2019年も多くのジェネレーションX世代(45%)とベビー・ブーマー世代(34%)がリフォーム・リノベーションを実施予定と回答しています。
バスルームのリノベにもっともお金をかける
2018年にリフォーム・リノベーションがもっとも多く実施された部屋はバスルーム(28%)で、かけられた費用は昨年に比べ20%増加、その中央値は120万円でした。次いでリフォーム・リノベーションが多く実施されたのは、キッチン(25%)、リビング(25%)と寝室(20%)でした。
リノベ理由は「よりお手頃」「カスタマイズ」「住んでるエリアから離れなくてよい」
「リフォーム・リノベーションを実施する」か「新しく物件を購入する」のどちらかを選択するとき、費用面での実施のしやすさからリフォーム・リノベーションを選択する人が多い傾向にあります。ジェネレーションX世代とミレニアル世代がリフォーム・リノベーションを選んだ理由の多くは「よりお手頃に実施できるため」でした。また、ミレニアル世代は費用面と同時に「デザインや機能をカスタマイズできる」という理由からリフォーム・リノベーションを選択しています。ベビー・ブーマー世代がリフォーム・リノベーションを選ぶ理由としてもっとも多かったのは「住んでるエリアから離れなくてよい」でした。
支払いは現金が主流。カード払いも増加傾向
リフォーム・リノベーション費用の支払い方法でもっとも多かったのが現金・貯金(68%)で、次いで国際ブランドのクレジットカード(16%)、住宅ローン(7%)でした。また、クレジットカードでの支払いはミレニアル世代(24%)がもっとも多く、次いでジェネレーションX世代(18%)とベビー・ブーマー世代(7%)でした。クレジットカード(国際ブランドと加盟店のみで使用できるクレジットカード)で支払う人が、 去年(10%)より今年(22%)の方が12%も増えており、住まいづくりにおいてもキャッシュレス化が進んでいる傾向が見られます。
ベビー・ブーマー世代の100%が専門家に依頼
9割近い人がリフォーム・リノベーションをする際に専門家に依頼をしたと回答しています(86%)。依頼する専門家でもっとも多かったのは 工務店(27%)で、次いで施工会社(15%)、設計施工・リノベーション会社(15%)でした。そして、100%のベビー・ブーマー世代が「専門家に依頼をした」と回答しており、またジェネレーションX世代(83%)とミレニアル世代(88%)も、高い確率で専門家に依頼をしていることがわかりました。
デザインや見た目を優先してリノベ
およそ半数の人が(46%)、デザインや見た目をよくするためにリフォーム・リノベーションを実施しています。ジェネレーションX世代(51%)の方が、ベビー・ブーマー世代(41%)やミレニアル世代(39%)に比べて、よりデザインや見た目を優先してリフォーム・リノベーションを実施する傾向にあります。
住まいの省エネ化が増加傾向に
デザインや見た目の向上を重視する一方で、26%の人が住まいの断熱性能を高めることなどで省エネ化をしています。そして、ジェネレーションX世代(32%)とベビー・ブーマー世代(29%)の方が、ミレニアル世代(6%)より省エネに対する関心は高い結果となりました。
リノベとともに模様替えや備え付け家具の購入を実施
リフォーム・リノベーションを実施した38%の人が、並行して模様替えや家具の備え付けも実施しており、ミレニアル世代(52%)がもっとも多い結果で、次いでベビー・ブーマー世代(25%)となりました。また、各世代の多くがダイニングセットやドレッサーなどの大型家具を購入しており、もっとも多く購入したのはジェネレーションX世代(42%)、次いでベビー・ブーマー世代(41%)ミレニアル世代(40%)でした。
Houzz Japan 株式会社 代表取締役 加藤愛子コメント
「世界の経済状況が著しく変わる中でも、今後も需要は一定程度続くことが予想されます。毎年リフォーム・リノベーションのトレンドに変化が見られますが、日本ではバスルームにもっともお金をかけていることがわかりました。また、これまで日本では、老朽化のため、リフォーム・リノベーションを行う人が多い傾向がありましたが、年々、暮らしを向上させることを目的にする人が増えています。個々のこだわりや個性を反映した住まいを求める人が増えているため、おしゃれは服やモノ、コトから住まいにも移行していることが考えられます。デザインや見た目が美しいだけではなく、環境にも配慮したサステナブルな住まいづくりを好む人も増えています。」
「2019年版 HOUZZ & HOME 住宅リフォーム・リノベーション市場調査」
調査主体:Houzz, Inc.
調査方法:オンライン調査
調査期間:2019年4月3日〜2019年4月30日
この調査は、Houzz に登録している世界中のユーザーのうち2018年中にリフォーム・リノベーションを行った人を対象に実施され、日本では 2,904名の回答があり、その内 1,936名のユーザーからの有効回答を集計したもです。住宅のリフォーム・リノベーション、新築、家具や部屋の装飾など、インテリアの変更に関する Houzz でもっとも大規模な調査です。室内の改修、住宅設備の交換、エクステリアの工事など、2018年中に実施されたリフォーム・リノベーション状況について幅広くまとめています。また、費用や予算、住まいの専門家への依頼状況、リフォーム・リノベーションの理由のほか、2019年中のリフォーム・リノベーションの予定についても調査を行っています。
「2019年版 HOUZZ & HOME 住宅リフォーム・リノベーション市場調査」はこちらからダウンロードできます。
https://www.houzz.jp/ideabooks/126358645
Houzz では1,900万枚以上もの事例写真を掲載しており、住まいの専門家が手がけたインテリアやエクステリア、キッチンやバスルームなどのプロジェクトを紹介しています。また、240万以上もの建築家、インテリアデザイナー、工務店、設計施工・リノベーション会社など多くの専門家が登録しています。
Houzz とは
Houzz(ハウズ)は、世界最大級の家づくりとインテリアデザインのプラットフォームで、家づくりに必要なすべての情報をウェブサイトやアプリで提供しています。部屋の模様替えから、リフォーム、リノベーション、注文住宅など住まいに関するあらゆることについて、世界中の「住む人」と「住まいの専門家」をつないでいます。家づくりに関する膨大なデータベース、活気あるコミュニティ、そして革新的なテクノロジーにより、簡単におしゃれな事例写真を見つけたり、アイデアやアドバイスを得たりできるほか、理想の住まいをカタチにできる専門家を探して依頼することもできます。Houzz は米国カリフォルニア州パロアルト市に本社を構え、東京、ロンドン、ベルリン、シドニー、モスクワ、テルアビブに拠点を置いています。Houzz と Houzz のロゴは、Houzz Inc. による登録商標です。https://www.houzz.jp
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