【シーラベル、BtoB支援12社と共同調査】BtoBマーケターの8割が生成AIを導入。うち4割は「毎日活用」で、定型業務から戦略・企画業務へシフト。
国内BtoBビジネス企業における生成AI活用の実態や、今後の活用意向を明らかに。

株式会社シーラベル(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:渡辺敬吾)は、BtoBマーケティング支援企業12社と共同で行った『生成AI実態調査2025』の結果を発表しました。この調査では、生成AIの活用状況、効果、課題、そして今後の活用意向を明らかにしました。
生成AI実態調査概要
株式会社シーラベルが主体となり、BtoBマーケティング支援企業12社が共同で、国内のBtoBビジネス企業における生成AIの活用実態に関する調査を実施しました 。本調査は、企業のマーケティング部門に所属、または所属企業でマーケティング関連業務に関与している方などを対象に行われ、179件の有効回答数を得ています。
調査内容は、生成AIの活用状況や頻度、活用効果と直面する課題、生成AI導入によるマーケターの役割変化、そして今後求められるスキルなど、多角的にわたります。
今回の調査結果によると、BtoBマーケターの8割以上がすでに生成AI活用に着手し 、そのうち約4割が「毎日活用」していることが判明しました。AIは日常業務のパートナーとなりつつありますが、過半数が課題として挙げる「知識・スキル不足」(56.9%)が普及の障壁となっています。この課題を乗り越え、AIを使いこなすための「プロンプトエンジニアリング」の重要性が最も高まると認識されており、AI活用における企業間の「活用格差」が拡大する可能性が示唆されています 。

公式ページURL |
https://clabel.jp/kyousou/research_report/13/?prvcode=ec7997b8-9458-45ec-97e4-27161c2e2d50 |
公開日時 |
2025年9月29日(月) |
費用 |
無料 |
対象者 |
企業のマーケティング部門に所属 所属企業でマーケティング関連業務に関与している方 |
内容 |
生成AIの活用状況、生成AIの活用頻度、生成AIの予算活用しているAIツール、生成AIの活用効果、生成AIにおける課題、生成AIにおけるマーケターの役割変化、求められるマーケターのスキル、今後の生成AIの活用意向、今後生成AIを活用していきたい業務、今後生成AIのための外部サポートの必要性、今後生成AIのための外部サポートが必要な業務内容 |
ダウンロード方法 |
お申し込み情報を下記のフォームにご記載いただくとダウンロードできます。 https://clabel.jp/kyousou/research_report/13/?prvcode=ec7997b8-9458-45ec-97e4-27161c2e2d50 |
生成AI実態調査の主な調査結果
1.BtoBマーケターの8割が生成AI活用に着手。ただし活用頻度は二極化。
情報通信業やサービス業では、多くの企業がAIを日常的に活用していることが判明しました。特に、情報通信業では「毎日活用」している企業の割合が、他の業種を大きく上回っており、製造業の2倍以上という結果が出ています。先行企業は、コンテンツ作成といった実行フェーズだけでなく、今後AIを活用したい業務として、「企画・アイデア出し」(67.4%) や 「競合分析・市場調査」(61.7%) が上位を占めています。これは、多くの企業がAIを単なる作業ツールから、より創造的・戦略的なパートナーとして捉え始めていることを示唆しています。

2.企画・分析など上流工程での活用に期待
生成AIツールは、ChatGPT(75.8%)とGemini(58.8%)が圧倒的なシェアを占めていることが判明しました。さらに、業務内容に応じて複数のツールを使い分けることが一般的になりつつあることも明らかになりました。
・企画・分析:ChatGPT, Gemini, Copilotの3強が市場を席巻
・画像・バナー制作:Canva AIが3位に食い込み、デザインと生成を一体化させるニーズが高まっている

3.AI導入でマーケターの役割が「戦略家」へシフト
過半数(55.1%)のマーケターが、AI導入によって「戦略立案・企画への注力向上」が起きたと回答しています 。このデータは、AIが単なる作業ツールではなく、マーケターをより上流の業務へと引き上げるための強力なパートナーとなり得ることを示唆しています。

4.最大の課題は「知識・スキル不足」
BtoBマーケターの56.9%が「活用に関する知識・スキル不足」を、そして41.9%が「生成内容の品質・精度のばらつき」を課題として挙げていることが判明しました。

5.今後の課題は、自社の強みと外部リソースの適切な組み合わせ
外部サポートの必要性に関して、「必要」(計27.4%)と「不要」(計43.5%) で意見が割れ、さらに約3割が「わからない」と回答する結果となりました。

外部サポートのニーズが高い業務は、自社だけでは難しい「企画・アイデア出し」「競合分析・市場調査」「顧客分析・商談分析」で、それぞれ18.7%と同率トップでした。

このように、自社に必要なサポートを判断しかねている企業が多い現状が明らかになっています 。AIを最大限に活用し、ビジネスの成果を最大化するためには、自社の強みと外部リソースを適切に組み合わせる「ハイブリッド戦略」が鍵になると言えるでしょう。
レポート詳細はこちら
https://clabel.jp/kyousou/research_report/13/?prvcode=ec7997b8-9458-45ec-97e4-27161c2e2d50
レポートの前提条件について

調査目的 |
国内BtoBビジネス企業における生成AIの活用の実態を明らかにし、今後のマーケティング施策の改善に役立てること |
調査手法 |
インターネット調査 |
調査対象者 |
企業のマーケティング部門に所属 または 所属企業で マーケティング関連業務に関与している方 |
有効回答数 |
179人 |
調査期間 |
2025年7月23日~2025年8月22日 |
主催企業:株式会社シーラベル
調査協力企業一覧
共催企業:株式会社猿人、クラウドサーカス株式会社、株式会社シャコウ、株式会社CINC、株式会社デボノ、株式会社ニュートラルワークス、株式会社ネオマーケティング、株式会社100、株式会社Piece to Peace、株式会社Bizibl Technologies、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(順不同)
●お問い合わせ先
株式会社シーラベル
https://marketing.clabel.jp/contact/
株式会社シーラベルについて

代表取締役 |
渡辺敬吾 |
設立 |
2019年10月30日 |
事業内容 |
マーケティング部代行サービス「マーカス」 ITツール選定の無料コンシェルジュ「DXの窓口」 DX事例プラットフォーム「シーラベル」 |
企業HP |
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