木造ハイブリットビル「KITOKI」の完成見学セミナーの開催と「平和どぶろく兜町醸造所」の開業について
各位
平和不動産株式会社(代表取締役社長:土本清幸)は、当社が推進する日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトにおいて、2022年4月21日に竣工した木造ハイブリッドビル「KITOKI」の完成見学セミナーを開催いたしました。また、1階の飲食店舗「平和どぶろく兜町醸造所」が6月17日に開業を迎えますので、お知らせいたします。
当社は、これまでも気候変動への対策として、保有物件の使用電力の再生エネルギー由来への切り替えや高効率空調の導入、環境性能の高いビルの建設等、積極的にサステナビリティ施策を実践してまいりました。
今後も脱炭素の取り組みを一層強化することで「街づくりに貢献する会社」として、サステナブルな社会の実現・持続的な企業価値の向上に努めてまいります。
木・樹の魅力を有機的に活用します。
構造体や内外装に加え、型枠材の加工・二次利用。
そして、街づくりタグライン
「起点であり、輝点となる。」、
期待、希望、歓喜、好機、黄金色…
この街にあふれるKIをつなぐ場になる。
そのような想いを実現します。
「KITOKI」エッセンス
1)国土交通省「令和2年度サステナブル建築物等
先導事業(木造先導型)採択事業
2)東証上場の森との連携(kablockベンチ)
3)サーキュラーエコノミーの取り組み
4)バイオフィリックデザインオフィス
5)魅せる丸太梁の採用(木材の活用を推進する新
技術の採用)
日本初のメガストラクチャーハイブリッド木造ビルである「KITOKI」について業界内外から高い関心が寄せられたことを受けて、2022年6月10日・11日に下記の通り、完成見学セミナーが開催されました。
・主催:一般社団法人日本木造耐火建築協会
・共催:平和不動産株式会社、株式会社ADX、株式会社シェルター
・後援:国土交通省、林野庁、東京都、日本商工会議所、(公社)経済同友会、(一社)全国木造組合連合会、(公社)日本建築士会連合会、日本政策投資銀行、商工組合中央金庫、森林を活かす都市の木造化推進協議会、全国知事会
会場の都合上、人数を制限し開催されましたが、総勢505名のご来場を頂きました。
原材料が調達されて、建材となり、建設現場で建物になるまでの期間(プロダクトステージ)において、RC造の同等建築物と比較して、二酸化炭素の排出量を27%程度削減したという評価をいただきました。
※henfik innovation社による。シミュレーションソフトウェアLCAbygge、データベースOkobau.dat
※木造部分の二酸化炭素固定分を加味(固定分を加味しない場合約12%の削減)
また、秋田県産材利用促進CO2固定量認証書を取得しております。
(*)株式会社日本取引所グループは、2004年6月、秋田県由利本荘市矢島地区に約5ha(現在は約7.3haへ拡張)の 「東証上場の森」を設け、樹木の成長に市場の発展や魅力向上などの願いをこめ、保全活動を実施されています。
従来のように型枠として使用後は木目・節が詰まり廃棄される木材型枠を廃棄物とせず、最後まで活用する、サーキュラー・エコノミーを実践し、循環型社会の実現にも寄与してまいります。
また、アートワークにはコンクリートのアルカリ性に反応する溶液を塗り、型枠材に使用したという歴史を保存し、表現しております。
このエリアは、古くは江戸の船着き場として、お酒の荷受けや販売を担う人々が集う場所であり、日本酒の発信拠点でもありました。平和酒造株式会社は、日本橋・兜町茅場町再活性化プロジェクトでかわりゆくこの地で蔵人のクラフトマンシップを伝えたいとの思いから、本店舗を構えることになりました。
当社も、本取組が地方の企業と繋がりながら、モノづくりや地方の魅力を伝える一端を担うような店舗となることを願っております。
バイオフィリックデザインはparkERsに依頼。全階バルコニーには株式会社ゴバイミドリの里山ユニットを設置し、緑や自然を感じられる設えをセットアップしております。
当社では木質の採用、バルコニーからあふれる緑、1階の店舗賑わいを設えることで、心地よい気持ちで街を歩いていただく一助となれるよう、各種コンテンツを意識してつくりあげています。
今後も渋沢栄一の「コト始め」の精神に寄り添い、新しい価値を生み出し、すべての挑戦が輝く街を目指して、この街ならではの取り組みを進めてまいります。
これまでの本建物のプレスリリース
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/88030/e95cd5c5/9f1b/4b6f/969c/95fb24097f36/140120201210433365.pdf
https://www.heiwa-net.co.jp/news/filedownload.php?name=ca56e9d9d818e48e2760efd92e7f08b7.pdf
