トヨタ・モビリティ基金、「Mobility for ALL」の日常の移動テーマにおいて、2025年度に新規に活動する3チームを採択
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(理事長:豊田章男、Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)は、行きたい場所へ、挑みたい未来へ、誰もが心のままに動き出せる社会をつくるプロジェクト「Mobility for ALL ~心も動く移動を、すべての人に。」において、本年4月に「日常の移動」をテーマに新たなアイデアを公募し、3チームを採択しました。2024年度から活動を継続する5チームと合わせて8チームで、アイデアの実現に取り組みます。

Webサイト https://mobility-contest.jp/department1-2025/
「日常の移動」テーマでは、障がいのある方に寄り添い、移動における課題解決や移動が楽しくワクワクするようなアイデア、ソリューションを公募し、当事者の視点や、提案の革新性等の観点、外部有識者などの意見も踏まえて新たに3チームを採択しました。採択された3チームには活動支援金(一件あたり 最大1,000万円)と実証実験の場、当事者の方との接点などを提供し、2024年度から活動を継続している5チームとともにアイデアの社会実装に向けた活動を促進します。
2025年度は、日常生活に根ざした実証に重点を置き、実際の活用を想定した検証を繰り返すことで、アイデアのブラッシュアップを加速していきます。各チームが助け合うコミュニティの一層の拡大を目指すとともに、チームのみならず障がいのある方や外部有識者をはじめ、より多くの方に実証に参加いただき、共に取り組む企画を実施します。
<2025年度 新規採択チーム>

チーム名 |
取り組み内容 |
---|---|
株式会社クリスタルロード |
光や音、ニオイといった刺激によって外出や移動に課題を抱える人々のために、「騒がしい場所」「まぶしい場所」「静かな場所」など、街や施設の感覚や環境に関する情報を地図上に口コミ形式で共有できる「センサリーマップ」の開発 |
サイナーズ株式会社 |
シースルー型ARグラスに字幕や遠隔手話通訳映像を投影する新しい形態の「補聴器(補聴グラス)」の開発と価値検証 |
Humonii |
体幹操作によるハンズフリー車いす「Feeling」で生活の幅を広げることができるターゲットユーザーの探索、解決できる課題の検証、ビジネスモデルの検討 |
<2024年度からの継続チーム>

チーム名 |
取り組み内容 |
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WeWalk Limited (イギリス) |
視覚障がいのある方向け上半身の障害物検知と音声ガイド機能付き白杖の事業モデルの検討 |
特定非営利活動法人ウィーログ |
車いす利用者向けのバリアフリー情報のプラットフォーム構築と事業モデルの検証 |
veernca 合同会社 |
感動的な瞬間を「撮音」し、視覚障がいのある人もない人も感動を分かち合うことができるアプリの開発 |
株式会社 toraru |
身体的状況により移動が難しい人へ、現地にいる人の協力を得て疑似的な移動を楽しむことができる分身サービス「GENCHI」の実証 |
Lighthouse Tech SA (スイス) |
ファッション性と障害物検知の機能性を兼ね備えた視覚障がいのある方向けアイウェアの事業モデルの構築 |
トヨタ自動車は創業以来、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして地域社会等、全てのステークホルダーを尊重しながら、自動車を通じた豊かな社会づくりを目指して事業活動を行なっています。そして、より公益的な活動を行うことを目的に、2014 年8 月、TMFを設立しました。
TMFでは、モビリティを通じた豊かな社会づくりへの貢献に向けて、世界中で移動課題への対応をはじめとした幅広いプロジェクトに取り組んでいます。
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