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dotstudio株式会社
会社概要

生成AIネイティブ世代の新人社員を育成、「Difyなどを用いた生成AIキャンプ」を実施 ~試薬業界の新人がAI社内アプリを開発~

プロトアウトスタジオは、東京化成工業の新入社員を対象に、「生成AI x デジタルプロトタイピング研修」を実施しました。社員のITリテラシー向上と、デジタルを活用した問題解決力を養う研修となっています。

dotstudio

新人社員が自ら考え企画と開発、発表までを行い、デジタルツールや生成AIを身近なツールとして使えるように育成

小売、医療、飲食など多様な業界にプロトタイピング研修を実施しているプロトアウトスタジオ(運営:  dotstudio株式会社)が提供する「生成AI x デジタルプロトタイピングの10日間キャンプ」が、2024年度に東京化成工業株式会社(以下、東京化成工業)に採用されました。

現場のスタッフが自らアプリ開発をするだけでなく、組織内にテクノロジーを活用する文化の醸成までを目指したカリキュラムを実施し、授業を受けるだけでなく実際の身の回りの業務課題にアプローチした開発までを実施しました。

今回実施した研修では、試薬会社の新人向けにデジタルツールと生成AIを活用して業務効率化を目指したアプリ開発を実践。 受講者はLINE Botの開発、生成AIチャットBOTの開発、Microsoft Power Platformを用いた社内向けのモバイルアプリの開発、業務フローの自動化プログラムの開発などを通してデジタルツールや生成AIを自ら企画をして使う感覚を身につけました。

DifyやGPT-4oなど先端技術と業務で現場利用できるツールを両輪で学ぶ

本研修では、生成AIなどの先端技術の活用と、社内利用できるMicrosoft製品でのアプリ開発の掛け合わせで世の中の先端技術を知りつつ、社内で実際に利用できるデジタルツールの両方を組み合わせた内容を設計して実施しました。

DifyやGPT-4oなどの先端技術を用いたAIチャットボット開発も経験しつつ、TeamsでのBot開発、ノーコードアプリ開発などの

先端技術を触る感覚を身につけることでスピードが速いデジタル領域の時勢を捉え、現場で利用できるツールの現状を知り開発を行うことで現場での課題解決への即効性も出すことができます。

東京化成工業の社内ではMicrosoft Officeが利用されていて、実際の環境で利用できる権限のPowerプラットフォームを用意しつつ、デジタルツールの楽しさや最新技術に触れる体験とを両輪で学ぶ構成で実施致しました。

流行り始めてまだ1ヶ月程度のAIツール、Difyをカリキュラムに導入。GPT-4oやPerplexityなど最新LLMやツールも活用。

また、研修の進行に応じて、リアルタイムでカリキュラムを調整し、受講者の学習ニーズに対応しました。これにより、受講者は常に最新の情報と技術に触れることができました。

■触れた項目の一部抜粋

  • ノーコードでLINE Botの開発

  • Difyで生成AIチャットボットとRAGの体験

  • Power Automateで業務自動化

  • Power Appsで社内でも利用できるモバイルアプリの開発

  • API経由でGPT-4oを利用

■他にも触れた技術キーワード 抜粋

iPaaS / ChatGPT / Perplexity / Power Pages / Power BI / SharePoint / Power Automate Desktop / Canva / miibo /  Teams Bot / Miro ...等

40を超える受講生のアプリ制作事例 

10日間のキャンプの中で受講生は制作と発表を反復して行い、技術とアイデアを結びつける訓練をしながらアプリ制作を行いました。期間中に本クラスから41個のプロトタイプ作品が生まれています。

某対戦ゲームのキャラクター対策AIアシスタントアプリ
推しのスケジュールを調べ予定表に半自動で登録するアプリ
AIがジャンル分けアシストをしてくれる買い物メモアプリ
GPT-4oに写真を読ませるだけのカロリー計算アプリ

自由なアイデアからのアプリ制作と、実際の業務課題にアプローチしたアプリ制作を行っています。

■議事録管理BOT

議事録が検索しにくく、過去の情報検索に時間が掛かっているという課題をTeamsから検索出来るようにする議事録管理BOT。

■GPT-4oを使ったPDFドキュメントの翻訳ツール

日本語のPDFとして作成されているドキュメントを海外向けに展開する際に手間が発生しているので、英語に自動翻訳をしつつレイアウトも変えずに変換する翻訳ツール。

■日報・勤怠管理アプリ

日報作成や管理の手間を削減する社内アプリと管理側が管理しやすい通知やデータ整理自動化ツール。

■受付アプリ

実際の事務所で利用されているPower Appsでの受付アプリを改修。UIの改修だけでなく新規機能としてQRコードによる来客管理機能、SwitchBot連携で開錠機能も実装。

■手書きのPDFデータの中身も横断検索BOT

手書きのPDFデータが社内ファイルにたくさんあり、中身を元に検索できずに時間が掛かってしまう課題にアプローチ。GPT-4oに文字起こしをしてもらいメタデータを付与して検索できるTeams Bot。

■作業忘れ防止の2重リマインダーアプリ

とある作業をチーム内で誰かが実施するルーチン業務があり、作業の実施漏れが発生するトラブルがたまにあるそうです。作業が完了するまでメール通知が止まらないリマインダーアプリ。

