【女性活躍支援のための人的資本投資・健康投資に関する意識調査】、女性の心身の不調と働き方に関する悩みは切実、時間の有効活用ができるオンライン診療へのニーズが明らかに

約8割が企業にオンライン診療が導入されたら「利用してみたい」と回答」 セミナーニーズでは「 更年期支援 」に関する関心度が高いことが判明

フェアワーク

企業の健康経営を推進するSaaSサービスの開発・販売を行う株式会社フェアワーク(本社:東京都中央区月島、代表取締役社長 :橋本篤志、代表取締役会長兼統括診療医:吉田健一、以下「フェアワーク」)は、オンライン診療を通し、企業の健康経営を支援する新サービス「オンライン社内診療所」の提供開始に伴い、全国の20代~60代の会社員・管理職・経営者約50名を対象として、意識調査を実施しました。

■ 主な調査トピックス 

①  女性活躍支援と関連した自社の健康支援策について、回答者の41%が現状自社で行われている健康支援策は「女性活躍支援」の観点からは「不十分」と回答しました。

図1. 女性活躍支援に関連した社内施策への評価


② 「生理休暇」が自社内で十分に活用されていると感じるかどうかでは、「活用されている」と考える人の割合は29%、「活用されていない」と考える人の割合は49%と高いことが明らかになりました。この結果から、生理休暇制度を形骸化させないための検討が今後必要であることが考えられました。

図2. 生理休暇の活用状況


③ 「女性活躍支援」について、どのようなセミナーに関心があるかのニーズ調査では、「更年期支援」に関する関心が最も高いことが明らかになりました。「その他」の回答にもライフステージに関連した回答が多くみられ、この結果から中高年女性の心身の不調と働き方ついての悩みは切実であり、今後より広く認知されるべき問題であることが考えられます。

図3. 女性活躍支援に関連したセミナーのニーズ


④ 福利厚生として、企業がオンライン診療を補助し安価に利用できる場合、回答者の86%が実際に「利用してみたい」と回答し、利用についてのネガティブな回答は0%でした。この結果から、企業の福利厚生としてオンライン診療が補助される場合、一定以上の利用率が見込め、社員に十分に活用される福利厚生施策となりえることが考えられました。

図4. 福利厚生としてオンライン診療を補助することについて


⑤ オンライン診療のメリットとしては、「移動時間がない(18%)」、「時間の有効活用ができる(15%)」といった限られた時間を有効活用できるという優位性が多く挙げられました。一方、デメリットとしては、非対面であることから「診断の精度」や「医師の質」に関する不安の声が挙がりました。これらの結果から、オンライン診療は可処分時間の少ない労働者が医療を受けるうえで有効な選択肢となる一方、診断や医師の質に対する信頼性と安心感を担保する必要性が考えられました。

図5. オンライン診療に感じるメリットについて

図6. オンライン診療に感じるデメリットについて


●調査の方法

実施時期 : 2023 年6 月29 日~ 2023 年7 月6 日

対象者 : 20 代から60 代の企業就労者

実施方法 : 電子メールでのアンケート配信およびSNS での周知

質問項⽬数 : 19 問~21 問

回答者数 : 53 名(53 企業)


●本調査についての詳しい内容について

上記調査の詳しい内容について確認したい場合、下記URLよりお問い合わせください。

後日、調査レポートを株式会社フェアワークより無料でメール送付させて頂きます。

https://fairwork.jp/contact/


●女性の健康な社会参加を支援する「オンライン社内診療所」を立ち上げ

社内診療所(企業内診療所)は全国的に長期減少傾向にあり、この30年でおよそ半減(1993年2999院→2021年1652院)しています。これには「失われた30年」と呼ばれる日本経済の長期停滞や、各企業の福利厚生制度の見直し、また医療過疎地域の減少による事業場内での医療資源の再配分など、複合的な要因が考えられますが、歴史的に社内診療所が、従業員の健康管理・健康支援において重要な役割を果たしてきたことは、論を待ちません。

社内診療所の利用実態調査によると、受診する従業員の年齢は多くが50代から60代と偏りが認められ、メンタルヘルスや女性特有の健康問題が課題となりがちな、20代から40代の従業員へのアプローチは困難となっています。この傾向は、ポストコロナの新しい働き方、テレワークと出社のハイブリッドワークが日常化するに伴い、ますます顕在化するものと思われます。

弊社は、近年注目されている「人的資本経営」の観点からも、社内診療所のDX、オンライン化を推進することで、その社会的価値を大いに向上させるべきでないかと考え、バーチャル社内診療所【フェアクリニックオンライン】を2023年2月にリリースいたしました。

フェアクリニックオンラインは次のような特徴があります。

・スマホで簡単に受診できる

・待ち時間がない、仕事の合間に受診可能

・院内感染の心配がない

・全国どこからでも受診可能、テレワーク中の自宅や海外からでも受診できる

・薬は効果が高い医師処方の医薬品を使用、最短当日発送

フェアクリニックオンラインが活用されることにより、勤務されている従業員はもちろん、転職や退職後もご利用いただく、あるいは従業員のご家族にもご利用いただくことで、健康保険組合財政の健全化にも貢献してまいります。


●株式会社フェアワークについて

2019年に産業医2人で起業。経営理念は「全ての人々が健康かつ幸福に社会参加する世界を創る」産業医としての豊富な現場経験や問題意識が反映された「健康経営のためのトータル組織サーベイ『FairWork survey』」は、経済産業省講演の第6回HRテクノロジー大賞にて「注目スタートアップ賞」を受賞。
【事業内容】

従業員サーベイ、ストレスチェックシステムの開発及び提供、EAP(従業員⽀援サービス)、オンラインカウンセリング、ウェルビーイング支援

【所在地】

本社:〒104-0052 東京都中央区月島1-13-6 ウェルネス月島4階

豊洲オフィス:〒135-0061 東京都江東区豊洲4-4-26 NYビル5階

TEL:03-5534-8320

URL:https://fairwork.jp/

すべての画像


会社概要

株式会社フェアワーク

8フォロワー

RSS
URL
https://fairwork.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区月島1-13-6 ウェルネス月島4階
電話番号
03-5534-8320
代表者名
吉田健一
上場
未上場
資本金
800万円
設立
2019年09月