通信エリアが広がる、デジタル簡易無線機(免許局)用中継装置を新発売。
無線通信機器のアイコム株式会社(大阪市平野区、代表取締役社長 中岡洋詞、東証プライム)は、デジタル簡易無線機(免許局)用中継装置<IC-RP6300CR>を2024年8月末に新発売します。
近年、デジタル簡易無線機の利用者数の増加に伴い、総務省より2023年度(令和5年度)からデジタル簡易無線機の利用チャンネル数を増波する法令が施行されました。
新たな法令では、デジタル簡易無線機(免許局)において、中継装置を経由し運用できる中継局専用チャンネルが新設されています。これにより、中継装置の使用が可能となり、デジタル簡易無線機をより広範囲で利用することができます。本製品は、新設された中継局チャンネルを利用した中継装置となります。
<おもな特長>
◆増波対応のデジタル簡易無線機<免許局>の通信距離を約2倍に拡張
中継装置を使用することで、増波に対応したデジタル簡易無線機<免許局>の通信距離を約2倍に伸ばすことができます。従来、カバーしきれなかった広範囲エリアや、地下・地形による不感地帯での運用が可能です。
◆アンテナ1本でシステム構築できるデュプレクサが付属
IC-RP6300CRには、デュプレクサが付属しています。アンテナ1本でシステム構築ができ、中継装置の設置も安易になりました。
<発売時期/価格>
2024年8月末/オープン価格
<製品概要>デジタル簡易無線機(免許局)用中継装置
●機種名:IC-RP6300CR
●外形寸法:(本体)483 .0(W) × 88.0(H) × 260.0(D) mm
(付属デュプレクサ) 317.0(W)×72.0(H)×268.4(D)mm(突起物を含む)
●重量:(本体)約5.7kg / (付属デュプレクサ)約5kg
●チャンネル数:TX 10チャンネル / RX 10チャンネル
●送信出力:5W
●付属品:デュプレクサ/同軸ケーブル/電源ケーブル/ハンドル
・アイコム、ICOM、ICOMロゴは、アイコム株式会社の登録商標です。
・定格・仕様・外観等は改良のために予告なく変更することがあります。
<アイコム株式会社について>
アイコム株式会社(https://www.icom.co.jp/)は、東証プライム上場(6820)の無線通信機器の総合メーカーです。1954 年の創業以来、陸上業務無線機器をはじめ海上無線、航空無線、衛星通信、ナビゲーション機器、受信機、IP ネットワーク、アマチュア無線にいたるまで信頼性の高い製品を世界中に提供しています。アイコムの製品は、官公庁、公益団体、流通、空港、船舶、警備業、小売業など様々な分野で使用されています。
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