株式会社スペース、JF兵庫漁連の運営する「漁連の魚屋」の設計施工・プロモーションを支援。10月28日(木)アリオ加古川内にオープン

株式会社スペース

商業施設をはじめとした多様な空間づくりを行う株式会社スペース(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐々木靖浩)は、兵庫県漁業協同組合連合会(以下、JF兵庫漁連)が運営する鮮魚店「漁連の魚屋」のオープンに際し、内装設計、施工、プロモーションを担当いたしました。(株)スペースでは、JF兵庫漁連と「漁縁パートナー」として連携し、「魚が大好きになる場所」をテーマに店舗開発からプロモーションイベントの実施までトータルブランディング支援を行いました。

漁連の魚屋 加古川店漁連の魚屋 加古川店

 
  • 本取り組みの背景

当初、JF兵庫漁連が運営する鮮魚店「漁連の魚屋」がアリオ加古川内に新規出店するため、商空間プロデュースに豊富な実績を持つ(株)スペースにお声がけをいただきました。しかし、店舗についての課題、要望を掘り下げると、日本における魚介類の一人あたり消費量が2001年度をピークに右肩下がりを続ける(※)なか、全国でも有数の漁業生産県である兵庫県においても、魚食文化の衰退が本質的な課題となっていることが分かりました。そこで、店舗のオープンにとどめるのではなく、(株)スペースが持つ知見を活かし、「漁縁パートナー」として連携し、魚食文化の活性化につながるトータルブランディング支援を行うこととなりました。「魚が大好きになる場所」をテーマに店舗開発からプロモーションイベントの実施まで携わっています。

(※)水産庁HP 農林水産省「食料需給表」より
https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/r01_h/trend/1/t1_4_2.html
 
  • (株)スペースが支援した、漁連の魚屋加古川店について

本店舗は、兵庫県の地元の方々にもっと魚や漁業の魅力を知ってほしい、身近に感じてほしいという思いから、魚を買うだけではなく魚について学び、体験できる空間を目指しました。県内で漁獲される68種の魚を描いた壁面アート、漁の様子や魚の調理過程が流れるモニターにより、兵庫の魚について楽しみながら学ぶことができる空間を実現しました。また、ガラス張りの厨房で魚の調理工程を見られる空間を作ることで、臨場感を演出し、お店の前を通った方々にも魚に関心をもっていただけるよう工夫しました。

県内で漁獲される68種の魚を描いた壁面アート県内で漁獲される68種の魚を描いた壁面アート

店舗のモニターで流れる漁の様子のワンカット(写真左)同じく魚の調理過程のワンカット(写真右)店舗のモニターで流れる漁の様子のワンカット(写真左)同じく魚の調理過程のワンカット(写真右)

魚を捌く様子を見られるガラス張りの厨房魚を捌く様子を見られるガラス張りの厨房


店舗装飾では、南あわじ市で創業した総合タイルメーカー「株式会社Danto Tile」様(URL: https://danto.jp/)のタイルを使って淡路島の漁師たちが昔から愛用してきた伝統的な衣服「どんざ」の柄を表現し、漁業の歴史を感じられる空間に仕上げました。
 

淡路島の漁師たちが愛用した伝統的な衣服「どんざ」(写真左・写真中央)どんざをモチーフにしたタイル(写真右)淡路島の漁師たちが愛用した伝統的な衣服「どんざ」(写真左・写真中央)どんざをモチーフにしたタイル(写真右)

 
  • 店舗オープンを記念したプロモーションイベント「母とむすめと漁連のおっちゃん」の様子

店舗オープンに先駆け、10月10日のトト(魚)の日には、兵庫県加古川市で人気のコッペパンサンド専門キッチンカー「母とむすめ」とJF兵庫漁連がコラボレーションしたメニューを開発し、地元の方々に実際に兵庫の魚を食べて頂きました。

JF兵庫漁連と「母とむすめ」とコラボレーション「母とむすめと漁連のおっちゃん」、当日は約150人が訪れ30分程で売り切れる大盛況JF兵庫漁連と「母とむすめ」とコラボレーション「母とむすめと漁連のおっちゃん」、当日は約150人が訪れ30分程で売り切れる大盛況

コッペパンを提供するJF兵庫漁連と「母とむすめ」(写真左)兵庫県沿岸で獲れた魚やタコを使った2種類のコッペパンサンド(写真右)コッペパンを提供するJF兵庫漁連と「母とむすめ」(写真左)兵庫県沿岸で獲れた魚やタコを使った2種類のコッペパンサンド(写真右)

 
  • 漁連の魚屋公式Instagramにて実施した「ひょうごのお魚 総選挙」の様子

漁連の魚屋加古川店のオープンに先駆けたイベント第2弾として、公式Instagram(インスタグラム)で、兵庫県沿岸で獲れる種類の魚たちの人気投票を実施いたしました。見事、人気投票1位に輝いたひょうごのお魚は「マダコ」でした!

