ジャパンシステム、NTTデータ中国と共に生成AI活用リテラシー向上を推進

理解から実践へ、社員が「自分ごと」として学ぶワークショップを開催

ジャパンシステム株式会社

ジャパンシステム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:松野 克哉、以下当社)は、株式会社NTTデータ中国(代表取締役社長:鈴森 康弘、以下、NTTデータ中国)へ生成AIリテラシー向上と実践的なスキル習得を目的としたワークショップを提供いたしました。本ワークショップは、当社とNTTデータ中国との協業関係を背景に、当社よりNTTデータ中国へワークショップの開催をご提案し、実施に至ったものです。

ジャパンシステム株式会社 代々木本社でのワークショップ風景

当社とNTTデータ中国は長年にわたり金融分野の情報システム開発で連携しており、近年ではさらに幅広い領域での協業が進んでいます。2024年度より、両社は生成AIの開発適用に向けた検証にも共同で取り組んでおり、今回のワークショップは、そうした取り組みの中で培われた知見やノウハウをより広くNTTデータ中国社内に定着させ、両社の連携関係をより強化することを目的としています。

■ワークショップ概要

目的:生成AIの理解促進と実践力強化

場所:ジャパンシステム株式会社 代々木本社1階

参加者:NTTデータ中国 各事業部より17名(若手~中堅社員が参加)

講師:ジャパンシステム株式会社 生成AI推進室 室長 田尻 文昭

ワークショップ内容・特色:生成AIを理解し、体験を通じてリテラシーを高め、実践に繋がるマインドセットを身につけることを目指します。

・「理解する」「体験する」「自分ごとにする」の3ステップで、知識の定着と実践力の向上を両立

・グループワークを通じて参加者同士が対話しながら、生成AIツールを実際に操作して学ぶ体験型プログラム

・現場での活用イメージが湧く、具体的な事例を多数紹介

■参加者コメント

NTTデータ中国 金融・法人事業部 第二統括部 統括部長 加藤 顕二氏

加藤 顕二氏コメント:

NTTデータ中国とジャパンシステムは、これまで長年にわたりシステム開発の現場で協業を続けてきました。2024年の金融分野の情報システム開発における生成AIの検証をきっかけに、より広い分野での連携が進み、双方に新しい仕事やチャンスが生まれるなど、よい相乗効果を感じています。

今回のワークショップもジャパンシステムからご提案いただき、東京勤務のメンバーにとっては社外との交流の機会であり、またジャパンシステムとの連携をさらに深めるきっかけになると考え、実施をお願いしました。当社でもこれまで生成AIに関する社内研修は受講してきましたが、実際の業務で十分に活用が広がることで、さらなる機会創出につながると考えています。

そうした中で今回のワークショップは、“興味はあるがなかなか使えていない”メンバーが一歩を踏み出すためのよい機会になったと思います。今後もこうした取り組みを重ねながら、ジャパンシステムとの協力関係をさらに深めていければと考えています。

左からNTTデータ中国 金融・法人事業部 第二統括部 金融第四開発部 課長 田代 圭一氏、NTTデータ中国 金融・法人事業部 第二統括部 金融第四開発部 課長 山田 武氏

山田 武氏コメント:

当社向けに内容をカスタマイズし、実践ワークを多めに組み込んでいただけたことで、単なる知識習得にとどまらず“実際に使ってみる場”を持てたのが大きな成果でした。

生成AIは、今後数年で各企業がどう活用し、ビジネスに落とし込んでいくかが問われる局面にあると理解しています。当社としても、そのきっかけをいかに増やせるかが重要ですが、今回のワークショップはまさにその出発点となるものでした。

生成AIは汎用性が高い分、活用方法は業務内容や社員のスキルによって大きく変わります。その判断力こそ人間に求められる力であり、このワークショップはその意識を社員に芽生えさせる内容だったと思います。これまで『環境はあるけれど使うきっかけがなかった』という社員にとっても、実践の一歩を踏み出す良い機会になったと感じています。

田代 圭一氏コメント:

これまで社内でも生成AIに関する様々なワークショップを受けてきましたが、今回のワークショップは特に端的でロジカル、そしてシンプルに整理されており、理解しやすいものでした。既に知っていた内容でも、パズルのピースがきちんとはまるような感覚で理解が深まり、知識が定着していくのを実感しました。

ワークショップでも話がありましたが、私自身も“学ぶ⇒理解する⇒やってみる”のステップの中では“やってみる”が一番難しいと強く感じています。特に金融の開発現場では制約や時間的な制限も多く、日々の業務の中で新しい取り組みを後回しにしてしまいがちです。しかし今回のワークショップを通じて、“使わないこと自体がリスクになる”ことを改めて認識しました。実践への意識を高めるきっかけになったと思います。

■ジャパンシステムにおけるAI活用支援の展望

当社は、金融・保険・通信・エネルギーといったミッションクリティカルな領域を中心に、ソフトウェア開発・システム構築を担ってきました。2025年5月に生成AI推進室を新設(※)し、生成AI・Agentic AIをはじめとする先端技術を全社横断で推進しています。今回のワークショップを起点に、当社は生成AI活用を以下の3つの領域で本格的に展開してまいります。

・ワークショッププログラムの提供

お客様企業の社員を対象に、役割やスキルレベルに応じて必要な生成AIリテラシーを体系的に習得できるワークショップを実施。現場での実践力を育成します。

・サービス開発・提供

お客様の業務プロセスに組み込める具体的なサービスを開発・提供。業務効率化だけでなく、付加価値向上や新たなビジネス創出を支援します。

・開発プロセスへの組み込み支援

自社プロジェクトおよびお客様のシステム開発に生成AIを統合。設計・実装・テストなど各工程に導入することで、生産性の向上と品質強化を実現します。

当社は「教育→サービス提供→開発プロセス組み込み」までを一気通貫で支援できるパートナーとして、常にお客様の現場に寄り添い、PoCから実証、そして実装へと伴走いたします。

※生成AI推進室については下記よりご確認いただけます。

URL:https://www.japan-systems.co.jp/information/news/20250912/

 

■ジャパンシステム株式会社について(https://www.japan-systems.co.jp/

本社:〒151-8404 東京都渋谷区代々木1-22-1 JRE代々木一丁目ビル

設立 / 資本金:2020年7月(創立 1969年6月)/1億円

代表者:代表執行役社長 松野 克哉

事業内容:業務アプリケーション・ソフトウェア開発/インフラ導入・構築サービス、他

<AI活用支援・ワークショップに関するお問い合わせ>

ジャパンシステム株式会社 生成AI推進室

Email:generative_ai@japan-systems.co.jp

<本リリースに関するお問い合わせ>

ジャパンシステム株式会社 経営戦略室 広報担当

TEL:03-5309-0385/E-mail:media@japan-systems.co.jp

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会社概要

ジャパンシステム株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区代々木1-22-1 JRE代々木一丁目ビル
電話番号
03-5309-0300
代表者名
松野 克哉
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1969年06月