北山杉を活用したオフィスエントランスが完成
「建築物等における北山杉の利用促進協定」に基づく取り組み
ナイス株式会社(本社:横浜市鶴見区、社長:杉田 理之)はこのほど、京都市をはじめとする6者とで昨年8月に締結した「建築物等における北山杉の利用促進協定」に基づく取り組みの一環として、一般社団法人サステナブル経営推進機構(本部:東京都千代田区、理事長:石田 秀輝)が1月に拡張移転したオフィスにおいて、北山杉を用いたエントランスウォールの監修などを行いました。
同機構のエントランスウォールは、京都北山地方の森をモチーフにしたデザインで、そこから産出される北山丸太をそれぞれ異なる大きさで挽き割った板材を用い、北山地方特有の育林方法である「台杉仕立て」を表現しています。北山丸太のうち、磨き丸太や天然出絞丸太、小丸太、面皮柱などの製品を使用しており、それぞれの木肌の様々な表情が楽しめます。また、同オフィスでは北山杉の枝を活用したコートハンガーや北山杉を用いた椅子、多様な丸太紹介用オブジェなどが採用されています。
当社は引き続き、本協定に基づき、住宅・非住宅分野における北山杉の活用の推進を通じて、北山杉の利用促進に努めてまいります。
- コメント
お客様をお迎えする新オフィスのエントランスデザインに「持続可能な発展」をイメージした素材として再生可能な「木」を登用しようと考え、600年の伝統技術と文化を伝承する「北山杉」に出逢い一目惚れしました。
天に向かって「すくすく」、「まっすぐに」に成長したその木肌や年輪は、厳しい環境下にあっても様々な社会課題に果敢に立ち向かう当機構の逞しさを表現することができました。来訪されるお客様からも、描かれた京都北山の里の 風景から「『心豊かな未来』が見えるようですね」と素敵なコメントをいただいております。
- 一般社団法人サステナブル経営推進機構のオフィス
- 600年もの歴史を誇る、北山杉
- 建築物等における北山杉の利用促進協定 概要
協定締結日:2022年8月23日
有効期間:協定締結日から2026年3月末まで
協定締結者:
<北山杉の利活用者>株式会社内田洋行、三井住友信託銀行株式会社、菊池建設株式会社、 ナイス株式会社
<北山杉の生産者>京都北山丸太生産協同組合、京北銘木生産協同組合
<行政>京都市
- 北山杉の利用促進に向けたナイス㈱の主な取り組み
京都市に当社が保有する「ナイス京都北山の森」(50.5ヘクタール、2012年取得)において、天然絞り丸太用をはじめ、伐期を迎えた立木の製品化を進めるなど、森林資源の活用及び価値向上を図っております。
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