人気投票1位となったひょうごの「マダコ」人気投票1位となったひょうごの「マダコ」


1位を獲得したマダコは、漁連の魚屋のオープン記念としてペシャル価格にて販売いたします。惜しくも2位以下となった他の魚も数多く取り揃えてお待ちしておりますので、魚の雑学を頭に入れていただき、ぜひ店舗にお越しください!
 
  •  漁連の魚屋 加古川店 店長 藤本哲也様のコメント
 

漁連の魚屋 加古川店 店長 藤本哲也様漁連の魚屋 加古川店 店長 藤本哲也様

漁連の魚屋加古川店の出店が決まり、ブランディングについて検討をしていましたが自分達ではどう進めていけばよいか難しいと感じていた時に(株)スペースさんとの出会いがありました。

そこから、兵庫の漁業のこと、漁師の想い、そして漁連の役割と想いを理解してもらい、無理難題を含めた議論を重ね、世の中にどこにもない「漁連の魚屋加古川店」が完成しました。出来栄えに満足感が溢れています。

ここからは、皆さんの期待に応え、魚好きな人を増やせるよう、日々最高のパフォーマンスをしていきます。今回の出会いで自分たちの知識や経験値、考え方等、とても成長させて頂きました。今後とも「漁縁パートナー」として魚が好きになってもらえるよう一緒に取り組んでいきましょう。
 
  • 店舗概要

店舗名:漁連の魚屋 加古川店
所在地:兵庫県加古川市別府町緑町2番地 アリオ加古川 グリーンマート食品市場
オープン日:2021年10月28日(木)10:00~
営業時間:10:00~20:00
定休日:元日のみ
 
  • 兵庫県漁業協同組合連合会の概要

兵庫県漁業協同組合連合会(JF兵庫漁連)は、明石市に本所を置き、県下の沿海地区を中心に19ヶ所の事業所を展開して、燃油・資材の供給、のり・鮮魚の加工・販売、のり養殖漁業の研究、漁協の運営相談などの事業活動を行うことで、県下沿海地区37漁協の会員等とともに、兵庫県の漁業の発展のために役割を果たしています。また、広く消費者と兵庫県の海・魚をつなぐ窓口としてSEAT CLUB(シートクラブ)を設置し、地元の魚の美味しさや魚食文化などを伝える活動を行っています。

団体名:兵庫県漁業協同組合連合会
所在地:兵庫県明石市中崎1丁目2番3号 兵庫県水産会館内
URL:http://www.hggyoren.jf-net.ne.jp/

■シートクラブ事務局
兵庫県漁業協同組合連合会 指導部
URL:https://www.seat-sakana.net/

JF兵庫漁連と(株)スペースは、これからも魚食文化を後世に向けて広く継承していくために取り組んでまいります。
 
  • 会社概要

商空間プロデュース企業として、お客様の経営理念や事業戦略に基づき「なぜその空間が必要なのか」という目的から共に考えます。これまで培ってきた空間づくりの力を最大限に活かしながらも、社外のプロフェッショナルを巻き込み、従来の考え方にとらわれない最良のチームで空間の可能性を追求します。「明日が、笑顔になる空間を。」というスローガンのもと、社会性と事業性を両立させ、そこを訪れる人や暮らす人の思い出となるような場所を創造し続けます。

会社名:株式会社スペース
代表者:代表取締役社長 佐々木 靖浩
本社所在地:東京都中央区日本橋人形町3-9-4
TEL:03-3669-4008(代表)
事業内容:商業施設・文化施設・娯楽施設・イベント空間の企画・コンサルティング・設計・監理および施工
URL:https://www.space-tokyo.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
建築・空間デザイン
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社スペース

3フォロワー

RSS
URL
https://www.space-tokyo.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋人形町3-9-4
電話番号
03-3669-4008
代表者名
佐々木 靖浩
上場
東証プライム
資本金
33億9553万円
設立
1948年07月