最前線で活躍する研究者や有識者と、14回リサイクル率日本一を達成した大崎町の住民がこれからの循環型社会について気軽に語らう月1イベント「OSAKINI Cafe」最終回となる第6回は9/29(金)開催
テーマは「地域の未利用資源と漁業の未来」未利用魚の活用に取り組む有限会社昌徳丸の福留慶氏がゲスト
第6回は「地域の未利用資源と漁業の未来」というテーマで、有限会社昌徳丸の福留慶氏をお招きし9月29日(金)に開催します。今回は実際に未利用魚を持ってきていただき、試食をしながらお話を伺います。地域で獲られた魚を地域で美味しくいただくために、漁師や市場、飲食店や小売店、そして消費者がどう連携をとっていけばよいのか、参加者みんなで考えるイベントです。
今回の第6回で「OSAKINI Cafe」企画は最終回となります。これまで、のべ63名の多くの町民の方にご参加いただき、参加者からは「SDGsに興味があったので、とても良かったです。専門家の方たちの意見は参考になりました」「(町外の参加者の方が)町民のみなさんの生の声が参考になりました」など、ご感想を頂いたり、反響を頂きました。最終回となる第6回では、実際に試食の体験もして頂き、今回のテーマをより深く実感して頂ければ幸いです。
<サーキュラーヴィレッジラボとは>
サーキュラー・エコノミー(*1)を推進する「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」にて、大崎町やこれからの社会に必要な科学的知見からの評価・研究・実践を行うためのプログラム。元南極観測隊で、現在も気候変動やSDGs推進に関する活動に積極的に取り組む、大岩根 尚氏 (博士・環境学)がラボの所長として、2021年10月より、本プログラムの監修・コーディネートを行う。
(*1)従来の「大量生産・大量消費・大量廃棄」のリニアな経済(線形経済)に代わる、製品と資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小化した経済を指す(環境省資料より引用|http://www.env.go.jp/recycle/mat02r.pdf)
<OSAKINI Cafeとは>
カフェのような感覚で、循環型社会の実現を目指す研究者や事業者と、大崎町の住民の皆様が、大崎町の一歩先の未来の姿をともに考え、意見交換をする月1イベント。半年間の定期開催を通じて、地域が実現したい未来のイメージを地元住民と共有するとともに、実現に向けて協働できるネットワークを広げることを目的とする。
■今までのイベントWEBレポート
・第1回「今からできるサーキュラーエコノミー」 https://www.osakini.org/osakinicafe-01/
・第2回「これからの農と暮らし」https://www.osakini.org/osakinicafe-02/
・第3回「子どもや孫世代に残したい住宅とは」https://www.osakini.org/osakinicafe-03/
・第4回「地域の事業者がすぐ始められる環境配慮型ビジネス」https://www.osakini.org/osakinicafe-04/
■今までのイベントのようす
<OSAKINI Cafe Vol.6 概要>
■実施場所:セントロランドあすぱる大崎(鹿児島県曽於郡大崎町神領2419)
■主 催:一般社団法人大崎町SDGs推進協議会
■対 象:大崎町の住民の皆さま、地域の未利用資源に関心のある方、食品や飲食に関わる事業者の方
■開催日時:9/29(金)18:30〜20:00(開場は18:00)
■イベントスケジュール
18:00~18:30 受付
18:30~18:45 はじめに、ご挨拶
18:45~19:15 講演(ゲスト福留氏)
19:15~19:55 実際に未利用魚を試食しながら、対話や質疑応答
19:55~20:00 まとめ
■参 加 料 金:無料
■参 加 方 法:専用の申込フォームからお申し込みをお願いいたします。
https://forms.gle/zY7Uqdp41cywa4D88
■問合せ先:Tel: 099-478-1487 Mail: event@osakini.org(大崎町SDGs推進協議会事務局直通)
■イベント情報:https://osakini.org/osakini-cafe-start
■出演者:
<ゲスト> 福留 慶氏
有限会社昌徳丸 コーディネーター
薩摩川内市出身。水産大学校を卒業後に鹿児島県の水産技師として7年間勤務し、2023年4月より肝付町内之浦の有限会社昌徳丸にてコーディネーターを務める。個人でも漁協等から業務委託を受け、販売促進のサポートやライターなどで活動。現在は未利用魚の販売システム構築をはじめとした水産現場の課題解決に取り組む。
<進行> サーキュラーヴィレッジラボ 所長 大岩根 尚
1982年宮崎生まれ、硫黄島在住。株式会社musuhi取締役。
地質学・海洋地質学を専攻し、2010年に東京大学にて博士号(環境学)を取得。卒業後, 南極観測隊や三島村の役場職員を経て2017年、同村の硫黄島に移住し起業。
<こんな方におすすめです>
地産地消、地産地食に興味がある
大崎町や近隣地域で活用されずに捨てられている資源を使って事業をしてみたい
子どもや孫世代が、安心・安全に暮らせる社会にするにはどうすればよいか、興味がある
<鹿児島県大崎町とは>
⼤崎町は広⼤なシラス台地が広がる⾃然豊かな⼤隅半島に位置し、⾃治体としてこれまで12年連続を含む、合計14回リサイクル率日本一を達成し、「ジャパンSDGsアワード」内閣官房長官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「⼤崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる湧⽔で育む農畜産物は、⽣産量も国内最⼤級ながら、⾼い品質を求め常に挑戦し続けています。
大崎町の企業版ふるさと納税に関して http://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/ke_kikaku/r3kihujissekiichiran.html
大崎町SDGs推進事業に関して https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/ke_kikaku/sdgs.html
<団体概要>
所 在 地 :鹿児島県曽於郡大崎町菱田1441 ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅 管理棟2F
代 表 者:千歳史郎(代表理事)
事業内容 : 12年連続を含む合計14回リサイクル率日本一を獲得した大崎町を舞台に、多様なパートナーと協働して研究開発・人材育成・情報発信などに取り組み、サーキュラーエコノミーを推進する。
設 立:2021年4月
U R L:https://osakini.org/
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