https://www.heiwa-net.co.jp/news/filedownload.php?name=bd84c48a00bce5030da67c714f792346.pdf
所在地:東京都中央区日本橋兜町8番5号
交通:東京メトロ東西線「茅場町駅」徒歩1分
延床面積:791.95㎡
用途:店舗・事務所
構造:木造ハイブリッド構造(SRC+木造)
規模:地上10階
建築主:平和不動産株式会社
設計・監理:株式会社ADX
施工:株式会社ADX
バイオフィリックデザイン、施工:parkERs
工期:2020年12月~2022年4月
2021年8月に日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト街づくりタグライン「起点であり、輝点となる。」を発表。渋沢栄一のコトはじめの精神に寄り添い、新しい価値を生み出す街を目指して、この街ならではの魅力を創り出しています。当社は、今後も日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトを加速させ、「コト始め=起点の街」の価値と魅力を発信しつつ、日本橋兜町・茅場町がさらなる未来へ向かう人々の情熱の起点となり、すべての挑戦が輝く街を目指します。
「コト始め」の情熱をつなぐ街として、
人と人、人と街、時代と時代をつないでいく象徴として、黄金色のタスキを掲げ、街づくりにいかしていきます。
黄金色のタスキは、この街のいたるところで自在に形を変えながら、街に訪れるすべての人々を歓迎し、つないでいきます。
※その他日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト情報発信サイト
Kontext:https://kontext.jp/
兜LIVE!:https://kabuto-live.com/
FinGATE:https://www.fingate.tokyo/
【本件に関するお問い合わせ先】
平和不動産株式会社 開発推進部
担当:伊勢谷・山中TEL 03-3661-7771
以 上
平和不動産株式会社(代表取締役社長:土本清幸)は、当社が推進する日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトにおいて、2022年4月21日に竣工した木造ハイブリッドビル「KITOKI」の完成見学セミナーを開催いたしました。また、1階の飲食店舗「平和どぶろく兜町醸造所」が6月17日に開業を迎えますので、お知らせいたします。
当社は、これまでも気候変動への対策として、保有物件の使用電力の再生エネルギー由来への切り替えや高効率空調の導入、環境性能の高いビルの建設等、積極的にサステナビリティ施策を実践してまいりました。
今後も脱炭素の取り組みを一層強化することで「街づくりに貢献する会社」として、サステナブルな社会の実現・持続的な企業価値の向上に努めてまいります。
木・樹の魅力を有機的に活用します。
構造体や内外装に加え、型枠材の加工・二次利用。
そして、街づくりタグライン
「起点であり、輝点となる。」、
期待、希望、歓喜、好機、黄金色…
この街にあふれるKIをつなぐ場になる。
そのような想いを実現します。
「KITOKI」エッセンス
1)国土交通省「令和2年度サステナブル建築物等
先導事業(木造先導型)採択事業
2)東証上場の森との連携(kablockベンチ)
3)サーキュラーエコノミーの取り組み
4)バイオフィリックデザインオフィス
5)魅せる丸太梁の採用(木材の活用を推進する新
技術の採用)
日本初のメガストラクチャーハイブリッド木造ビルである「KITOKI」について業界内外から高い関心が寄せられたことを受けて、2022年6月10日・11日に下記の通り、完成見学セミナーが開催されました。
・主催:一般社団法人日本木造耐火建築協会
・共催:平和不動産株式会社、株式会社ADX、株式会社シェルター
・後援:国土交通省、林野庁、東京都、日本商工会議所、(公社)経済同友会、(一社)全国木造組合連合会、(公社)日本建築士会連合会、日本政策投資銀行、商工組合中央金庫、森林を活かす都市の木造化推進協議会、全国知事会
会場の都合上、人数を制限し開催されましたが、総勢505名のご来場を頂きました。
- ライフサイクルアセスメント(LCA)の試算
原材料が調達されて、建材となり、建設現場で建物になるまでの期間(プロダクトステージ)において、RC造の同等建築物と比較して、二酸化炭素の排出量を27%程度削減したという評価をいただきました。
※henfik innovation社による。シミュレーションソフトウェアLCAbygge、データベースOkobau.dat
※木造部分の二酸化炭素固定分を加味(固定分を加味しない場合約12%の削減)
- DBJ Green Building 認証(プラン認証)の取得
- Kabulockベンチの設置と秋田県産材
また、秋田県産材利用促進CO2固定量認証書を取得しております。
