【類設計室】教育事業部「類学舎」、若年層のキャリア教育で株式会社コンピュータ技研と共創

就職を意識しない年齢から仕事に触れ、キャリアにつなげる試みで協働

株式会社　類設計室

2023年10月26日 15時54分

株式会社類設計室（本社：大阪市淀川区、社長：阿部紘）教育事業部のビジョンスクール「類学舎」は、ソフトウェア開発、インフラ環境構築等を行っている株式会社コンピュータ技研（本社：大阪市中央区、代表取締役：松井佑介）と、類学舎生による同社へのインターンシップ等で、若年層のキャリア教育の向上を図る協働共創を開始しました。

コンピュータ技研でのインターンシップの様子

本件の背景と実施例

「生き抜く力」を掲げる類学舎

類学舎は、「自らつくる」「発見し解決する」「他者とかかわる」の3つの軸で、子どもたちの「生き抜く力」を育てていく全日制ビジョンスクール～「社会に一番近い学び舎」～です。類学舎は「生き抜く力」を学びの志として掲げており、学業はもとより、実社会とつながる「仕事カリキュラム」にも重点を置いています。その一環として、外部の企業・団体のご協力のもと、生徒たちのインターンシップ等、仕事を通じたリアルな実体験の場を皆様から提供して頂いています。

子どもたちのキャリア教育

現代は、デジタル化、企業活動のグルーバル化、少子化高齢化による労働人口の減少と人材の流動化・多様化など、労働市場の変革期です。そんな中で、子どもたちは、答えのない未来で生き抜くための力を身につけなくてはなりません。しかし、現在のキャリア教育は座学中心、仕事・職業体験も一過性で、子どもたちが十分な体験をもって仕事に就いているとは言い難いがたい状況です。

実際の仕事の場で感じる充実感

上記のような現況を踏まえ、類学舎、コンピュータ技研の両社は、若年層が子どものうちから良質な仕事・職業体験ができる学びが必要であるという考えでもって、子どもたちのキャリア教育の充実に向けた共創を始めました。その一つとして、類学舎生の同社へのインターンシップがあります。2023年に行った同社へのインターンシップでは、同じくインターンシップに訪れていた大学生たちとの協働が生まれ、若い世代が仕事等の生き方を追求するプラットフォーム（追求の場）をつくる機会が生まれ、現在その企画が進行中です。

インターンシップを終えた子どもたちから「実際の仕事の場で、働いている大人の人たちから『ありがとう』という言葉をもらってとても嬉しかった」との感想が上がり、リアルな仕事で相手から受ける感謝に対する充足感が、「働く肯定感」につながる重要な視点であることが分かりました。

今後、コンピュータ技研との共創で、同社が開発した、就活以前の企業・社会と若年層がつながるプラットフォームサービス「atteyaa（アッテヤ）」を使用して類学舎と企業が試験的につながり、若年層のキャリア育成を充実させ、子どもたちの未来を生き抜く力を育てていきます。

「株式会社類設計室　教育事業部」について

1975年設立。大阪北摂を中心に、15万人以上の子どもたちを輩出。生きる力を育むことを理念とし、時代に適応し、社会と向き合う教育を提供しています。教育事業部は、ビジョンスクール「類学舎」に加え、学習塾の「類塾」、自然の中で学ぶ「自然学舎」／ものづくりを通して学ぶ「仕事学舎」の３業態で運営しています。

「類学舎」について

2019年に設立。類塾による「探求科」「実現塾」（ともに2016年）、「仕事塾」（2019年）、「野外体験活動教室」（1986年）「わかさ合宿」（2003年）の事業蓄積を経て、仕事・探求・異年齢を柱にしたビジョンスクールです。類学舎は、社会に一番近い学び舎として、「人とのつながりの中で学び、気づき、形にする」「豊かな経験を通じ、子どもは胸をはって未来を歩む」――このような方針ものと、自分の道を見つけるスクールです。「生き抜く力を強くするビジョンスクール」というメッセージを発信し、未来に生きる子どもたちを育てています。

「株式会社コンピュータ技研」について

ソフトウェア開発、インフラ環境構築などの各種システム開発に加え、オープンイノベーションや共創の考えのもと既存システム開発領域に限らない事業展開を行っております。また、新たな取り組みや挑戦に対して積極的な取り組みを行うことで、従業員モチベーションの増加なども取り組んでいます。

<<「atteyaa（アッテヤ）」について>>

就職や転職などのキャリア形成に悩む若者と企業認知度は低いものの取り組みや考え方に特徴を持つ企業を就活前、転職活動前から体験を通した接点を持つ機会を提供することで、5年後、10年後も高いモチベーションで働き続ける「サステナブル就活」の環境整備を目的とした企業と人を体験を通して結ぶプラットフォームサービスです。