ジオフラ、やまと社会インパクト投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資を実施

~テクノロジーとエンターテインメントの力で地域経済の活性化を推進~

ジオフラ株式会社

「テクノロジーとエンターテインメントの力で人の心を動かし、すべての場所に人が集まる理由をつくり、地域の未来を明るくする」をパーパスに掲げるジオフラ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 社長執行役員CEO:尾崎雄一、以下ジオフラ)は、やまと社会インパクト投資事業有限責任組合(運営:南都キャピタルパートナーズ株式会社、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ)を引受先とする第三者割当増資を実施しました。

本増資により、当社が運営するおでかけエンタメアプリ「プラリー」の事業を更に加速するとともに、日本全国の地域経済・地方経済の活性化への貢献を推進してまいります。

背景とこれまでの取り組み

ジオフラは、地域課題の解決に寄与する「やまとインパクト投資プログラム」において、奈良市の観光課題をテーマにした実証プロジェクトで最優秀賞を受賞しました。

奈良県では観光客数が多い一方で、一人あたりの観光消費額が全国平均を下回る課題があり、ジオフラはおでかけエンタメアプリ「プラリー」を活用して、デジタルスタンプラリーによる周遊促進の仕組みを発案しました。

「ならまち」エリアを舞台に、観光体験とカプセルトイを組み合わせた施策を実施。鹿をモチーフにした限定キーホルダーを入手できる仕掛けを導入し、地域17店舗との連携で来訪と購買を促進しました。

結果として、参加者の8割以上が「ならまち」を訪問する予定がなかったというデータが得られ、新たな人流を生み出すことに成功。地域全体の観光消費額向上に寄与した点が高く評価されました。

今後はこの成功事例をもとに、インバウンド需要を見据えた奈良県内での継続的な取り組みや、他地域における地域課題の解決に向け、地方創生の活動をさらに展開していきます。

増資実施の目的

今回の第三者割当増資により、以下の目的を推進してまいります。

1.やまと地域の課題を解決し、「プラリー」事業の奈良県におけるサービス活用を促進するための、さらなる拡大と機能強化

地域観光や商業施設など、あらゆる「移動と体験」をつなぎ、オンラインとオフラインの行き来による人の流れを創出するOMOエンターテインメントを活用するプラットフォームとして、テクノロジーとエンターテインメントの力を積極的に用いながら、人の心を動かすような取り組みを進め、すべての場所に人が集まる理由をつくり、地域の未来を明るくすることを目指します。観光資源を十分に活かす開発ができていないという奈良の課題を受け、さまざまな観光スポットをつなぎ、人流を創出する観光コンテンツとして今後は常設でアプリと連動したカプセルトイ「プラポン」を駅や商業施設に設置するデジタルスタンプラリーの拡大や、地場産業との日常接点のきっかけづくりとなるリテール企業等に向けた独自コースの設定など、毎日の移動、歩数、チェックインがご褒美となるポイント連動機能を拡充し、顧客接点を強化・構築する仕組みの開発を強化します。

2.地域経済活性化モデルの全国展開

奈良県における取り組みによる実証成果や経験を生かし、各地域の社会的また文化的な特性や背景、課題を考慮し、観光資源や伝統工芸等を生かした高付加価値体験を提供し、地方自治体・交通事業者・商業施設との連携を強化し、全国各地の地域経済圏の発展に貢献します。持続性がある取り組みを目指し、地域における雇用の促進や、観光客の誘致、観光資源化、コンテンツ作成、商品開発などを展開し、社会インフラとなる機能を強化・実装していきます。

3.社会的インパクトの最大化

エンターテインメントを通じた「地域とのつながり」を創出し、奈良県において観光客が回遊する仕組みの創出・観光資源を生かした活性化などを通じ、観光消費額を最大化する持続的な観光循環モデルを構築します。また、リテール業界におけるデジタル・トランスフォーメーションを促すソリューション提供や移動に関連するビックデータ分析やCRM活用へのコンサルティング活動を通じて、新たな価値の創造を目指します。

