転んだ時には衝撃を吸収する、普段は硬くて歩ける緩衝フロア「ころやわ®」を、有料老人ホーム「エクセレント神戸」の全居室(49部屋)へ導入しました。
入居者様の転倒に対するリスクや不安を軽減し、安心して毎日をお過ごしいただくための選択肢として、全居室(49部屋※)への「ころやわ®︎」導入が実現しました。※2024年2月1日現在
2024年2月1日(木)、株式会社Magic Shields(本社:静岡県浜松市、代表取締役:下村明司、以下マジックシールズ)が開発・販売している、転倒による骨折・外傷リスクを低減する"歩ける"緩衝フロア「ころやわ®」を、株式会社エクセレントケアシステムが運営する有料老人ホーム「エクセレント神戸」全居室(49部屋)へ導入させていただきましたことをお知らせします。
エクセレント神戸「ころやわ」全居室導入の背景
全居室に「ころやわ」を導入させていただいた「エクセレント神戸」では、開設当初より利用者様が快適に生活できる空間づくり・サポート体制の追求をされていましたが、より利用者様が安心できる環境を作るためにはどうしたら良いだろうと模索されていました。
一般的なベッドサイドマットや見守りセンサーなどの対策だけでは限界があると感じられていた中で、弊社が出展した展示会において、衝撃吸収性と歩行快適性がある「ころやわ」にご興味を持っていただいた施設関係者様よりお声がけをいただき、数部屋への導入を開始。
転倒による骨折リスクの低減が見込めると感じていただき、少しずつ居室への導入数を増やし、2024年1月に全居室49部屋への導入が実現しました。
《エクセレント神戸》は有料老人ホーム三ツ星ガイド2023年度版 関西210選にも選出※されています。
※ 2024年2月1日 現在
■ 施設長様からのコメント
エクセレント神戸 / 施設長 濱田様
介護に携わって約24年の間に、数多くの方が転倒されていることを課題として感じていた中で、何か対策ができないかなと考えていた時に「ころやわ」と出会いました。
当施設には、元気に歩かれる方がたくさんいますが、その方達が転倒によって車椅子生活を余儀なくされる現状がある中で、「ころやわ」は普通の床として使えるだけでなく、「転んだ時にも安心」という点が非常に良いと感じています。
施設ご利用者様からも「転けても痛くない」「歩きやすい」「(床が)明るくなった」といったお声をいただいております。
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https://www.excare.co.jp/
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■ 弊社担当よりコメント
取締役・理学療法士 / 杉浦太紀
「ころやわの価値を感じていただき、全居室へ導入いただけたこと、大変嬉しく思います。全てのご利用者様が居室内で安心して快適にご利用いただけるように、今後のサポートさせていただきます。」
■ 今後の展望
今後は医療機関・福祉施設はもちろん公的施設、一般住宅への本格導入も視野に入れながら、「ころやわ」を通してより安全で安心できる環境づくりを進めていきます。
■ 転倒骨折リスクを低減する新しい床「ころやわ®」
「ころやわ」は、これまで両立が困難とされていた「歩行安定性」と「衝撃吸収性」という2つの性質を併せ持つ、「転んだ時は衝撃を吸収する、普段は硬く安心して歩ける床」です。「ころやわ」内部の可変剛性構造体(メカニカルメタマテリアル)により、一般的なフローリングと同等の歩行安定性を保ちながら、車椅子移動や歩行器、杖をついての移動でも大きく凹まず、その反面、転倒時には衝撃を吸収し、転倒骨折や外傷リスクを低減する事が可能になりました。(特許出願中)
現在、厚さわずか1.2cmの衝撃吸収マット「ころやわマット」と、広範囲への設置、施工が可能な「ころやわフロア」の2タイプのほか、ベッドサイドの安全性を高める「おくだけ ころやわ」、自由に設置範囲をカスタマイズできる「どこでも ころやわ」を医療機関・福祉施設・一部在宅向けに販売、展開しています。
「ころやわ」の特徴は下記の通りです。
■歩行快適性
歩行時の踵やつま先、杖・車いす使用時の沈み込みが少なく、凹まない硬さであり、「歩行時/車いす移動時の快適性」を実現しています。
■衝撃吸収性
椅子やベッドからの転落、車いすへの移乗や歩行からの転倒時などには、大きく沈み込み、大腿骨の骨折リスクを軽減する「衝撃吸収性」を実現しています。転倒時にはフローリングに対して約半分に衝撃を抑え、骨粗鬆症の大腿骨骨折の目安荷重(221kgf)を下回ります。
※ころやわは、株式会社マジックシールズの登録商標です。
■ 株式会社Magic Shieldsについて
株式会社Magic Shields(マジックシールズ)は2019年に設立された、自動車工学と医学をベースに新素材と構造「メカニカル・メタマテリアル」の研究開発、および製造・販売を行うスタートアップです。世界で増加している高齢者の転倒による骨折を減らすため、マジックシールズは転んだときだけ柔らかい「可変剛性構造体」を使った、これまで困難とされていた「歩行安定性」と「衝撃吸収性」の両方をあわせ持つ床材「ころやわ」を開発し、医療機関や福祉施設、一部在宅向けに提供しています。
「すべての人が骨折を気にすることなく、自分の意思で自由に動ける」社会の実現を目指し、転倒にまつわる課題を独創的な技術と革新的な仕組みで解決することを使命としています。
所在地 : 静岡県浜松市中央区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館 B1F・FUSE
代表者 : 代表取締役 下村 明司
設立 : 2019年11月
公式サイト : https://www.magicshields.co.jp
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