魅力的なオフィスデザインが生産性向上と人材定着に寄与
-独自指標「オフィス7徳」で可視化。意匠がもたらす心理的効用と場所愛着-
株式会社フロンティアコンサルティング(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川原 邦章、以下当社)は、〈働く人と働く場所〉に関する定量情報を2022年より継続収集しており、最新の『働く環境のデザインに関する調査』(2025年実施・調査対象:N=1,000名 *札幌・東京23区・名古屋・大阪・福岡に勤務する正社員)から、自社のオフィスデザインを「魅力的」と感じるワーカー(414名・以下、魅力群)と「魅力的ではない」と感じるワーカー(586名・以下、非魅力群)の意識を比較分析した結果、オフィスのデザインがワーカーの心理状態や働く姿勢にポジティブな影響を与え、生産性の確保や人材定着に寄与すると考察しました。
まず、オフィスデザインから読み取る〈会社に対する意識〉について、魅力群は、「従業員への配慮や期待」「企業理念や組織風土」を強く実感します。特に「裁量・多様性」への配慮、「活発なコミュニケーション」「主体性・創造性」への期待に対する実感は非魅力群との差が顕著であり、意匠性への投資が経営層からのメッセージとして、ワーカーのポジティブな状況認識に繋がっていると言えます。非魅力群は、「規律・ルールの遵守」を期待されていると意識する割合が高く、空間から監視や統制を感じやすい実態が浮き彫りになりました 。また、「歴史・伝統」を実感する割合が魅力群と比較して非魅力群では高い結果が見られ、歴史や会社らしさは組織を構成する大切な要素であるものの、「変化の乏しさ」「柔軟性の欠如」といったネガティブな文脈で捉えられている可能性があるためデザインや伝え方の工夫が重要になると考えられます。
次に、オフィスデザインから読み取る〈場所に対する意識〉について、魅力群は、オフィスを作業の場としてだけではなく、「集中促進」「関係構築」といったプラスオン効果を持つ〈嗜好品的効用〉を得られる場所と認識します。調査では、オフィスがもたらす心理的効用を独自の質問票「オフィス7徳」(①集中促進、②補償的自己回帰、③感情充足、④解放増進、⑤演出、⑥場のコントロール、⑦関係構築)を用いて測りました。また、魅力的なオフィスデザインは、働く人における場所との心の結びつきである〈場所愛着〉と呼ぶ情緒的にポジティブな意味づけを生み出し、オフィスが個人のアイデンティティや社会的絆を形成する一部となっている様子がうかがえます。
最後に、オフィスデザインから読み取る〈働く人々の姿勢〉について、魅力群は、現在のオフィスで働くようになって以降、自分自身に対する認識に前向きな変化を実感しており、「自己の仕事における生産性」の評価が非魅力群より高く、仕事へのエンゲージメントや組織目標への共感も高い数値を示し、組織全体の生産性やエンゲージメントを押し上げることを示唆します。また、魅力群は定着意向や会社・オフィス空間について話題に挙げる推奨意向が高く、オフィスへの出社も増やしたいと考える人が約30%を占める一方、非魅力群は同様の意向を持つ人の割合が約3%で、話題頻度が低く不平不満すら表に出ない諦めや無力感の可能性を指摘します。
当社は、働く人はオフィスデザインを通じて経営層のオフィスへの意識を敏感に察知しており、「オフィス=コスト削減の対象」ではなく、オフィスが働く人の自己認識を前向きに変容させ、組織のコミュニティ感覚を醸成するための人的資本経営の実践において重要な「投資対象」と捉える経営視点が肝要と考えます。働き方や企業文化を体現する〈媒体〉としてのオフィスデザインを通じ、組織の生産性およびエンゲージメントの最大化に寄与するワークプレイス構築を支援します。

株式会社フロンティアコンサルティング
【代表者】
代表取締役社長 川原 邦章(かわはら くにゆき)
【設立】
2007年2月
【従業員数】
420名(2026年1月1日現在)
【コーポレートサイト】
https://www.frontierconsul.net
【拠点】
国内9拠点:東京本社・札幌・仙台・横浜・静岡・名古屋・大阪・広島・福岡
海外4拠点:上海・ハノイ・ダナン・ホーチミン
【事業内容】
「Creating a new work stage.」をブランドスローガンに掲げ、オフィスを中心とするワークプレイスといった環境と、時代に呼応して更新する働き方やコミュニケーションといった機会の有機的な結びつきをより深め、働く人と働く場所の未来をつくります。また、オウンドメディア『Worker’s Resort』(https://www.workersresort.com)による、ワークプレイスにまつわる広範な情報発信から、オフィスマネージャーへ向けた〈働き方〉〈働く場所〉に関する双方向型の活動は、〈働く〉をより高次で考察する創造性の高いコミュニティを形成し、クライアント以外の企業・団体からも第三者オピニオンとして注視されます。
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