CLTを活用した「プレミアムガレージハウス」環境に配慮した新商品の第一号開発用地を取得
株式会社フィル・カンパニー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:金子麻理、以下当社)は、CLTを活用した「プレミアムガレージハウス」新商品の第一号物件の開発用地を取得したことをお知らせします。
■背景
当社グループは、「まちのスキマを「創造」で満たす。」をパーパスに掲げ、社会課題である「未活性空間の増加」を解決すべく事業を展開しております。また、2023年1月に「サステナビリティ宣言」を策定し、SDGs/ESGの基本方針を定めました。 当社グループの事業を通して、まちの未活性空間をその時代、その場所に合った空間の企画で活性化させていくことにより「住み続けるまちづくり」に貢献することや、環境に配慮した建物を開発することにより「クリーンなエネルギー」の創出に貢献することなど「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献していくことをコミットしております。 当社グループは、環境に配慮した建物開発の一環としてCLTを用いた「プレミアムガレージハウス」の新商品を開発しています。このたび、第一号案件として開発用地を取得しました。本件では、効率的な生産体制の検討や、入居者様および物件購入検討者様への付加価値を検証するとともに、完成後は一部をモデルルームとして使用する予定です。このプロジェクトを通じてCLTの普及を推進し、量産体制の確立を目指してまいります。
■商品開発のポイント
商品開発の段階では、鉄骨造で建築している既存商品において、入居者様から高くご評価いただいているガレージハウスの機能性はそのままに、CLTだからこそ実現できる住環境としての快適性、および環境適応性を付加することを目指しております。また、土地活用をご検討の地主様を含む投資家様にとって魅力的な商品となるようCLTの耐久性や環境適応性等を活かした商品開発を進めております。
ガレージハウスの機能性の例
CLTの耐久性を活かし、広いシャッター開口、車庫内に2台収納できるスペースを実現。
住環境としての快適性の例
木ならではのぬくもりを感じる室内空間を提供。また、CLTの耐久性を活かし、間仕切りの少ない開放的な空間を実現。
環境適応性の例
国産木材CLTを使用することで、木材の需要が増加し、国内の林業や木材産業の活性化に貢献。 また、CLTの耐震性・耐久性により、災害に強いまちづくりに寄与。
計画地概要
物件所在 :神奈川県小田原市
土地面積 :221.30㎡
建築予定戸数:1棟2戸
スケジュール
2024年12月 着工予定
2025年4月 竣工予定
【CLT(Cross-Laminated-Timber)とは】
ひき板(ラミナ)を並べた層を、板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着した大判パネルを示す用語です。CLTは1990年代中頃からオーストリアを中心に発展してきた新しい木質構造用の材料です。
現在では、オーストリアだけでなくヨーロッパ各国でも様々な建築物に利用されています。また、北米やオセアニアでも規格作りや工場生産がスタートしており、CLTの利用は世界各国で急速に拡大しています。(日本では現状世界の1%未満の使用量)
【CLTの特徴】
①優れた耐震性能
②軽量
③優れた断熱および耐火性能
④加工および施工が容易
⑤施工期間短縮可能
⑥地球、環境にやさしい(二次利用含む)
国産材の利用方法としても注目を集めています。
<会社概要>
会 社 名 :株式会社フィル・カンパニー
住 所 :東京都中央区築地三丁目1番12号
事業内容 :「空中店舗フィル・パーク事業」等、空間ソリューション事業
設 立 : 2005年6月
U R L :https://philcompany.jp/(コーポレートサイト)
https://philpark.jp/(「空中店舗フィル・パーク」サービスサイト)
https://premium-garage.co.jp/(「プレミアムガレージハウス」サービスサイト)
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