『ひのさと48 ビジネスキャンプ開講!』

ひのさと48のある福岡県宗像市・日の里を舞台に参加企業や団体と一緒に事業や商品を開発するセミオーダープログラム

東邦レオ株式会社

グリーンインフラ事業を基盤に、リノベーションやエリアマネジメントなどハード・ソフト両面のまちづくりを手掛ける東邦レオ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:吉川稔)は、企画・運営するさとづくり48プロジェクトを通じて、宗像・日の里を舞台にした、企業や団体向けの視察、研修、事業開発プログラム「ひのさと48 ビジネスキャンプ」を開講いたします。
2021 年5 月、解体予定だった団地棟のうち1 棟を、地域の会話を増やす装置としてリノベーションした「ひのさと48(※1)」がオープン。約1 年間、地域の方々とさまざまな対話をし、おせっかいくらいに深く関わりながら、たくさんの試行錯誤を積み重ねる中で、当初の予測を裏切るおもしろいイノベーションが起こっています。経済の成長が飽和し、価値観や生き方が多様化する時代の中で、企業や行政のあり方にも複雑な変化が求められ、今まさに全国の組織の中でさまざまな試行錯誤がおこなわれています。そんな方々に向けて、ここで得られたプロセスやナレッジを共有することで再現性を示唆し、いっしょに課題に取り組む場をつくることが、広く社会貢献になるのではと考えました。そんな想いで開講するのが、この「ひのさと48 ビジネスキャンプ」です(写真は視察時の様子)。

 

日の里や宗像で生まれたイノベーション!?
試行錯誤の中で活動を推進した結果、予想を超えた結果が起こっています!
私たちが推進する日の里や宗像での取り組みは、一般的な企業や組織の視点からだと「なんでそんなことをやるの?」「なんのためにやるの?」と問われそうな、経済合理性がなく、非効率的に見られがちなモノやコトばかりです。そんなKPI すらも不明瞭な取り組みに対して、プロジェクトファイナンスを組成し、コミュニケーションをデザインしながら、試行錯誤の中で活動を推進してきました。その結果、一般的なセオリーではない、興味深く豊かなイノベーションが生まれています。
団地の一室でクラフトビールを作ったら、世界的賞(インターナショナルビアカップ)を受賞した!
地域の小中学校と街づくりで連携したら、団地壁がクライミングウォールになり象徴が出来た
地域の会話量を増やしたら、周辺の戸建住宅が相場より3 割ほど高い価格でどんどん売れだした!
これら事実をどう捉えるか?私たち自身もまだまだ定量化しきれていない出来事ばかりですが、「ひのさと4 8ビジネスキャンプ」では、そこに至る試行錯誤のプロセスを共有することで、それぞれのプロジェクトでの課題やお悩みに向き合い、突破するアイデアを一緒に考えていくセミオーダープログラムをご提供いたします。

◆ひのさと48ビジネスキャンプ概要
プログラム名
ひのさと48ビジネスキャンプ

プログラム概要
企業やプロジェクトの規模に関わらず、広くご応募頂けるプログラムです。大きくはベースとなる3つのプログラムを通じて「街づくり」、「ものづくり」、「組織づくり」などの目標や課題、お悩みについてファシリテートしながら対話する時間を設けます。さとづくりのプロジェクトの中で得た実践的なナレッジやノウハウ、気付きをシェアし、それぞれの事業に求められる変化にどう活かしていくかを一緒に考え、事業開発や商品開発繋げていくプログラムです。

キャンプ期間
1泊2日の最大48時間 ※参加者によって時間変更あり

キャンプ会場
・ひのさと48(福岡県宗像市日の里5-3日の里団地48号棟)
・宗像ユリックス(福岡県宗像市久原400)
・グローバルアリーナ(福岡県宗像市吉留46-1)

プログラム詳細
プログラム1:「さとづくりのプロセス」を共有する視察
今起こっている結果だけではなく、そこに至った試行錯誤のプロセスを含めて「ひのさと48」をご覧頂きます。運営するにあたって、
1.日の里や宗像をどう解釈して、どんなテーマに落とし込んだか?
2.1実現のため、チームづくり、ファイナンス、運営をどうしたか?
メディアに出ない沢山の失敗談も含めて、お話しさせて頂きます。

プログラム2:個人の「ひっさつわざ」を事業で活かす研修
さとづくり48プロジェクト(※2)では、個人の「ひっさつわざ」をどう活動や事業に活かしていくかを大切にしています。「ひっさつわざ」とは、現状の学校や組織、社会の仕組みの中では必ずしも評価されるものだけではない、それぞれ個人がもつ、その人だけの興味や能力を広く捉える考え方です。組織以前にひとりの人間として自分にはどんな「ひっさつわざ」があるのか。それに対して、どんな意味を見つけられるのか。所属する組織の力で後押し可能か。具体的なプロジェクトを例に上げ、事業への活かし方を共有します。

プログラム3:事業や商品の開発を見据えたパワーミーティング
キャンプで得た環境やナレッジを、みなさまの事業や商品の開発に活用するパワーミーティングを開催します。テーマ別に最適なメンバーをアサインし、課題や目標に対するアイデアを提供いたします。街づくりに限らず、事業変革が必要な様々なテーマを設定します。
※必要に応じて、事前に機密保持契約(NDA)を締結いたします。プログラムを通じて共有された情報やご相談内容がビジネスキャンプ外部に漏れることはございません。

