蘇る神話の舞台で「新春・斎宮奉納薪能」を開催!
~地域の歴史を活かしたコンテンツ×インバウンド需要を見据えた持続可能な観光地域づくりを目指して~
これまでもインバウンド需要を見据えた持続可能な観光地域づくりを目指して、日本の宮中の厄払い行事と百鬼夜行や「平安時代の斎宮」をテーマに斎宮歴史博物館監修のもとプロジェクションマッピングを行うなど様々な取り組みを行ってきました。
本年度は※『幻のみやこ斎宮の「祈り」と「雅」をテーマとした平安文化体験創出事業』に取り組み、文化施設および国史跡斎宮跡の時間外等での活用や企画などを行い、朝から晩まで1日周遊観光ができる体制やプログラムの創出を進めています。
増加するインバウンド観光を見据えた地域資源の再発見
新型コロナウィルス感染症が落ち着きを見せる中、全体のインバウンド消費額は、2023年7-9月期の訪日外国人旅行消費額は1兆3,904億円(2019年同期比17.7%増と回復を見せていますが、東京・京都などに集中しており地方との消費額の格差が大きくあります。
観光庁がインバウンド消費額5兆円・一人当たり消費額25万円を目指すとしている中で、三重県・明和町も魅力・資源(自然、文化、食、スポーツ等)の整理・再構築することでインバウンド需要を創出し、国内外に三重県・明和町を広く認知してもらうための取り組みを進めています。
地域性に根差したコンテンツ作りを目指して
今回上演される能演目「絵馬」は神話に由来し、その舞台は現在の斎宮地区にある神社「竹神社」です。竹神社にも能演目と同じ「絵馬」にまつわる由来が残されており、逸話となった物語が能という形で現代に蘇り奉納されます。
単なるインバウンド需要のためのコンテンツの造成を行うのではなく地域の歴史文化などに根差したコンテンツ造成を行い、様々な体験プログラムを通して国内外への認知度向上を目指してきます。
満足度の高いコンテンツの提供でリピーターの獲得を狙う
2月2日(金)に開催される『新春・斎宮奉納薪能』は、昨年11月に行われた「斎宮奉納薪能」のアンケート結果を元に顧客満足度向上のため、屋外会場(さいくう平安の杜)から屋内会場(明和町中央公民館)へと場所を変更・演目上演前の内容解説・シャトルバスの運行などを新たに用意しました。
また、前回評価の高かったプロジェクションマッピングによる演出は引き続き行います。
一般社団法人 明和観光商社は顧客満足度を上げることで、リピーター率の向上と三重県・明和町への興味関心を引き続けることを狙いに、参加者へのアンケート実施などをこれからも行い、体験プログラムなどを計画していきます。
※『幻のみやこ斎宮の「祈り」と「雅」をテーマとした平安文化体験創出事業』は主導する斎宮文化観光推進協議会(三重県明和町)から委託を受け、一般社団法人明和観光商社が事務局となって運営しています。
【本年度の『幻のみやこ斎宮の「祈り」と「雅」をテーマとした平安文化体験創出事業』取り組みに関するプレスリリース一覧】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000057872.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000057872.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000057872.html
【新春・斎宮奉納薪能】
能の演目の1つ「絵馬」は、現在の三重県明和町斎宮にある竹神社に縁があります。
旧暦の年末にあたる2月2日(金)に、新春の豊穣などを祈って
伊勢神宮に仕えた皇女・斎王の住まわれた歴史と由緒ある、この地にて斎宮奉納薪能を執り行います。
演目解説前の解説付きで開催いたしますので、能が初めての方にもお楽しみいただける内容となっております。
是非、お越しくださいませ。
【あらすじ】
年末(現在の節分)に時の帝の勅使として伊勢神宮に遣わされ、斎宮(現在の三重県多気郡明和町斎宮)にて参拝しました。そして節分(昔の大晦日)の夜、絵馬が掛けられる行事が神社(現在の竹神社)で行われるため勅使はそれを見物してから都へ帰ろうと思いました。
行事が行われるのを神社で待っていると夜中に年老いた翁と婆が参詣しに来ました。
翁は白い馬の描かれた絵馬、老婆は黒い馬の描かれた絵馬を持っていました。
実は白い絵馬は晴れを黒い絵馬が雨を意味し、神社に掛けられる絵馬により、翌年晴れが多いか雨が多いかが分かるというもので、毎年どちらかの絵馬が掛けられていました。
二人は自分の絵馬を掛けると言い争っていましたが、最後に、お互いの絵馬を並べて掛けることにしました。
すると晴れの日と雨の日が半分ずつある年になるようにと祈願することにしたのです。
そして二人は、その様子を見ていた勅使に自分たちは神様だと明かし、夜明けにまた逢おうと言い、姿を消しました。
夜明けに、男神と女神が現れ、そして天照大神が登場しました。三神は舞ながら「天の岩戸隠れ」の様子を再現し、国の繁栄を祝います。
※斎宮(さいぐう、さいくう、いつきのみや):天皇の代わりに、伊勢の神に仕える皇族の女性(斎王)が住むお宮を指す。
【プログラム・演者】
17時00分 開場
17時30分 開演
17時30分~17時45分
演目解説・小島英明
17時45分~18時30分
能演目「絵馬」公演
『配役』
老翁・天照大神 観世喜正
姥 奥川恒成
天鈿女命 石井寛人
天手力男命 中所宜夫
臣下 橋本宰
笛 山村友子
小鼓 後藤嘉津幸
大鼓 河村眞之介
太鼓 加藤洋輝
後見 永島充・金子仁智翔
地謡 駒瀬直也・中森貫太・小島英明
18時30分 終演予定
【申し込み先】
https://saikutakiginou2.peatix.com/
【斎宮奉納薪能 観覧チケット】
新春・斎宮奉納薪能(解説付き)を観覧することができます。(自由席)
※中学生未満のお子様の入場は不可
1枚5,000円 お1人様2枚まで(事前払い込み制)
【キャンセルポリシー】
2024年1月29日(月)以降のキャンセルによる返金対応は致しかねますのでご了承の上、お申し込みください。
○一般社団法人明和観光商社 会社概要
明和観光商社は三重県・明和町の観光資源や地域資源をより効果的に連携させた観光施策を推進する中心的存在として観光地域づくりやふるさと物販、ふるさと納税支援などに取り組む地域DMO&地域商社です。
名称:一般社団法人明和観光商社(DMO 観光庁登録観光地域づくり法人(地域DMO))
住所:〒515-0321 三重県多気郡明和町斎宮3039-2
設立年月:平成31年1月 代表理事:千田 良仁
URL:https://dmo.hana-meiwa.jp/
Email:info@hana-meiwa.jp
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