(*)株式会社日本取引所グループは、2004年6月、秋田県由利本荘市矢島地区に約5ha(現在は約7.3haへ拡張)の 「東証上場の森」を設け、樹木の成長に市場の発展や魅力向上などの願いをこめ、保全活動を実施されています。
- 型枠材の転用(サーキュラー・エコノミーの実践)
従来のように型枠として使用後は木目・節が詰まり廃棄される木材型枠を廃棄物とせず、最後まで活用する、サーキュラー・エコノミーを実践し、循環型社会の実現にも寄与してまいります。
また、アートワークにはコンクリートのアルカリ性に反応する溶液を塗り、型枠材に使用したという歴史を保存し、表現しております。
- 平和どぶろく兜町醸造所(平和酒造株式会社)のオープン
このエリアは、古くは江戸の船着き場として、お酒の荷受けや販売を担う人々が集う場所であり、日本酒の発信拠点でもありました。平和酒造株式会社は、日本橋・兜町茅場町再活性化プロジェクトでかわりゆくこの地で蔵人のクラフトマンシップを伝えたいとの思いから、本店舗を構えることになりました。
当社も、本取組が地方の企業と繋がりながら、モノづくりや地方の魅力を伝える一端を担うような店舗となることを願っております。
- バイオフィリックデザイン
バイオフィリックデザインはparkERsに依頼。全階バルコニーには株式会社ゴバイミドリの里山ユニットを設置し、緑や自然を感じられる設えをセットアップしております。
- 再活性化プロジェクトにおける位置づけ
当社では木質の採用、バルコニーからあふれる緑、1階の店舗賑わいを設えることで、心地よい気持ちで街を歩いていただく一助となれるよう、各種コンテンツを意識してつくりあげています。
今後も渋沢栄一の「コト始め」の精神に寄り添い、新しい価値を生み出し、すべての挑戦が輝く街を目指して、この街ならではの取り組みを進めてまいります。
これまでの本建物のプレスリリース
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/88030/e95cd5c5/9f1b/4b6f/969c/95fb24097f36/140120201210433365.pdf
https://www.heiwa-net.co.jp/news/filedownload.php?name=ca56e9d9d818e48e2760efd92e7f08b7.pdf
https://www.heiwa-net.co.jp/news/filedownload.php?name=bd84c48a00bce5030da67c714f792346.pdf
- KITOKI物件概要
所在地:東京都中央区日本橋兜町8番5号
交通:東京メトロ東西線「茅場町駅」徒歩1分
延床面積:791.95㎡
用途:店舗・事務所
構造:木造ハイブリッド構造(SRC+木造)
規模:地上10階
建築主:平和不動産株式会社
設計・監理:株式会社ADX
施工:株式会社ADX
バイオフィリックデザイン、施工:parkERs
工期:2020年12月~2022年4月
- 日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト 街づくりタグライン
2021年8月に日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト街づくりタグライン「起点であり、輝点となる。」を発表。渋沢栄一のコトはじめの精神に寄り添い、新しい価値を生み出す街を目指して、この街ならではの魅力を創り出しています。当社は、今後も日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトを加速させ、「コト始め=起点の街」の価値と魅力を発信しつつ、日本橋兜町・茅場町がさらなる未来へ向かう人々の情熱の起点となり、すべての挑戦が輝く街を目指します。
- 日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト 街づくりタグラインロゴ
街をつなぐ、黄金色のタスキ
「コト始め」の情熱をつなぐ街として、
人と人、人と街、時代と時代をつないでいく象徴として、黄金色のタスキを掲げ、街づくりにいかしていきます。
黄金色のタスキは、この街のいたるところで自在に形を変えながら、街に訪れるすべての人々を歓迎し、つないでいきます。
- 日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト SDGs(持続可能な開発目標)への取り組み
※その他日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト情報発信サイト
Kontext:https://kontext.jp/
兜LIVE!:https://kabuto-live.com/
FinGATE:https://www.fingate.tokyo/
【本件に関するお問い合わせ先】
平和不動産株式会社 開発推進部
担当:伊勢谷・山中TEL 03-3661-7771
以 上
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