西濃運輸が「Nobi for Driver」を試験導入 健康起因事故のリスク低減に向けた新たな取り組みを開始
多様なドライバーの健康と安全を守るために。 過労運転防止認定機器「Nobi for Driver」が西濃運輸にて試験導入開始。

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株式会社enstem(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山本寛大)は、運送業界における健康起因事故の対策を強化すべく、自社が提供するドライバー向け健康管理サービス「Nobi for Driver」を、西濃運輸株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長:髙橋 智)にて試験導入いただいたことをお知らせします。
本取り組みは、国土交通省の事故防止対策支援推進事業において「過労運転防止認定機器」として認定された本サービスを活用し、ドライバーの体調急変や疲労による事故リスクを未然に防ぐ仕組みの実証を目的としています。
■背景|健康起因事故とその社会的リスク
昨今、物流・運送業界では高齢ドライバーの増加、長時間労働、多様な就労形態の広がりとともに、「健康起因事故」が新たな社会課題として注目されています。
特に運転中の体調急変は、従来の点呼や面談だけでは把握しきれないリスクであり、管理者や企業にとっては重大な安全管理課題となっています。
■取り組み概要|Nobi for Driverの特徴
「Nobi for Driver」は、スマートウォッチ型のウェアラブルデバイスを通じてドライバーの心拍数をリアルタイムで取得。
異常な兆候が検知された場合には、本人および管理者にアラートを通知することで、事故の予兆に迅速に対応できる仕組みを提供します。
今後は、西濃運輸において本社および主要拠点を中心に、データの蓄積と運用フローの整備を行い、導入が必要なドライバーへの展開を見据えた実証を進めてまいります。
■株式会社enstem 代表取締役社長 山本寛大 コメント
「このたび、日本の物流を支える西濃運輸様にてNobi for Driverを導入いただいたことを、大変光栄に思います。
働く方の健康と安全を守ることは、企業の社会的責任であると同時に、生産性や定着率にも直結する経営課題です。
“異常が起きてから”ではなく“兆候のうちに対応する”体制づくりに貢献できるよう、引き続き現場の声をもとに改善と進化を続けてまいります。」
■今後の展望
本試験導入を通じて取得されたデータや現場のフィードバックをもとに、運用フローの標準化・機能改善を進めながら、将来的には全国展開を視野に検討を進めます。
enstemでは今後も、「人にやさしい安全管理」をテーマに、物流業界における健康起因事故ゼロの実現に向けて取り組んでまいります。
【参考情報】
▼「Nobi for Driver」紹介ページ
https://lp.nfd-app.com/
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社enstem(エンステム)
担当:広報チーム
電話:03-6821-0193
メール:info@en-stem.co.jp
公式サイト:https://en-stem.co.jp/
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