HeaR株式会社は、新型コロナウイルス流行に伴う採用業界の今後の動きに関して見解を発表しました。

採用支援のHeaR株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役CEO：大上諒、以下「HeaR」）は、新型コロナウイルス流行に伴い縮小の兆しを見せている採用業界の動向について、見解と今後の動きを発表しました。

• 新型コロナウイルス流行に伴う採用活動への影響

新型コロナウイルス流行に伴い、採用活動全体が停滞する可能性が指摘されています。
すでに、新卒向けの合同説明会の中止、対面での面接を回避しオンラインでの面談などを進めている会社が増えており、企業・候補者共に不安が広がり始めました。

コロナウイルス流行が長期化した場合、2009年のリーマンショックと同等の経済損失が生まれるとも予想されており、企業からのリストラ、再就職が困難な状況、新卒の採用枠の縮小など採用活動に対して大きな影響が生まれる可能性があります。

・雇用の縮小
・面接や説明会の手法の変化（オフラインからオンラインへ）
・優秀人材確保が困難な状況

これらを見込んだ上で、今後の採用活動をどのように進めていくべきなのか、
また採用支援に携わる会社がどのような社会的責任を果たすべきなのか、弊社では考えを進めています。

▼今後の採用活動への影響などに関する見解の詳細
https://note.com/hear_ezra1227/n/nb103fc8e99a0#Ls7pK

 

• コロナウイルス流行時に会社が取るべき対応、検討すべき採用手法に関するHeaRの見解

コロナウイルスによる影響下、企業と候補者の接点はオンラインに移行していく一方、
オンラインでの対応やブランディングなどのノウハウがなく採用活動が停滞する企業が増えていくとHeaRでは予想しています。

より良い候補者に選んでもらう採用のため、また候補者にとって満足度の高い選考を進めるため、HeaRが定義した「これからの採用に必要なこと」は以下の5つです。

・オンラインでの面談・面接ツール設定
　企業のニーズに合わせたオンラインツールの利用が円滑な採用のため必須です。対面で話をすることを前提としたものではなく、ビデオ会議ツール、チャットツールなどが必要になります。また、新卒採用を行なっている企業では、内定者同士のコミュニケーションなどに用いることのできるオンラインコミュニケーションツールの導入を検討しましょう。

・ビデオチャット上での面接・面談のトレーニング
　面談・面接・会社説明会などはオンラインに移行していきます。ビデオ会議の場合、対面での面接に比べコミュニケーションコストがかかる場合が多く、企業側も準備と訓練が必要です。オンラインでの面接などを行う上で必要な質問のスキル、相手の魅力を引き出すトークスキルを身につけましょう。

・採用におけるタッチポイント（＝候補者と企業の接点）のオンライン化

　様々な選考、また働き方を、オンラインで対応可能にする必要があります。従来の対面での選考や仕事にこだわらず、適切なツールの導入とオペレーション化によって場所や環境に影響されない働き方を定義する必要があります。また、内定者にとって魅力的な採用コンセプトを打ち出している企業が選ばれるようになっていき、各企業再定義と発信が必須になります。




・SNSや公募求人媒体上でのブランディング
　Twitter、Instagram、noteなどプラットフォームを用いた企業ブランディングにはすでに注目が集まっていますが、着手している企業は未だ多くありません。大規模な合同発表会が中止となったり、採用候補者が集まりにくい状況で利用可能なのはSNSです。オンラインでのブランディングを成功させ、認知を増やしていくことが採用にとって不可欠になります。

・候補者体験(CX)の向上
　HeaRでは、採用候補者体験という考え方の導入を強く推進しています。経済の縮小による採用業界の停滞が起こると、企業が候補者が「選ぶ」のではなく、優秀人材に「選ばれる」会社にならなくては必要な人材を得られない状況が発生します。CXとは、候補者が選考を通じて得た体験をさし、候補者体験が悪い企業は選ばれなくなっていくのです。

 

• 採用業界において、HeaR株式会社が果たすべき社会的責任について

HeaR株式会社の理念は、「働いて青春する大人を増やす」ことです。必死に耐え抜く労働ではなく、自分に合った会社で価値を発揮し、全ての人が「働くのは楽しい 」と感じられる社会を実現するため、採用支援を行なっています。

すでに弊社では、採用のオンライン化に伴ったTwitterなどでのブランディング支援や、オンラインでの面接官トレーニングをサービスとして提供しており、累計50社を超える支援先企業様の採用の成功に貢献しています。


コロナウイルスなどの影響に負けず、採用そのものの見直しや面接官のトレーニングを行う企業に対しノウハウを提供し、より困難を極めていく採用活動を支援させていただくことこそが、HeaR株式会社が今後できることです。

採用業界が縮小していく中、今まで以上に「会社と候補者のミスマッチを減らす」ことは困難になっていきます。一方、採用のやり方を見直す企業様、経営者様に対して支援を惜しまず、多くの情報を提供していくことがHeaR株式会社の果たすことのできる社会的責任であると痛感しております。

今後ともHeaR株式会社は、採用のミスマッチを減らすため貢献してまいります。

▼採用に関する情報提供
https://blog.hear.co.jp/