ネクステートを提供するシェアメディカルが『Awaji Well-beingビジネスコンテスト2022』きずな部門で最優秀賞を受賞
家庭用AI聴診音を用いた家庭内のヘルスケア・コミュニケーションの可能性を提唱
このたび、弊社は、2022年11月1日に行われた、株式会社パソナグループが主催する“Well-being”をテーマにした新産業創出を目的にしたイベント『Awaji Well-beingビジネスコンテスト2022』の「きずな部門」(働く・互助・コミュニティなどをテーマにした事業)において、「専門医の耳と知見を持ったAI聴診器の開発」とした発表を弊社代表の峯が行い『最優秀賞』を受賞いたしました。
弊社は、1816年の発明から約200年進化が止まっていた聴診器を2019年にデジタル聴診デバイス「ネクステート」として再発明。生体音を手軽にデジタライズすることに成功しました。その後、ヘッドフォンやスピーカーを用いたワイヤレス聴診も可能であったことからコロナ禍においては医師や看護師など医療者の感染防護機材として注目され多くの医療施設で導入されました。
また政府が提唱するデジタル田園都市構想にも参考成功事例として取り上げられた長野県伊那市の「モバイルクリニック(医療MaaS)」などに搭載される車載型オンライン診療システムにリアルタイム遠隔聴診(特許取得済)技術として採用されるなど、すでに実用化段階にあります。
身体の発する様々な音を聴き分ける聴診術は医師の匠の技でもあり聴診器は医師の信頼性を示すアイコンでもありました。本コンテストで弊社は、人体の生体音をAIによって学習し次世代のAI聴診器として開発。一般生活者自身や家族の体調変化をいち早く感じることができる家庭用聴診器へと昇華させ、また聴診音を用いた家庭内のヘルスケア・コミュニケーションの可能性を提唱させて頂きました。
健康という世代問わず願うWell-beingを実現し意志共鳴型社会を実現するのが私たちの事業の将来像です。
今回の受賞に恥じることなく、本当のイノベーションを目指して、さらに精度を高め、初心、信念を崩すことなく挑戦を続け、古くて新しい聴診技術の技術変革とデジタル医療にひたむきに挑んで参ります。
◇謝辞
万全な新型コロナウイルス感染症予防対策の元、コンテストを開催いただいた運営関係者の皆さまにこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
株式会社 シェアメディカル
代表取締役 峯 啓真
◇『Awaji Well-beingビジネスコンテスト』について
兵庫県淡路島を舞台に、「Well-being」をテーマにした新産業の創出を目的に、スタートアップ・企業によるピッチイベントや、有識者によるパネルディスカッションなどを実施。ピッチイベントでは、一人ひとりの健康意識が高まり、働き方・生き方も多様化する中、重要性が増している「Well-being」の概念を構成する「からだ」「こころ」「きずな」をテーマに事業提案を募集。応募者の中から選ばれたファイナリスト20名による公開プレゼンテーションを11月1日(火)に行い、最優秀賞3名、優秀賞3名が決定した。
◇公式ホームページ:
https://www.pasonagroup.co.jp/awaji_well-being_week/contest
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