【オリコン】学術的研究分野へデータ提供発表、専門サイトも同時に公開!
約100産業、累計190万人から集計した、国内最大規模の調査データを順次公開へ
株式会社oricon ME(本社:東京都港区、代表取締役社長:小池恒)は、本日3月7日(木)、明治記念館にて開催した「2019年 オリコン顧客満足度アワード授賞式」において、同社が2006年より実施している「満足度調査」のデータを、学術・研究目的の利用を対象としてデータを無償で公開することを発表。専門サイトも本日オープンいたしました。
「学術向けデータ公開 専門サイト」
https://cs.oricon.co.jp/data/academic/当社は2006年より“見えない満足を可視化する”をコンセプトとして、実際にサービスを利用したことのあるユーザーを対象に、商品やサービスにおける顧客満足度調査を行ってまいりました。これまで約100の産業について累計198万人に回答を得ており、日本最大規模の調査データを保有しております。
今後、このような純度の高い調査データを学術的な研究分野へ提供することで、新たな技術・サービスの発展、ビジネスチャンスの創出など、社会貢献を果たしてまいりたいと考えております。
<学術向けデータ公開 専門サイト PC画面イメージ>
提供開始時期については2019年夏頃予定。まずは2016年以降の調査データから提供を開始し、準備ができ次第、順次公開してまいります。またデータ分析のコンペティションや、データ活用のセミナーや勉強会などの開催も予定しております。「オリコン顧客満足度」の認知・普及を促進していきます。
【専門家によるデータ提供についてのコメント】
データ分析というスキルを身につける上で一番いい方法は、魅力的なデータをたくさん実際に自分の手で分析してみることです。私がデータ分析のスキルを身につけられたのも、21才の頃から毎週のように新しいデータに出会い、様々な手法での分析結果を様々な相手に届けてきたからでしょう。この度オリコンから生のデータが公開されることで、たくさんの人々が今よりデータサイエンススキルを向上させる機会に恵まれることでしょう。
~統計家・株式会社データビークル代表取締役 西内 啓~
近年、ビジネス、行政、医療、スポーツなど様々な分野で、大量で多様なデータを分析し、そこから価値のある情報を得て、成果につなげていることを目指しており、そのための研究が盛んに行われています。一方、情報技術、統計解析、対象領域などの知識・スキルを統合して、目的指向のデータ解析を実践できる人材育成やその仕組み作りが課題となっています。研究・教育機関において、そのような課題に取り組むためには、現場のリアルなデータが必要不可欠ですが、実際は、このようなデータを入手することが難しい状況です。
オリコンが調査する顧客満足度調査は、調査を行っている産業数、対象としているサービス数、調査サンプルの点で日本最大級の調査です。オリコンによるアンケートデータの提供は、サービスマーケティングや統計学・データサイエンス等の研究の発展に寄与し、理論と実践のための教育を可能とします。さらには、データ提供の取り組みは産学連携研究を促進させ、オリコンの顧客満足度調査・分析に関連する技術力向上にもつながることが期待されます。
~慶應義塾大学理工学部教授 鈴木 秀男~
<オリコン顧客満足度とは>
オリコンが独自に行っている顧客満足度の調査およびその結果を示した指標です。情報・サービスが世に溢れる中、この指標を公開することで、生活者にとって本当に価値あるサービスの選択を容易にすること、そして、それらを提供する企業の成長に貢献することを目指しています。
■学術向けデータ公開 専門サイト
https://cs.oricon.co.jp/data/academic/
■オリコン顧客満足度
https://life.oricon.co.jp/
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