海士町オフィシャルアンバサダー制度、制度開始から1年で加入者300名を突破!
全国各地の多様な仲間とつながり、海士町の挑戦を支える新しい原動力へ

一般財団法人 島前ふるさと魅力化財団(所在地:島根県隠岐郡海士町)が運営する「海士町オフィシャルアンバサダー制度」が、2025年8月末時点で、登録者数が300名を突破。
制度開始からわずか1年で、多様な立場・背景を持つ人々がアンバサダーとして参加し、それぞれの関わり方を通じて海士町が目指す新しい地域経営の形「関係人口経営」を共に推進しています。
背景
海士町は人口約2,300人の離島であり、少子高齢化・人口減少といった全国的な課題の先進地でもあります。一方で、地域の未来は自らの手でつくるという挑戦を重ねてきました。その中で、2024年に始まった「海士町オフィシャルアンバサダー制度」は、町に住む人・通う人・応援する人がローカルの”豊かさ”を体感しながら、新しいまちづくりを共にカタチにしていく仕組みです。
アンバサダーコミュニティをハブとした海士町の認知拡大・来島促進・関係深化を通じて、新たな海士町ファンとデジタルを活用したまちづくりを目指していきます。

成果と特徴
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制度の正式リリースから約1年で、アンバサダー登録者数が300名を突破!
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島内外での交流イベント、プロジェクト、情報発信など多様な活動が実施!
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「住んでいる/住んでいない」を超えて、二拠点での関わり方や、大人の島留学生との共創、DAOの構築・運営など、デジタルも積極的に活用することによて多様な関わり方が創出!
具体的には、大人の島留学生によるプロジェクト報告に対してアンバサダーがアドバイスや伴走支援を行うなど、若者の挑戦を後押しする場面が増えています。
さらに、島内で開催されたお祭りに100名を超えるアンバサダーが来島したことで、これまで人が集まらず踊りに参加できなかった集落も、アンバサダーチームとともに町のお祭りへ加わることができました。
今後は地域住民と関係人口の力との協働が生まれることを通して、地域のお祭りなど文化継承に繋がっていく可能性にも期待しています。


今後の展望
今回の300名突破を節目に、さらに多様な人が関わりやすく、参加した人が「自分の役割」を実感できる仕組みづくりを進めていきます。単に人数を増やすだけでなく、アンバサダー1人ひとりが持つ知識や経験、ネットワークを活かしながら、海士町にとってもアンバサダー自身にとっても新たな価値が生まれる循環をつくることが目標です。
<数値目標>
令和7年度:500名
令和8年度:1,000名
令和9年度:1,700名
令和10年度:2,500名
アンバサダーコミュニティを成長させていくことによって、
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観光として来島する人
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事業に挑戦する人
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地域文化を共に支える人
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AmanowaDAOやデジタル空間の活用し地域貢献活動をする人
など多様な人たちのそれぞれの関わり方を組み合わせることで、海士町の持続可能性を高めていけるような“多層的な関係人口コミュニティ”を形成していきます。
具体的な取り組みとしては、2026年3月開催予定の「アンバサダー総会」をはじめ、島内外での交流イベントやオンラインでの共創プロジェクトを展開。これにより、アンバサダー同士の横のつながりを深め、関係人口同士または地域住民等との共創促進を目指します。
「海士町オフィシャルアンバサダー制度」を起点とした「関係人口経営構想」の実装に向けて、今後も注力して参ります。
海士町オフィシャルアンバサダー制度とは?
「海士町オフィシャルアンバサダー制度」は、海士町に関心を持ち、町を応援したいと考える方なら、住む場所や立場を問わず誰でも参加できる仕組みです。
登録すると、町の最新情報やイベント案内が届くほか、島内外のプロジェクトや交流の場に関わるチャンスが広がります。さらに現在は、AmanowaDAOの活用も進めており、アンバサダーの一人ひとりが意見を出し合い、意思決定や新しい挑戦の共創に参加できる場づくりを進めています。
※Amanowa DAOとは:海士町オフィシャルアンバサダー(関係人口)と、大人の島留学生(滞在人口)を主なDAOメンバーと想定しており、この両者の”海士町を盛り上げることに資する活動”をブロックチェーン上で可視化することによって、その貢献度合いに応じて、”DAO内における意志決定への影響度を高めること”や”貢献度を高めたメンバーしか得られない特典を享受”することができる仕組みとなっています。2025年9月現在、300名以上の海士町の関係人口の方々が、海士町オフィシャルアンバサダー制度へ登録をしており、それぞれの立場から地域とつながり、貢献する活動を行っています。
海士町オフィシャルアンバサダーの声
「はじめて海士町に来た日からもう15ヶ月ほど。海士の挑戦を応援する風土に触れ、もっと関わりたいとアンバサダーになりました。その後お客さん扱いされることもなく、いろんな役割や仕事が渡され…いつのまにか身内になっているのが海士町流!今は海士町での仕事も生まれて、東京と海士の二拠点生活しています。」
(一般社団法人社会実装推進センター 中間 康介)
「海士好きの方と海士のことを話すとさらに好きになります。挑戦する街である海士は、数ヶ月ぶりに行くだけで進化していて、自分も挑戦しなきゃという気持ちにさせてくれます。ゆるいアンバサダーのつながりもあり、東京にいても海士のことを考えられるすてきな取り組みです。」
(ベネッセ教育総合研究所 教育イノベーションセンター主席研究員 庄子 寛之)
各取り組みについて
・海士町オフィシャルアンバサダーについてこちら
・Amanowa DAOについてこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000073479.html
・大人の島留学についてこちら
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