「やまと地域課題デザインマップ」より、奈良県内でジオフラが共創して目指す課題エリア

参考:やまと地域課題デザインマップダウンロード

投資家コメント

やまと社会インパクト投資事業有限責任組合 

無限責任組合員 南都キャピタルパートナーズ株式会社 代表取締役社長 堺 敦行氏

「やまとインパクト投資プログラム」で共に汗を流してきたジオフラ社。その真剣さと、結果への執念はまさにスタートアップの模範です。ビジネスモデルはもちろんのこと、ディスカッションやフィールド活動で課題に直面するたび、即座に見直し、絶対に成果を出そうと取り組む姿勢、その原動力となるバイタリティに心を打たれ、この度出資を決定いたしました。

これから地域課題解決に向けた取り組みをジオフラ社と共に行い、その成功事例を全国へ、そして世界へとダイナミックに展開してまいります。協業を通じ、社会に大きなインパクトを生み出す未来にご期待ください。」

無限責任組合員 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ 代表取締役社長 青木 武士氏

「ジオフラ株式会社の取り組みは、地域の社会課題に対する一つの福音であり、奈良での実証においても極めて高い成果を上げています。尾崎社長の「移動を発見と感動の体験へと変える」という理念、そして地方の魅力を再発見し、人と人をつなぐ持続可能なモデルを築こうとする姿勢に、深い共感を抱いています。やまと社会インパクトファンドとしても、やまと地域の課題解決に資するこの意義深い挑戦に伴走し、ジオフラ社が描く「地域の魅力がめぐり、人が動き、つながる世界」の実現に向け、共に挑戦を続けてまいります。」

ジオフラ株式会社 代表取締役社長 社長執行役員CEO 尾崎 雄一のコメント

「私たちは”移動”を単なる手段ではなく、”発見と感動の体験”へと変えていきたいと考えています。地方には多くの魅力がある一方で、地方創生にはさまざまな課題が存在します。当社は地域に根ざした持続可能なビジネスモデルをさらに深化させ、一人ひとりの移動が地域の魅力を再発見し、人と人をつなぐきっかけとなるよう、事業を拡大しながら挑戦を続けていきます。この度は、やまと社会インパクト投資事業有限責任組合の皆様とのご縁をいただき心より感謝申し上げます。当社として奈良県ならではのプロジェクトを推進し、奈良県の地域活性化に貢献してまいります。」

おでかけエンタメアプリ「プラリー」について

「プラリー」は、位置情報を活用して日常の移動を“楽しい体験”に変えるエンタメアプリです。

アプリ上でデジタルスタンプラリーやポイントを通じて地域を巡り、チェックインやカプセルトイなどの体験を提供します。2023年12月に提供を開始し、現在性別や年齢に偏りのない幅広い世代のユーザーに月間数十万人規模で利用されています。

https://www.prally.com/

ジオフラ株式会社について

ジオフラは、「Moving Entertainment  すべての移動を、新しい発見と感動に。」を掲げ、 「移動」が生み出す経済効果を最大化し、地域の持続的な発展に寄与したいと考え、2023年3月に創業しました。テクノロジーとエンターテインメントの力で人の心を動かし、すべての場所に人が集まる理由をつくり、地域の未来を明るくするというパーパスのもと、すべての移動が新しい発見と感動に変わる世界をつくり、デジタル体験とリアル体験の融合で、新しい価値を生み出し続けるというビジョンを掲げています。これまで多くの地方自治体や法人・企業とのコラボレーションを実施し、地域における人の移動を活性化させ、実際に足を運び、そこでしか得ることのできない価値を創造することで、日本経済、地方経済、地域経済の発展に貢献しています。

・社 名:ジオフラ株式会社

・代表者:代表取締役社長 社長執行役員CEO 尾崎 雄一

・本 社:東京都千代田区丸の内二丁目六番一号

・事 業:フィジカル空間における人流を活性化させるプロダクトの企画・開発、地方創生に係る事業

・H P:https://corp.geofla.com/

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会社概要

ジオフラ株式会社

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URL
https://corp.geofla.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビルディング
電話番号
-
代表者名
尾﨑雄一
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2023年03月