株式会社enstem、大阪大学大学院基礎工学研究科清野研究室と「運転時の眠気検知技術」に関する共同研究を開始
― Nobi for Driver の更なる進化へ。先進的なアルゴリズム開発で交通事故の未然防止を目指す ―

株式会社enstem(本社:東京都中央区、代表取締役:山本寛大、以下「enstem」)は、大阪大学大学院 基礎工学研究科 機能創成専攻 生体工学領域 生体物理データ科学グループ 清野研究室(研究責任者:清野 健 教授)と共同で、「運転時の眠気検知技術」に関する研究プロジェクトを開始したことをお知らせいたします。
本研究は、enstemが展開するドライバー向けスマートウォッチサービス「Nobi for Driver」の更なる進化を目的とし、眠気を含む生体リスクの早期予兆検知に関するアルゴリズム開発を進めるものです。
■研究背景と目的
近年、物流業界やタクシー・バス業界などでは、運転者の眠気による事故リスクが社会課題として大きく取り上げられており、その予防技術の高度化が求められています。
enstemの「Nobi for Driver」は、運転中の心拍・活動量等をモニタリングすることでリスク兆候を可視化するサービスであり、多数の運輸・交通事業者に導入が進んでいます。今般、大阪大学大学院基礎工学研究科清野研究室との産学連携により、より高度な眠気検知アルゴリズムの開発および実用化を目指します。
■代表コメント(株式会社enstem 代表取締役 山本寛大)
「運転中の眠気による事故は、未然に防ぐことができる“見えないリスク”の象徴です。私たちは、“人の状態”を可視化する技術で、誰かの命を守る未来をつくりたい。今回、大阪大学大学院基礎工学研究科清野研究室という国内トップレベルの研究機関との共同研究がスタートできることを大変誇りに思います。 本研究を通じて、眠気検知の枠を超えた新たな安全支援技術の確立を目指します。」
■今後の展望
本研究で得られる成果は、今後のドライバー安全支援技術において極めて重要な知見となり得ると考えております。また、運輸業界だけでなく、バス・タクシー・建設・製造現場等、様々な「現場で働く人々」の安全・健康管理に応用可能です。
また、学術・産業両面において社会的インパクトのある取り組みとして、今後も定期的な成果発表・プレスリリースを通じて広く共有してまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社enstem
広報担当:山本(info@en-stem.com)
ウェブサイト:https://www.en-stem.com
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