プログラム4:キャンプ終了後のネットワークづくり
受講頂いた皆様それぞれの「ひっさつわざ」で繋がりあう関係ネットワークを構築し、SNSやリアルな場等で関係作りの後押しをします。

届けたい方(お客様イメージ)
・地方創生や、街づくり、不動産開発、エリアマネジメントなどで現状抱えている課題を相談したい方。
・スタートアップや新しいものづくり、サービスの開発で、人の生活や暮らしの中からニーズを捉えたい方。
・組織やチームの立ち上げや運営、メンバーモチベーションなど課題をご相談したい方。
・既存事業の立て直しや、新しい視点で事業を見直し、再建したい方。
・サスティナビリティや、ESG などこれからの社会の中での企業姿勢や発信について考えている方。

受講費用
1名10万円(税別)~ ※キャンプ効果を高めるため3名以上の参加を推奨しています。
ひのさと48への往復交通費・宿泊費は各自別途ご用意下さい。

受講費の使用用途
受講費用の一部(20%)は地域のために活用いたします。
ひのさと48 ビジネスキャンプは、さとづくり48プロジェクトの中で地域の皆さまとの対話の中で得たノウハウや気付きを価値として提供致します。受講を通じて皆さまから頂く費用の一部は、プロジェクトを通じて、日の里や宗像市の環境や風土、文化維持のために、さまざまな形で還元させて頂きます。

申込方法
参加ご応募はQR コードの先にある申し込みフォームに必要事項をご記入の上ご応募頂く形になります。

主催
東邦レオ株式会社

運営協力
西部ガス(株)、(株)ペンギン島、ファウストビート(株)等


地域の生態系こそが社会資産?どう後押しし、活かしていくかが企業活動に求められる時代です。

高度経済成長の中で、人が安心して住まう場所をつくるために日本全国に3000 箇所に及ぶ団地住宅が建設されました。年月が経ち、建てものも住む人も高齢化する中で、それらを利用する数は徐々に減ってきています。日の里団地も同じで、最盛期には2 万人が暮らしを共にしていましたが、今はその半数程度に減少し、空き部屋も増えてきているという状況です。

ただ、そこには、50 年の歳月の中で育まれた文化や関係性など、いわゆる建築的なハード以外の目には見えにくい社会資産があるのではないでしょうか。そんな資産を多様に捉えて、どう後押しし、どう活かしていくか。それがこれからの街づくり、ものづくりに求められる視点や考え方であり、企業や行政など価値を提供する側の姿勢のアップデートにも社会からの期待が集まっています。

しかし、都心の会議室で話をしていてもすでに世の中に存在するありきたりな意見やアイデアが出てくるだけ。都心から離れた人の生活の場所に近いこの環境だからこそ出てくる意見やアイデアがあります。街づくりや地方創生などのクリティカルな業種だけでなく、さまざまな目標や課題を抱えている方々に「ひのさと48 ビジネスキャンプ」をご活用いただければと思います。まずはお気軽にお問い合わせください。

【注釈】
(※1) ひのさと48について
2020年3月に宗像市と関係各社によって連携協定が結ばれ始まったさとづくり48プロジェクト。プロジェクトの活動拠点として、地域の生活利便施設として存在するのがひのさと48で、保育園やクラフトビール醸造所、DIY工房、コミュニティカフェなどがある。https://stzkr.com/

(※2)さとづくり48プロジェクトについて

    

50周年を迎えた宗像市日の里地区の、これからの50年の街づくりに繋げるために、サスティナブルコミュニティをコンセプトに掲げたプロジェクトの総称が「さとづくり48プロジェクト」です。
6つのテーマ(カルチャー、ワーク、エデュケーション、モビリティ、フード&エネルギー、リロケーション)をベースに様々なプロジェクトや事業を立上げ、社会システムの再構築を目指しています。
これまで、地域応援・地産地消型ブリュワリー「ひのさとブリュワリー」、中学生のアイデアを実現し、団地の可能性を高めた「団地クライミング」などのプロジェクトを立上げています。

【会社概要】東邦レオ株式会社 (大阪市中央区上町1-1-28)
代表取締役社長:吉川稔

植物や樹木だけでなく、ライフスタイルや働き方、まちのあり方、環境への姿勢など広義の意味での「グリーン」を軸に事業を展開。都市におけるオフィスやマンション・団地、商業施設など、人々が過ごす空間を対象として、ハードとソフト両面からまちづくりに技術力と編集力を提供。計画からデザイン・施工・イベントの企画運営を通じたコミュニティづくりまでを一貫して手掛けます。

ニュースソースとしてご活用いただければと存じます。
お問い合わせやご取材の依頼もお待ちしております。
 

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会社概要

東邦レオ株式会社

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URL
http://www.toho-leo.co.jp
業種
建設業
本社所在地
大阪府大阪市中央区上町1-1-28
電話番号
06-6767-1210
代表者名
橘 俊夫
上場
未上場
資本金
3億540万円
設立
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