日本テトラパック、文部科学省選定教材「地球環境のためにできること〜ある牛乳パックのひみつ〜」今年度も全国500校に無償配布予定

~教育現場から「子どもたちの意識が変わった」「関心をひきやすい」と高評価~

日本テトラパック株式会社

食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック株式会社(東京都港区、代表取締役社長 ニルス・ホウゴー、以下「日本テトラパック」)は、同社が制作した環境教育教材「地球環境のためにできること〜ある牛乳パックのひみつ〜」を、今年度も全国の小学校500校に向けて無償提供します。

本教材は2024年に文部科学省選定教材として認定され、昨年度は全国499校から申し込みを受けるなど高い関心を集めました。新学期のタイミングにあわせて新たに500校への配布を予定しており、2025年4月30日より申し込み受付を開始します。

「地球環境のためにできること~ある牛乳パックのひみつ~」の教材セット(左から:動画教材(DVD)、児童用冊子、教師用手引書)

■ 実際に活用した学校の9割以上が「とても良かった」「良かった」と回答

2024年度に申し込みいただいた学校を対象にしたアンケートでは、9割以上が「とても良かった」「良かった」と回答し、教材に対する以下のようなコメントが寄せられました。特に以下の3つのポイントで高い評価が寄せられました。


1. 教材が理科の学習指導要領や単元に合っている

  • DVD・冊子・教師用手引きの3点セットで構成されており、非常に使いやすかった。

  • 6年理科の『地球に生きる』単元の導入に使用した。内容が単元と合致している。

  • 動画の内容がよくまとまっていて、理科の学習で学んだことを活かし、環境について学べる構成になっていた。

2. 牛乳パックやリサイクルを通じて環境問題を自分ごととして捉えられる

  • サトウキビ由来の容器の話に児童が驚いていた。日常と環境のつながりを実感。

  • 身近な牛乳パックを題材にしていたため、自分ごととして考えることができた。

  • 牛乳パックという児童にとって身近な題材で興味関心を高め、その後パンフレットを見直すことで、人が環境に与えている影響について考えることができた。

3. 子どもたちの行動変容や意識の変化につながった

  • 牛乳パックのリサイクルを初めて知り、児童の興味や意識が高まった。

  • SDGsや環境問題に対する関心が深まり、自ら調べる子もいた。

  • 映像と資料を見て児童が取り組みに感動し、「ボンスクロマークを探そう」という声が上がっていた

昨年実施された模擬授業の様子

詳しくはこちら:2024年12月19日 さいたま市立美園北小学校(埼玉県) 日本テトラパック模擬授業 | 紙容器とリサイクル、環境について学ぼう!

■ 教材提供の背景と目的

日本テトラパックは、飲料および食品用紙容器の製造メーカーとして、学校給食用の牛乳パック「テトラ・ブリック®」を全国の小・中学校へ提供しています。2023年3月より「テトラ・ブリック®」のコーティングに化石由来から植物由来(サトウキビ)のポリエチレンを使用した新包材の製造が可能になったことで、同容器の再生可能資源比率は77%から99%まで高まり、年間で約1,100トン(※)の化石由来プラスチックの削減を実現します。

 本教材では、子どもたちにとって自分事として捉えることが難しい「地球温暖化」の原因や影響をわかりやすく解説するとともに、同社の取り組み事例として、学校給食の牛乳パック(テトラ・ブリック®)が地球環境を守る「ひみつ」を紹介します。子どもたちにとって身近な給食の牛乳パックを題材とすることで、地球環境を守るために、日常生活の中で自分自身がどのような行動ができるかを考えるきっかけを提供します。また、「12.つくる責任、つかう責任」といったSDGsにも関連づけて学びを深めることができます。

※ テトラパックの学校給食用テトラ・ブリック®紙容器の包材を全て植物由来のポリエチレンに変更した場合の想定値(当社調べ)。


■ 教材内容と学習効果

本教材は、学校給食の牛乳パックに隠された「地球環境を守るためのひみつ」について、「テアリー」というキャラクターと一緒に探っていくストーリーです(約12分)。小学校6年生の理科単元「生物と環境」に対応しており、子どもたちにとって身近な「給食の牛乳パック」を題材に、地球温暖化や再生可能資源、リサイクルといったテーマについて、SDGsと関連づけながら学べる内容になっています。

教材構成:

  • 動画教材(DVD:約12分)

  • 児童用冊子(B5版/12ページ)

  • 教師用手引書(A4版/8ページ:授業計画、ワークシート等)

学習内容の一例:

  • 地球温暖化の原因と影響

  • 再生可能資源としての植物由来ポリエチレン

  • 牛乳パックの製造工程とリサイクルの仕組み

  • 日常生活における環境配慮の行動提案

注意事項:

本教材は、植物由来ポリエチレンを使用したテトラパック製の学校給食の牛乳パック(テトラ・ブリック®)を題材としています。小学校に提供されている牛乳パックが本容器に該当するかどうかご不明な場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

*動画教材(DVD)の内容は、以下HPでも視聴可能です。

https://schoolmilk-project.com/document/#page-scroll04

■ 教材の申込方法・問い合わせ先

  • お申込み先/お問い合わせ先:

    (株)放送映画製作所内「理科教材事務局」

    (TEL)03‐5544‐9455 (FAX)03-6225-2283 (メール)edu@hosoeiga.com

  • 申し込み方法:FAXまたはメールにて、必要事項を記入の上お申し込みください。

  • 必要事項:

    学校名、ご担当者名(先生名)、児童用冊子の必要部数、送付先住所、電話番号、FAX、メールアドレス(任意)

  • お申込み期間:2025年4月30日(水)~7月31日(木)または先着500校

  • 注意事項:数に限りがあるため、先着順で定数に達した時点で終了となります。お届け時期はお申込み受付後、約2週間です。

■ 環境教育のさらなる広がりへ

日本テトラパックでは、本教材の配布に加え、出前授業の実施や特設サイトの運営を通じて、紙パックとリサイクルを楽しく学べる機会を提供しています。今後も身近な「給食の牛乳パック」を通じた環境教育を通じて、次世代の地球を担う子どもたちの意識啓発に取り組んでまいります。

特設サイト:https://schoolmilk-project.com/

■ テトラパックについて

テトラパックは、1951年にスウェーデンで誕生した食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全で栄養価の高い食品を提供しています。世界中に24,000名以上の従業員を擁するテトラパックは、食品をどこでも安全に入手できるようにすることを約束し、「大切なものを包んでいます (PROTECTS WHAT’S GOOD) ™」というモットーのもと、食品、人々、そして地球を守ります。テトラパックは、テトラパックグループの商標登録です。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。
ウェブサイト:https://www.tetrapak.com/ja-jp

日本テトラパックは、2025年大阪・関西万博 北欧パビリオンのプラチナスポンサーに就任しました。2025大阪・関西万博では、持続可能な食品包装を通じて、食品ロスの削減や食品安全性の向上を目指すテトラパックの取り組みや、紙容器のリサイクルや学校給食における活動などを紹介します。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。

特設ページ:https://www.tetrapak.com/ja-jp/campaigns/expo2025

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会社概要

日本テトラパック株式会社

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URL
https://www.tetrapak.com/ja-jp
業種
製造業
本社所在地
東京都港区元赤坂1-3-13 赤坂センタービルディング16F
電話番号
-
代表者名
アレハンドロ・カバル
上場
未上場
資本金
-
設立
1962年10月