先輩社員を巻き込んだアイデアワークなど包括的なカリキュラム

制作事例で紹介したアプリは新入社員にテクノロジーを伝えただけでは制作できません。

プロトアウトスタジオのカリキュラムでは実装面だけでなく社員がデジタルツールやDXを自分ごととして考える発想力やマインドセット、企画力も同時に育成しています。

■複数回のアイデアワークで企画力を鍛える

今回の研修でも同様に、受講生らには学んだ技術を自身の生活や業務でどのように活かすかを検討しながら制作を進めてもらいました。

アイデアワークの様子の一部

■先輩社員も巻き込んだワーク

今回は新入社員が対象であったため、実際の業務をイメージしたアプリ開発を行う際のアイデアの組み立て辛さがありました。そこで受講者は、先輩社員からのヒアリングを通じて業務上の課題を抽出し、その解決策を実装しました。このプロセスで、受講者は問題解決力を養い、実践的なスキルを磨きました。

実際の業務課題に対面している先輩と交流することで、新入社員らも自身が業務をする将来をイメージしやすくなります。

■ネットワーキングとコミュニケーションの促進

社外のIT専門チームとのコミュニケーションを通じて、受講者は新たな刺激を受け、業務に対する視野を広げる機会を得ました。また、社内外でのネットワーキングを通じて、人的コミュニティの形成が促進されました。

受講生の声

受講生のアンケートから抜粋して紹介します。IT領域に対しての苦手意識が無くなる、もしくは軽減され、自分でデジタルツールを使い業務課題改善に活かしていきたいといった旨のコメントを多く貰いました。

設問: この研修で「学んだこと・得たこと」、いつ、どんな場面で活用できそうですか?

  • 自分はITに詳しくなかったので研修が始まる前はついていけるか不安だったが、詳しくない、よくわからない状態でも「まずはやってみる」ことが大事だと思った。裏側を完全に理解していなくても触っているうちに理解できることもあることを学んだ。今回の研修でITに対する敷居も低くなった。

  • 生成AI, プレゼンツール, ワークフロー作成ツールなどの各分野に「巨人」はいるが、その「巨人」も1種類だけではないということ。社内で使えるアプリだけでもいろんな作品を製作でき、業務生活上の課題を解決する助けとなる。「使い手の立場に立って開発を行うこと」の難しさ

  • 調べ方、質問の仕方。自分が思っていたよりいろんなやり方がある。Chat GPT単体だと最新の情報が得られないことがあったので、色んなAIに聞いてみることが重要

  • "ITのさまざまなツールを知ったことで、解像度が上がり、今後自分で触ることや改修をお願いする際に、「ああ、あんな感じだったな」という意識を持てると思う。 作るという経験やフィードバックをもらう経験"実際に配属になる事業所では、まだまだアナログなことが多いそうなので、今回活かしたことを糧に改善していきたいと思う。

非ITの企業でも「デジタルを活用して自ら作る社内文化の醸成」を現場の新人から

DXという言葉が騒がれ出してから久しいですが、今だにデジタルツールを導入した、開発したといった内容だけでDXを進めているといった話題が多いです。

デジタルツールはどんどん便利なものになってきていますが、切れ味の良い包丁が目の前に置かれても対象者が包丁の持ち方が分からなければ何も変わりません。

現場の社員がデジタルを活用して自ら作る感覚を身につけることで、デジタルツールを自分たちの業界の課題と結びつけて活用できるようになります。

生成AIを使ってゲームを開発するセッションの様子

会社全体で体質を変えていく取っ掛かりとして、2024年度は新人から育成を開始しています。特に2024年の新人社員は生成AIネイティブ世代となるため、既存のプログラミング研修などとは大きく学習スタイルを変えて実施いたしました。

東京化成工業では今後、中堅社員なども対象に研修を実施していき、社内の文化醸成を目指していきます。

社内のデジタル活用の文化を一緒に変えていきませんか

プロトアウトスタジオでは、イオングループをはじめとした対象とした非IT領域の社会人を対象に自ら作るデジタルプロトタイピング研修を実施してきています。

デジタル活用に対する苦手意識がある参加者も多いなか、単純にアプリ開発などを学ぶ研修を実施しても業務イメージとの乖離が発生し、定着しません。

プロトアウトスタジオでは、企画と開発をセット実行し、プロトタイピングを経験することで自分ごとして活用していける姿勢を整えます。また、どのように研修後の業務や業務生活に結びつけるかを設計と評価をしながら人材育成のサポートを行っています。

少しでも興味を持っていただけた方は問い合わせ頂けますと幸いです。

今回実施した研修の概要

  • 対象者: 東京化成工業 2024年度新入社員

  • 参加人数: 17名

  • 期間: 2024年5月27日~6月7日(10日間)

  • 場所: オンラインおよびオフライン(東京・本社)

  • 講師陣: プロトアウトスタジオおよびPapukaija LLCの講師

■ プロトアウトスタジオ

企画力・技術力・発信力を同時に育成するプロトタイピング専門スクールです。

 (関連記事: プログラミング学習はもう古い。「令和」時代のイノベーションを担う日本初のプロトタイピング専門スクールを開校 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000020328.html )


運営会社: dotstudio株式会社
所在地: 東京都千代田区外神田2-9-3 ユニオンビル工新 8F
本件に関するお問い合わせ: info+protoout@dotstud.io
事業内容 : プロトタイピング専門スクール「プロトアウトスタジオ」の運営、企業向けDX人材育成研修、生成AI・IoT研修事業、新人研修、医療者向けプロトタイピングスクール「ものづくり医療センター」、法人研修の設計コンサルティングなど
URL: https://protoout.studio

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区外神田2-9-3 ユニオンビル工新 8F
電話番号
050-3639-0505
代表者名
菅原 遼介
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2016年07月